三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

前半は名前負けする

 今日は私のホームコースである「あつまる阿蘇赤水ゴルフ倶楽部」のオープンコンペに参加してきました。

 来週の日曜日にクラブ選手権があり、エントリーしているため、コースに慣れようと思っての参加でしたが、前半は苦戦し、後半は我慢して大崩れまでは避けられました。


 今日も予約なしの飛込で行き、玄関先で出会った支配人から「今日は誰と一緒ですか?」と尋ねられ「1人です。飛込でも大丈夫でしょうか?」と尋ねたら「たぶん、大丈夫だと思います」と返事があり、一安心でした。
 もし、ラウンドができないようだったら午前中は練習グリーンやバンカー練習場で練習をしようと思っていましたが、支配人からの大丈夫という言葉があれば、間違いなくラウンドできるはずで、チェックインして準備をしました。

 スタート室に行く前に壁に貼られた先週の月例の結果を確認したら、残念ながら4位という結果でしたが、ベスグロ賞はゲットできていて、帰りにフロントで賞品になるJCBギフト券を渡してくれました。
 ちなみに4位の賞品は5千円分のギフト券で、ベスグロ賞は3千円分だったので、6千円余りの料金を支払ってもお釣りがくるもので、ラッキーというものです。

 いつものようにバンカー練習をしたのちにアプローチ練習場に向かい、そこで顔見知りの上級者と「心」についてとても役立つ話を聞かせていただきました。
 この件については、改めて日記に書く予定ですが、なるほどというもので、そうなっていない自分を顧みて、少しでもそうした心境の位置に立てればと思いました。

 アプローチ練習を終えてパター練習場に向かおうとしていたところ、研修会長から「今日は誰と?」と声をかけられ「1人です」と答えると「自分たちは2人だから、そこに入れ!スタート室に言えばいいから」と誘ってくれ、スタート室に言いに行こうとしたらすでにバックがカートに積み込まれていました。
 それで「もう乗せてありました。また今度お願いします!」と叫んで自分のカートに使っていたクラブなどを収納していたら、同伴者になる方が近寄ってきて「よろしくお願いします」と声をかけられました。


 どこかで見たような人だなと思いましたが、思い出せず「よろしくお願いします。メンバーの方ですか?」と尋ねると「メンバーですが、最近は日曜などには来ずに平日にいくつかの会に入っていてそれでラウンドしています」と答えがありました。


 カートにあるナビのスコア入力欄にある氏名を確認したら、記憶のある名前だったのです。
 ちょうど私が20年ほど前に赤水に入会し、1年後に研修会に入りましたが、その頃インタークラブの代表になっていた上級者だったのです。
 研修会などでもお見掛けしていて、何度か一緒にラウンドしましたが、その頃の私はHDCP13程度で、その方は「5下」というもので全く相手にはならない「雲の上の存在」的な方でした。


 同じように以前に入会した頃のクラチャンとも一緒になり、名前負けした記憶がありますが、どうしても初心者の頃のイメージが残り、気後れしてしまうのです。
 ただ一度でも一緒にラウンドしてみれば、所詮アマチュアでもあり、そんなに現状は変わらないことが分かりますが、やはり一度持ってしまった「畏敬の念」というものは、消し去るまで残っているのです。


 その上、今日はなぜか2サムでのラウンドになり、マッチプレーのように相手を見てしまい、最初のホールでロングパットを決められ、ますます名前負けしたままの状態で進行してしまいます。


 インスタートの10番400yパー4はドライバーショットは当たりましたが、フェアウェーから前回は右に外したため8Iでセンターを狙ったら、今度は引っ掛かり左に外し、アプローチは2m弱に寄せ、相手のアプローチは10mほどが残っていましたが、そのパットをねじ込んできたのです。
 それで動揺してしまい、自分のパーパットを外すボギースタートでした。


 11番145yパー3は相手はグリーン右という定番の位置に刻み、私はアイアンショットがやはり引っ掛かって手前のバンカーインでした。
 私のバンカーショットも相手のアプローチも共に1mほどに付き、私のパーパットは入ると確信したものが右を抜けてしまうボギーでした。
 相手はもちろん沈めパーゲットで、これで完全に「やはりこの人は上手い」と思い込んでしまいます。


