三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

阿蘇やまなみへ途中は道に迷う

 今日は1人予約が成立し、阿蘇やまなみリゾートホテル&ゴルフ倶楽部まで行ってきました。
 今日のスタートは10時5分と遅めですが、やまなみまでは1時間半ほどかかるため、9時に着くためには7時半という通勤ラッシュの時間帯に当たってしまいます。
 そのため、少し早めですが自宅を6時20分に出発し、ドライブがてらに阿蘇外輪山の北側を通るミルクロードを使って行くルートを考えていました。


 ミルクロードまでは、以前に熊本地震で不通になっていた国道57号線の迂回ルートの二重峠越えが渋滞するため、くまもと中央CC前を通って旧矢護山ゴルフ場横を抜ける県道23号の菊池‐赤水線を使いましたが、久しぶりに通ったため途中で曲がり道を間違えてしまいます。

(くまもと中央CCからの実際に通ったルート。中央CCまで自宅から朝は50分ほどかかりますが、ミルクロードは信号がなく、ほぼ時速60Kmでゴルフ場まで快適に走れます)


 「どうせ先では一緒になるはず」と戻らずにそのまま先を目指しますが、目的の県道23号だと思った道路が通行止めになっていて、仕方なく旧矢護山ゴルフ場の中を抜ける道路に出ましたが、後で思ったのが少し戻って右に曲がると、二重峠越えの道路に出たはずです。
 しかし、山中で道に迷った際の鉄則である「戻る勇気」がなく、間違った判断「先に進めばどうにかなる」という気持ちになり、結局は北外輪山の中腹を菊池方向に進んでしまい、大変な遠回りになってしまいます。


 時間に余裕を持っていたため、スタート時間の1時間前には到着しましたが、通常では1時間半、ミルクロード経由でも2時間弱で着く予定が、2時間40分ほどかかってしまいました。

(晴天ですが、朝はヒンヤリで半袖では少し寒い感じでした)


 今日の1人予約は、当初は「2人目まで半額プラン」の3人目に入っていたのですが、2人目が昨日も書いたキャンセル常連者で、キャンセルすることを見越して3人目に入り、目論見通りに昨日の成立時点で2人目に繰り上がったものです。


 優待期間に予約を入れていたため、繰り上がることができましたが、優待期間を過ぎてから予約していたら通常料金になったもので、こうした手法を使ったのは初めてでした。
 そのため、半額対象になるか精算時まで不安だったものの、問題なく半額になっていました。


 ときどき「2人目まで優待」プランに早々に3人目が入っているのを見て、知り合いか何かだろうと思っていましたが、こうして入れておけばキャンセルで繰り上がることを常連さんから聞き、私もやってみたのでした。
 いつもはキャンセル常連者に迷惑をかけられますが、今日はある意味キャンセルしてくれてありがとうというものです。

(風がやや強いものの、絶好のゴルフ日和でした。ここがアプローチ練習場で、左奥に阿蘇コースの9番グリーンがあります)


 アプローチ練習場で練習をしていると、同じように練習をしていた知らないおっさんが、なんと阿蘇コース9番グリーンに行ってアプローチ練習をしているのに気が付きます。
 以前、菊池CCでも6番グリーンまでわざわざ行って練習していた人がいて、その人が1人予約の同伴者になり、6番グリーンに来た際に「ここは練習したから」と言っていて呆れてしまった記憶があります。

(最初は早いスタートの組かなと思いましたが、1人しかおらず、それなのに球が3個見え、そういえばさっきまで練習グリーンにいたおっさんだと気付きます)


 今日はこの非常識なおっさんは同伴者でなかったのですが、本グリーンに行って練習するという感覚に驚いてしまいます。


 今日の同伴者は宇土市から来たという70歳代の方と大分市から来たという60歳代の方の3バッグでした。
 前半は前に3バッグが、後半は4バッグがいてスムースな進行ではなかったものの、同伴者も球探しで時間を取ることもあり、前半後半共に2時間程度のラウンドで、定刻より20分ほど早い9時40分のスタートで途中40分の昼食休憩が入り、終ったのが14時過ぎと、まあまあ普通の進行になりました。



