三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

久しぶりにラウンドできた

 今日は「アプローチの達人」が1人目に入っていた1人予約の2人目に入り、成立したので朝から大津GCに行ってきました。
 実は、昨日の天気予報では大津町は終日雨だったので、正午の成立前に達人から「明日はどうしますか?」と聞かれ、3人目に「鉄人」と呼ぶ79歳の老ゴルファーが入っていたので「とりあえずゴルフ場に行ってから決めます」と答え、達人からも了解を得ていたのです。


 朝5時に起きると熊本地方は雨が降っていて、今日のラウンドは「これじゃ無理だ!」と思いましたが、約束した手前ゴルフ場までは行くことにし、準備して雨の中を大津まで向かいました。

(7時の駐車場には、従業員の車が遠くに停まっている以外は駐車の車がありませんでしたが、雨は止んでいました)


 8時3分スタートですが、ゴルフ場には7時前に到着し、駐車場には客の車は停まっておらず、さすがにこの雨の中ラウンドするような「もの好き」はいないかなと思いました。
 しばらく車の中で待っていると達人がやってきて、私の車の横に止まり窓を開けて「どうする?」と聞かれます。


(達人の白いレクサスと私の赤いCX-5は乗ったまま話したため、運転席が 隣り合って停まっています)


 達人は雨の中のラウンドはされない方ですが、私は来月22日に赤水の選手権があるため、雨の中でもラウンド経験をしたいと思っていて「途中で酷い雨になれば、そこで止めましょう!」と言ってラウンドすることを決定しました。


 チェックインして、いつものようにバンカー練習場に行き、練習をしていると鉄人がやってきます。

(雨で砂が締まっていましたが、いつもの水溜まりが出来ておらず、水捌けがよくなったのかなと思いました)


 鉄人と会うのは、北海道に行く前の5月以来ですが、話を聞くと韓国の済州島に仕事で行っていて、胆石になり病院にいったらすぐ手術と言われ、びっくりして日本に帰ってきたそうです。
 日本の病院で改めてCTなどで検査をしたら、手術で取り除くのが難しい場所のようで、「しばらく薬でコントロールしましょう」ということになったようです。
「あのまま手術していたら大変なことになった!」とぼやいていましたが、済州島の病院ではとりあえず穴を開けてみてからという診断だったようで、CT検査などをなかったと言っていました。


 今は痛みもなく元気だとのことですが、いつまた痛みが再発するかは分からず、痛み止めは必携品とのことでした。

(最近の大津のグリーンは8ftと遅めですが、距離の長いAグリーンなので、スタート前は90叩きだけは避けたいと思っていました) 

(Aグリーンの練習グリーン。遠くには厚い雲が垂れ込め、いつ降り出すか怪しい雲行でした)

(山の途中に雲がかかっていて、かなり下まで雲が下りているような雰囲気です)

(10番パー4のティーイングエリア後方からグリーン方向を見ると、今にも雨が降り出しそうでした)


 コース自体はこの長雨の中でもメンテナンスがしっかりされていて、さすが大津GCというものです。ラウンド中も管理用の車両と何度も遭遇し、悪天候で管理が難しいコースのメンテをしっかりされていました。


 インスタートの1組目だったので、前半はスイスイと進行します。早目の8時前にスタートして前半が終わったのが9時30分過ぎでした。
 スタート室に尋ねると「アウトは2組がいま出ましたが、その後でいいならどうぞ!」と言われ、雨が酷くならないうちに終わろうとアウトに向かいます。


 後半は前組の2組がやや遅いため、ホールごとに待ちがありましたが、それでも12時過ぎには終了し、その後は3人で食事をし、お風呂に入って13時半前にはゴルフ場を後にできました。

(後半の2番パー4のティーから見た東の空には雨雲が見えますが、西の空には ↓ のように晴れ間が見えます)

(3番パー4から見た西の空には、晴れ間も見えました。しかし、この晴れ間もしばらくしたら見えなくなり、帰るころにはまた雨になりました)


 天候は、前半では少し雨が降り、いつまで保てるのかなと心配していましたが、特にひどい雨にはならず、皆で口々に「ラウンド決行してよかった!」と言い合いました。
 後半では、晴れ間も見えるほどで鉄人が「雨だと思っていたら、夏のラウンドになってしまった!」というように、直射日光が暑いほどでしたが、それもほんのわずかの時間だったようです。


 さてラウンド内容ですが、1週間ぶりにクラブを握ったのにも関わらず、前半は好調なラウンドが続きました。
 10番パー4では右ラフからU6でグリーン奥にオンし、7mのバーディーパットはカップ左を抜けて2mも転がりましたが、返しをどうにか沈め幸先良いパーゲットでした。


 11番パー3はU4で手前にショートし、52度で50センチに寄せてパーゲットです。すると続く12番パー4で左ラフから8Iのセカンドがピンの右4mにナイスオンし、軽いフックラインを沈めてバーディーが来ます。


 13番パー4はフェアウェーからU6でグリーンの右に外し、ここは寄せた1.5mのフックラインを沈めるナイスパーでした。


 しかし、14番パー4で1打目・2打目とフェアウェーに運んだ残り80yの3打目をダフってしまいます。
 下が長雨でかなり湿っていたのですが、少しでも手前に入るとザックリしてしまい、アプローチも5m手前で、パーパットはカップ右に外すボギーになりました。