 12番420yパー4では動揺したままティーショットに臨み、ルーティンさえも忘れて打ってしまい、チョロって手前の池に打ち込んでしまいます。
 こんな池に打ち込んだ記憶などないのにと思いながら、打ち直しを選択し、今度はフェアウェーでした。
 しかし、セカンドのU4のショットは右に飛んでバンカーインになり、相手は右ラフに打ったものをフェアウェーに戻した3打目を同じバンカーに入れました。
 私が先に距離のあるバンカーショットを52度で打ってピンの手前3mに付け、その後に打った相手のバンカーショットは7mが残りましたが、またこのパットを先に沈められボギーとされ、私は外すトリプルになりました。


 これでスタートの3ホールで5オーバーとなり、今日はこの調子でいくと90叩きもあるなと考え、相手は気にせず、とにかく自分のゴルフをしようと考えました。


 13番347yパー4は幸いドライバーが当たり、残り90yになるナイスショットでした。しかし、当初フォローと思って52度を持っていましたが、アゲイントになったように感じ50度に持ち換えショットしたら、ピンを大きくオーバーして奥にオンでした。 
 やはりフォローだったようですが、なぜアゲインストに感じたのか自分でも不思議でしたが、ここは下りの10mのパットは思ったより転がらないことを知っていたので、しっかりヒットしてカップ右に止まり、やっと今日初のパーになりました。


 14番498yパー5はUTで打ち、セカンドはU4でフェアウェーに運びましたが、3打目を8Iでまた引っ掛かってしまいます。
 左ラフからのアプローチは上手くピンに絡み、50cmを入れてパーになりました。


 15番367yパー4はドライバーショットが左に飛び、フェアウェーの右から左への傾斜もあり、わずかにラフに入っていました。
 U6のセカンドは当たらずに出ただけで、フェアウェーから残り80yをピンの手前5mにオンでしたが、このパーパットをダフってしまい、2パットのボギーになりました。


 16番178yパー3はU6でピンの左手前のエッジで、パターで6mを狙いましたがわずかにカップ右を抜けパーに終わりました。


 17番353yパー4はドライバーショットは左目のフェアウェーでしたが、先に相手が残り180yをウッドでピンのある上の段までナイスオンしたのを見て、力が入ってしまい、9Iのショットを右に押し出してバンカーインでした。
 バンカーショットは厚めに入り、エッジにショートし、52度で1mに寄せてどうにかボギーでしたが、相手は見事にバーディーをゲットされます。


 18番506yパー5はドライバーショットは当たって、フェアウェーからの6Iで池手前に刻みましたが、左に飛んで木越えの100yが残ります。
 PWで木の上を越えましたが大きく、奥のラフにオーバーし、52度のアプローチは下り傾斜を止まらず3m転げましたが、上りをしっかりヒットしてパーゲットでした。


 前半のインは、4ボギー・1トリの7オーバースコア43で14パットでした。パット数は少なかったのは、ショットが悪かったためでショットが良ければもっと増えていたはずです。
 同伴者は前半は1バーディー4ボギーのスコア39でした。

(これで880円という安さです)


 昼食休憩が入り、レストランに行くと、数人の顔見知りの方から「ベスグロおめでとう!」と声をかけられます。
 月例の結果を見られたようで、4位という順位よりもベスグロに対しての称賛だったようです。
 昼食は、前回同様にアジフライ定食を頼みましたが、今回は食べる前に撮影することを忘れませんでした。
 手作りのアジフライは身がふっくらとして美味しいものです。これで料金が880円というリーズナブルなもので、しばらくは毎回アジフライにしようと思っています。

(矢部CCの冷食のアジフライではなく、片身の肉厚な鯵をフライにしてあります)


 後半は、次の選手権のラウンドを意識して、ミスしても良いから逃げないゴルフをしたいと思って1番に向かいました。

(杵島コースがアウトになり、外輪コースは現在は使われていません)

(1番パー4は打ち下ろしのストレートですが、距離がレギュラーティーからでも410yと長目で、セカンドは160yほどが残ります)


 1番410yパー4はドライバーショットは左目にフェアウェーで、アゲインスト気味の中、セカンドの6Iのショットがまた引っ掛かりバンカーインかと思いましたが、越えて奥のラフでした。
 アプローチは上手くピンに絡み、1mを入れてパーゲットでした。


