自然の猛威
台風17号の影響は明るいうちは何事もなく、予報進路でも熊本地方は暴風圏内に入るかどうかのレベルでした。
しかし、進路がやや東寄りに変わり、熊本地方は20時頃から暴風圏内に入ったようで、強烈な風が吹き荒れています。
九州人は、毎年の台風襲来に慣れてしまっていますが、台風の大きさより強さを気にします。
17号は中心気圧が975hPaといわゆる並みの勢力だったことと予報進路が西寄りだったため、今回は台風準備を全くしていませんでした。
しかし、こうした油断は禁物だと今更ながら分かってしまいます。
21時になると家が揺れるほどの強風が吹き荒れ、外ではゴーゴーと不気味な音が響いています。
電気も時折、切れそうな感じで、ちらついていますが、今のところ停電までには至っていません。
慌てて窓のシャッターを下ろし、湯船に停電に備えて水を貯めました。
風は息があるかのように、小やみになったかと思うと、急に強風になり、屋根瓦でも吹き飛ばされるのではと心配しています。
隣家の屋根瓦が飛んでくると、窓を破られ、そうなると抑えるものがないため、どうしようもなくなります。
場合によっては、破れた窓から強風が吹き込み、屋根そのものを吹き上げてしまう恐れもあるのです。
現在は22時30分ですが、まだまだ強風が収まる気配はありません。
早く時間が過ぎてくれないか祈るのみです。