三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

熱中症になりかける酷暑のラウンド

  今日は元々はホームコースであるあつまる阿蘇赤水GCのシニア会に参加する予定でしたが、電話でエントリーを申し込んだら「今月は参加者が少なく不成立です」と言われてしまいました。
 そのため「アプローチの達人」が参加する菊池CCのシニア会への参加条件を尋ねたら、年会費が必要とのことで、こちらも断念し、1人予約で空きがあるゴルフ場を探し、たまたま1人だけいたチェリーG宇土Cへエントリーし成立していたのです。


 宇土は毎週火曜日がセルフデーなので、これまで何度か行っていますが、通常営業の日に行ったのは、ほぼ10年ぶりくらいの久しぶりです。
 もっとも、通常営業もセルフデーもほぼ変わらず、単にロッカーやお風呂が使えるというものと、キャディバッグを係で積み込んでくれる程度の差で、それで1,200円差というのはお得感は少ないものです。


 以前の通常営業日には、昼食はバイキングの食べ放題やソフトドリンク飲み放題でしたが、それもなく、ますますお得感は全くないものでした。
 コース管理も、火曜日はお休みだからラフが伸びているのは仕方ないと諦めるにしても、通常営業日にこれだけラフが伸び放題だと管理不足と言われても仕方ないほどの状況でした。


 宇土には20年ほど前に10年間の限定でのメンバーになっていて、その頃はここまで酷くはありませんでしたが、当時の支配人はやり手で周りの反対を押し切ってバイキングの昼食を県下のゴルフ場で最初に導入し、一時は集客数が県下でNo.1という実績を上げていて、当時は平日でもお客が多く、活気を呈していたのですが、当時の支配人はヘッドハンティングで県外の名門ゴルフ場に引き抜かれ、その後はじり貧の経営に陥り、チェリーグループのコースに成り下がっています。


 何しろ、今日もフェアウェーがラフ状態で、ファーストカットの部分に球が行くと、真上から見ないと探せないほどのラフになっていて、同伴者が何度も球をロストし、私もあるはずの場所になく、ロストかと覚悟した場面も数回ありました。
 宇土のコースは狭いため、左右どちらかの山側の斜面をコースの一部として使い、そこを使って打って行くのがセオリーだったのに、その斜面のラフが刈ってなく、ただでさえ狭いコースがますます狭くなり、難しさに輪をかけていました。

(バンカー均しはやっていて、管理の人数が足りないのでしょう)

(練習グリーンをローピングで2つに分け、手前がアプローチ可ですが、アプローチ禁止の向こう側で堂々とアプローチしていたおじさんに、とうとう注意に行きました)


 暑い今の時期はただでさえ、標高のない平地の宇土にはなかな来場者がないのに、これだけ条件の悪いコースに成っていれば、セルフデー以外は来たくはないという思いです。
 カートを走らせる道路の脇には、ロストになった球がいくつも見つかり、さすがにこのラフの深さだったら、見つからないだろうなと思いましたが、今週末にはクラブのシニア選手権があるようで、これじゃ戦う選手たちがロスト続出で可哀そうだと思うほどです。

(クラブ選手権のトロフィーが飾ってありましたが、このコース状態では大変そうです)

(今日の同伴者もスタート時間の20分前になっても現れず、冷房の効いたクラブハウス内で自分のカート近くに座って待ちました)


 メンバーだった当時は、支配人・グリーンキーパー・営業・フロントなどにも何人も知り合いがいて、和気あいあいという雰囲気でしたが、今は私がメンバーから外れているのもありますが、人が入れ替わってほぼ知らない人ばかりで、こうなると愛着もなにもないゴルフ場になっています。


 今日はインスタートでしたが、我々を含めて2サムの3組しかおらず、アウトにはおじさんグループのコンペが入っていましたが、以前は満杯だった駐車場は2分程度の入りだったので、これじゃ赤字だろうなと思えるものでした。

 今日は38度近くの温度で、さすがにラウンドする人も少なく、熱中症になるかという危険もあったのです。
 宇土の地形は、北側に険しい鴈回山がある南向きの斜面に作られたコースで、冬場はクローズにはならないほどの温暖な地域ですが、夏場は日陰も少なく風も通らない熱がこもる地形なのです。
 前半の最終18番のグリーンではパットを打つ際に眩暈がするほどで、昼食休憩中に水分補給をタップリ身体を冷やしました。
 後半も、とにかく最終ホールまでたどり着こうという意志だけでのラウンドになり、同伴者も「あと何ホールですか?」と尋ねるほどで、お互いに倒れる直前のようにふらふらでのホールアウトになりました。


 宇土でのラウンドは秋になるまで止めようと思った日になりました。