 2番348yパー4はドライバーショットは右目のフェアウェーで、残り100yを50度で打ちましたが、左足下がりのライで上手く打てず、砲台グリーンの手前にショートでした。
 1番のように寄せようという欲が出たためか、頭が動いてしまったアプローチはショートしてしまい、3mのパーパットは打ち切れずにボギーになりました。


 3番145yパー3は8Iのティーショットが引っ掛かり、左手前のバンカーインでした。ここのバンカーショットは上手く打て、ピンの左1mについてパーゲットでした。


 4番489yパー5は左ドックを突き抜けないようUTで打ちましたが、上手く当たらず右に飛んでフェアウェーでした。
 左足上がりのライからU4でチョロってしまい、距離が残ります。再度U4で手前のフェアウェーで、そこから52度でピンの手前5mにオンでしたが、このパーパットはラインにていたもののわずかにショートしてボギーでした。


 ただこの辺りは、ミスも出ているし、入れば儲けものと思っていて「ボギーなゴルフ」で我慢しようと思っていました。


 5番350yパー4はドライバーショットがアゲインストに負けてスライスになり、バンカーインでした。
 8Iのバンカーショットは当たらずに残り80yが残り、打ち上げをPWでコントロールしましたが手前にショートし、52度で1mに寄せてどうにかボギーで凌ぎます。


 6番399yパー4はフェアウェーからU4でグリーンの右手前に運びますが、深いラフに入っていました。
 ロブ気味のアプローチは止まらずに5mオーバーしましたが、返しのパットが決まり、パーゲットでした。
 やっとパットが入ったという感でした。


 7番194y打ち上げのパー3はU4で左目に飛んでバンカーインかなと思いました、どうにかバンカーは避けたように見えました。
 グリーンに行ってみるとカップ左1.5mにナイスオンしていて、バーディーチャンスでしたが、下りのスライスラインを弱めに打って右に切れるパーでした。


 8番405yパー4はドライバーショットが当たり、残り135yのフェアウェーでした。9Iのセカンドは打ち下ろしなので若干抑え気味でしたが、ピン奥にオンし、2段グリーンの上から7mのバーディーパットはカップ右を抜け1mが残りましたが、これを決めてパーゲットでした。


 9番500yパー5は打ち上げのドライバーショットが斜面に当たって飛距離が出ず、U4で残り120yのフェアウェーに運びます。
 9Iの3打目は右からの風に流され、ピンの左手前にオンし、8mのバーディーパットはカップ右を抜けて1m転げましたが、どうにか返しを沈めパーゲットでした。


 後半は3ボギーのスコア39で14パットでした。
 通算は、10オーバーのスコア82で28パットです。


 スタートして3ホールで5オーバーとなって、どこまで崩れるかと心配しましたが、気持ちを切り替え、同伴者は同伴者で自分のプレーには影響は与えないと思うようにし、とにかくボギーベースでラウンドしようと思い、後半は思いがけないパットやショットもあり、どうにかスコアを纏めることができましたが、こうした我慢が出来たことは我ながらナイスプレーだと思っています。
 以前だったら、ズルズルとスコアを崩していったはずですが、気持ちを切り替えて、いつものゴルフをしようと徹したのが結果的に良かったようです。


 同伴者は、前半は好調なパットが、後半はカップに蹴られたりと精彩を欠くようになり、私の我慢のゴルフに対して大崩れするホールも出てきて、アウトは46というスコアを叩いてしまいます。
 結局、自分の中での「雲の上の人」というイメージも払拭できたし、同じようなレベルだなと感じ、アマチュアだしそうそうロングパットが決まるものではないと認識できました。


 赤水のアウトとインは、以前はインのほうがスコアが纏まる傾向にありましたが、最近はアウトが纏まりやすく、選手権は予選は「アウト→イン→アウト」の27ホールになり、決勝はまだよく分かりませんが「イン→アウト→イン」になるはずです。
 つまり、インスタートの決勝で最初の3ホールが勝負になりそうで、この3つを2オーバー程度でラウンドできれば、それなりのスコアメークも可能ではと思っています。


 今日は、苦しい中でのラウンドになりましたが、自分のゴルフを忘れなければ、そう大きく崩れることはないのかなと少しですが自信になったラウンドになったのです。


 明日は1人予約の阿蘇ハイランドが流れたので、急遽1人だけ空きがあった菊池CCにエントリーしました。
 我慢のゴルフを明日もできるよう頑張ります。