三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

途中で諦めてしまう悪い癖

 今日は参加しているゴルフネットサークルのKDGの月例コンペに参加するため、矢部ÇCに行ってきましたが、悪い面が全て出てしまう内容で、やっと90叩きを回避するだけのゴルフになってしまいました。

 悪い面の一つは、ショートパットを外したという点です。スタートホールの10番パー4でドライバーショットを右の山斜面に打ち、いったんフェアウェーに出してからピン手前6mにオンしましたが、このパットを狙ってプロラインに外し、返しの1mがカップに蹴られるダボスタートでした。


 17番では、カップの左手前5mからのバーディーパットを、これもプロラインで左を抜け、返しの50センチを左に引っかけるボギーでした。
 せっかく我慢してきていたのに、この3パットにはがっくり来てしまいます。後半の8番パー3でも1mを左に外してしまっています。


 2つ目の悪い面は、アプローチが悪かったということです。
 11番パー3では6Iのショットが右に飛んで、左足下がりで打ち上げのティフトンのラフという状況からカップオーバーしてしまうボギー、14番パー3では手前から5mほどのアプローチを5mもオーバーするボギー、2番パー4では5打目のアプローチを寄せきれずのトリプル、4番パー3でも6mのアプローチを4mもオーバーするボギーなど、オーバーが目立つ内容でした。


 3つ目の悪い面は、諦めてしまったという点です。
 後半の1番パー4ではドライバーショットがナイスショットして、残り100yのフェアウェーでしたが、やや左足下がりでディボット跡の中にあり、50度で上からガツンと打ってトップしてしまい、ボギーになってしまいます。
 続く2番パー4でもドライバーでナイスショットしたはずなのに、左曲がりのコースを突き抜け、飛びすぎて前方に大木がスターミーになっていて、下をU6で抜こうとしてバンカーに入れ、ライが悪く1回では出ずに結果的にトリプルになって、今日はツイてないという思いになり、プチンと何かが切れてしまった感がありました。


 続く短い3番パー4で左に飛んだ球が見つからずダボとなり、5番パー4では雨の中右ラフからピンを狙ったセカンドが木に当たり、右下のOBにこぼれたと思って打ち直しに戻りますが、拾いに行った球は別の球で傾斜の途中に自球は残っていて、すでに切れた状態での3打目はバンカーに入れ、バンカーショットは2mに付きましたが、右に外すというダボになりました。


 このダボでやっと我に返ったのは90叩きのピンチだと気づいたためです。後半はここまで9オーバーになり、前半が6オーバーだったので90叩き回避のためには、残り4ホールで2打しか余裕がないことに気づきました。


 気づくのが遅すぎた感はありましたが、今日の調子だったらあと幾つ叩くか分からないとは思うものの、とりあえず90叩き回避がモチベーションになって、それまでの目標を失ったゴルフから考えるゴルフに戻すことができました。


 6番パー5では打ち上げの3打目がグリーンに届かずピンチでしたが、どうにか寄せ1のパー、7番パー4は左ラフからピン奥3mにナイスオンしてのバーディーパットは右を抜けましたがパー、8番パー3では先に書いたように左ラフから1mに寄せましたが、パーぱっとぉ左に外すボギーとなり、最終9番パー5はボギーまでは大丈夫という余裕ができ、どうにか寄せ1のパーゲットになって、通算スコア88と90叩きを回避できました。


 今日、後半スコアを崩した遠因には、ある出来事もありました。
前半が終わり、同組の1人が3バッグのスコアを担当して記入していたのですが、昼食休憩時に私のスコアは確認され合っていました。
 本人がレストランで他の組の方に言ってたスコアに「?」と思ったのです。
 その方は競技にも出ているし、自分のスコアを間違えるはずはないと思いましたが、後半のスタートの時にカートに乗せてあったスコアカードを確認してみました。


 私の記憶ではダボと+4のホールが、それぞれボギーとトリになっていました。
 言うべきか迷いましたが、指摘しなかったのは前半9ホール中6ホールでパーゲットと堅実なゴルフをされていたし、後半も1番はボギーだったものの2番・3番・4番でパーゲットと好調だったのに対し、私が崩れていたので、言うべき機会を失していたこともありました。


 過少申告のあったのは前半で、13番パー4では私と同じように左ラフに打っていったん刻み、3打目をカップの右6mにオンしてのパーパットをフックと読んで曲がらずに右1mに外し、このパットを外されたことを覚えていて、ダボだと思っていたのがボギーになっていたのです。
 もう一つ17番パー4で、ドライバーショットは距離が出ず左ラフから残り150yを右に打ってしまい、OBになり、打ち直しは左手前のラフで、そこからのアプローチがカラーに落ちて走り、右奥6mほどからのダボパットはプロラインで右を抜け、返しの1m弱も外した+4打をトリプルと申告されていました。


 私の記憶は間違いなく、コンペなのでそのままではまずいと考えましたが、どう正そうかと迷い、とうとう5番ティー横で待ち時間があったので「確認していい?13番はパーオンした?」と本人に尋ね「どんなホールでしたっけ?」と聞かれたので「右曲がりでグリーンは砲台になっているホール。私は左下に落としたけど、あなたも同じような左ラフだったよ。ファーストパットはカップ右6mほどだったところ」と言ったら、「確か3オンだったと思います」と答えがあり「パーパットは右に外し、ボギーパットも外したよね?近くの演習場のドンという音に反応して外したようなことを言っていたよ」と言うと、それを聞いてたもう1人の同伴者も「そういえばドンの音で短いパットを外した」と思い出しました。


 ついでに17番パー4も3パットしたことを言って「頭に血が上ってしまって間違えたと思うけど、競技ゴルフでは過少申告は失格になるため、大叩きした際はしっかり数えなおして申告したほうがいいよ!」と言いましたが、こうした余計なことに気をとられるのも集中できなかった原因の一つなのかもしれません。


 どちらにしても、こうしたスコアの間違いへの注意は、あまり気分が良いものではないのです。
 注意したことで、本人の調子が狂ってしまうこともなり、気を使ってしまうのです。