 15番パー4では左フェアウェーからU6でグリーンオーバーしましたが、ここはラフから上手く30cmに寄せてパーゲットでした。
 16番パー3は9Iでピン奥2mにオンし、下りを慎重に決めて2個目のバーディーゲットでした。


 17番パー4は左ラフから7Iで右奥目にオンし、下りが入る7mのフックラインはカップ右を抜けて1mが残りましたが、これを決めてパーでした。
 18番パー5は、ドライバーショットが左バンカーに捕まり、8Iで左ラフに打ち込み、9Iでピン奥にオンでした。
 下りの大きくフックするバーディーパットは膨らませすぎ、下りの50cmが残りましたが、どうにかこれを沈めパーゲットして、前半は2バーディー・1ボギーの1アンダー35で13パットでした。


 久しぶりのゴルフだし、雨でランが全く期待できず、達人もかなり苦戦されていましたが、ボギーで良いと無理な攻めをしなかったのが幸いし、パットも決まってスコアを崩すことがなく、今月2度目のハーフアンダーパーとなりました。


 後半になると、いつものようなゴルフに戻ってしまいますが、これはある意味スコアを守ろうというやや消極的な気持ちになったのが原因のようです。
 同じボギーでいいやという考えは、積極的な気持ちだと攻めに繋がりますが、消極的な気持ちだと無理しないという展開になり、後半はダボを避けるようなマネジメントをしてしまいます。


 1番パー4はフェアウェーセンターにナイスショットでしたが、湿ったフェアウェーからアイアンで打つのは今日初めてで、なんとなく打ちにくい気持ちを持ってしまいます。
 ショットはトップ目に当たって右ラフにショートし、アプローチは予想より左に切れてオーバーし、パーパットは3mをダフるというミスでボギーになりました。


 達人から「ドライバーが飛びすぎてセカンドが得意なUTで打てなかったね!」と言われますが、まさしくその通りでウエットなライからは、UTのようなソールのあるクラブの方が安心して振れるのです。


 2番パー4もドライバーショットはフェアウェーセンターでしたが、セカンドをU6だと大きいと感じ6Iで打ちましたが当たりが悪く、右ラフに外します。
 アプロ―チは大きく左に切れるラインを突っ込めず、手前からの3m弱のパーパットは右を抜けるボギーでした。
 ただ、この2番はHDCP1のホールなので、ボギーでも仕方ないと思っていて、ダボだけは打たないと最初から思っていたのです。


 3番パー4はフェアウェーから7Iでやっとパーオンし、奥からの6mのバーディーパットは入るかに見えましたが、カップ手前で右に切れパーに終わります。
 4番パー3は8Iで手前にオンし、6mの上りは打ち切れないパーでした。


 5番パー4は左フェアウェーからU6でグリーン左手前のラフにショートし、アプローチは1m強が残り、このパーパットを真っすぐと読んで左に切れるボギーでした。
 前半は決まっていたショートパットが全く入らなくなったのも、無理せず3パットを避ける消極策の結果だったのですが、さすがに1mは入れたい距離でした。


 6番パー5は前半の14番パー5と同じようなミスが出てしまいます。1打目・2打目とフェアウェーに運び、3打目で9Iのショットが大きくダフってショートしてしまいます。
 バンカー越で砲台グリーンへの30yのアプローチは、大きめになり、返しの5mはカップ右を抜けるボギーでした。
 ここはダフった後に達人から「もっと良いライに移せばよかったのに」と言われましたが、泥濘んではいたものの、カジュアルウォーターまでは行かないかなという判断だったので、仕方ないものです。


 7番パー3は8Iでピンの右やや手前6mにオンしましたが、狙えるラインでなく、フックラインを寄せようとしたパットが左に切れて止まらず、2mも転げてしまいます。
 しかし、このパーパットを決めたのが大きく、ここでボギーを叩けば、残り2ホールは難しいのでずるずると崩れていたのかもしれません。


 8番パー4はBグリーンと距離が65yも違う400yで、そのうえ砲台グリーンになるという2番と同様に難しいホールです。
 ここはフェアウェーセンターからU6で引っかけてしまい、左ラフに外します。20yの砲台グリーンは乗って手前のコブで下ると思ったアプローチは、予想に反して転がらず、3mのパーパットも決めきれずのボギーでした。
 しかし、ここは奥からは早く、達人の7mのパーパットが私の球より遠くまで止まらない転がりで、手前のコブは見かけだけということを忘れていました。


 9番パー5は、アゲインストなのに550yを越えるホールです。ここはフェアウェーからセカンドのU4が左に飛んでつま先下がりのラフに入ってしまいます。
 距離的には7Iの距離でしたが、6Iでラフに負けないように打ったら大きく引っ掛かり左のBグリーンにオンでした。
 Bグリーン外のエッジから凹み越えの30yのアプローチは手前に止まってしまい、6mのパーパットは右に外すボギーでした。


 後半は6ボギーのスコア42で、18パットでした。パット数に現れるように、ボギーオンしてもパットが前半のように決まらず、パットが入らなければスコアも纏まらないという証明のような内容でした。


 通算は、5オーバーのスコア77で31パットです。前半・後半のパット数の差が5打もあれば、スコアが纏まらないのも当たり前で、結局はスコアはパット数次第だということを証明するような内容だったのです。


 途中は晴れ間も見えた天候も、帰る途中には再び雨になってしまいます。明日から1週間の予報にもずっと雨マークが付いていて、今日は貴重なラウンドになったのかもしれません。