三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ゴルファーとしての常識(スタート時間の意味)

 私は1人予約でいろんなゴルファーとラウンドする機会が多いのですが、スタート時間ギリギリに来る人が最近は多いように思います。

 遅れてきた人と話をしても、自分が遅れたという認識がないようで、それらのゴルファーは申告スコア100台というのも共通です。


 1人予約の注意事項にはスタート時間の30分前までにチェックインするように書いてありますが、中には10分前にやってくる人もいて、複数人でのラウンドの際は「スタート時間が来れば待たずにスタートしましょう」ということになります。


 これはスタートを遅らせることで、後続組すべてに影響を与えるためで、たった1人の遅刻によって、その日の他のゴルファーに迷惑をかけてしまう恐れがあるためです。


 遅れるゴルファーは、スタート時間に間に合えばよいと思っているようで、4~5分程度なら遅れたことにならないという勝手な解釈をしているのかもしれません。
 しかし、スタート時間はその組のオナーがティーオフする時間なので、当然スタート時間の10分前にはティーイングエリアに集合して前組のスタートする風景を見ていなければならないのです。


 一般的にスタート時間は遅れる傾向があり、その遅れを前提に考えるゴルファーもいるようですが、そんな考え方で良いゴルフが出来るとは思えません。
 ゴルフ場にやってきて、キャディーバッグを下ろし、フロントでチェックインするだけでも数分の時間が必要です。
 その後は着替えたりシューズを履き替えたりするし、トイレに行ったりする時間も必要になり、ゴルフ場に到着してから自分のカートに行くまで普通は最低でも10分ほどはかかることになります。


 私はゴルフ場に到着したら、チェックイン後はまず準備運動をできる限り入念に行い、バンカー練習場があれば、そこで最低でも15分は練習することにしています。
 私にとってバンカーショットの練習がフォーミングアップ替りだし、バンカー内への出入りでそれなりに身体のフォームアップにもなるからです。


 人によっては打ちっ放し練習をされる方もいて、最後はほとんどがパター練習をしてスタート時間を待つことになりますが、遅れたゴルファーはほぼいきなりティーアップする羽目になるため、ナイスショットできる確率は大いに低いと言わざるを得ません。


 つまり遅れてきたゴルファーは、好スコアを望めない状況を自ら作り出しているわけで、だからこそ申告スコア100台なのです。
 ということは、逆にスタート時間の最低でも1時間前にゴルフ場に到着するような意識に変えることができれば、すぐに100切りのスコアは達成できるはずです。


 スタート前に芝の上でアプローチやパットの練習をすることは、打ちっ放し練習場だけではなかなか経験できない貴重な練習になります。
 その貴重な時間を遅れてくることで、ミスミス失うことはもったいないものです。


 私はゴルフ場でのスタート時間を逆算して、1時間半前に到着できるように自宅を出発しますが、これは途中で思わぬ渋滞などがあっても1時間前に着くことができるような計算からです。
 遅れて出発したときに限って、道路が混んだりして予想外の時間がかかる場合が多く、そうなると心の中で焦る気持ちが湧いてきて、それはゴルフには良い影響を与えないことを自覚しているからです。


 100がなかなか切れないと嘆く前に、ラウンドする日の朝の起床をいつもより早目にして、1時間半前にゴルフ場に到着し、ゆったりとした気分で準備して、じっくり練習をしてラウンドに挑めば、きっと良いスコアになれるかもしれません。