 今日は、セカンドショットが悪く、せっかくのドライバーショットの当たりが生かせません。
 特にU4のミスが多く、JGRを使わなかったのは距離がJ15の方が出るためですが、やはりJGRの19度を手に入れようかなと思ってしまいます。


 もっとも腰痛というか腰から下の痺れが出ていて、ホール毎にカートの後ろの席で手摺を腰に当て背伸びするように伸ばしていましたが、これが効き目があったようで最後までラウンドすることはできました。


 今日も概ね「ボギーなゴルフ」が出来ましたが、何度か決めたいパットを外していて、それは最初の読みを同伴者の外し方で微調整してしまったためです。
 結局、上手な人のパットは参考に出来ても、そう上手くない人のパットは打ちミスもあるためですが、2人共に同じようなラインから同じ方向に外すと、見た目以上の傾斜があるのかなと深読みしてしまうものです。


 この辺りは、しっかり参考にすべきか見極め、自分の信じたラインで打ち、外れたら仕方ないと諦めるものですが、同伴者のラインを参考に微調整して外すとガッカリは大きくなります。


 とりあえず、今日は半額プランで食事付き3,000円(400円クーポン利用)でラウンド出来たもので、道路を間違えても遅刻にはならず、ドライブだと思えばどうってことないものです。
 それでも、往復で5時間以上も運転していて、少し疲れてしまう日になりました。

(昼食は、最近やまなみで定番にしているハンバーグ&エビフライ定食を注文しました)

神園山荘は居心地よい宿だった

 一昨日から今日まで宿泊していた神園山荘は「託麻温泉」と名付けられ、標高183mの神園山の中腹にある温泉ホテルです。
 創業は昭和45年とのことなので、既に50年以上も経った老舗温泉旅館になるようです。


 私が良く一緒にラウンドする「アプローチの達人」は、30年ほど前に宴会でこのホテルに来たことがあるそうで、その時もやや年季の入った施設だったと言っていました。
 ただ、その後に熊本地震の影響を受けて改修などが行われたようで、建物も決して新しくはありませんが、小ぎれいな感じの建物です。

(立ち寄り温泉としても営業しています)

(グーグルマップでは未舗装の駐車場に見えましたが、実際は舗装されていて、広く余裕があります)

(グーグルマップの画像。砂利敷きの駐車場のように見えます)

(斜面に建てられた正面の客室棟は5階建てで、地下1階部分に温泉がありますが、なかなか広い温泉でした)

(既に使われていないようですが、庭にオープンステージがありました。手前はグランドゴルフのコースです)

(バーベキューの設備もありますが、やや雑然とした感があります)

(庭にはリンゴの木がたくさんあり、既に実が色づき始めていました)

(グランドゴルフ場は芝刈りもきちんとされていて、アプローチ練習したいほどです)

(人の背丈以上の大太鼓が1階の廊下に展示してありました)

(客室への廊下の外は、自然がいっぱいです)

 泊まった部屋は3階にある10畳のレトロな雰囲気の和室で、廊下との間に風呂とトイレがあって直接は面していないので、隣の部屋などの気配を感じにくいものでした。
 別に洋室や和洋室もあるようですが、今回は和室での連泊で、チェックイン時から布団が敷いてあるのも古き良き時代を思い出させてくれます。

(部屋の窓から熊本市東部の街並みと併せ、中央やや左に熊本ICの出口が見えます)

(画面中央奥に金峰山が見えますが、その奥にある雲仙普賢岳は見えません)


 1泊2食付きで8千円の補助を差し引いて3,500円の支払い(1人割り増し500円を含む)ですが、阿蘇五岳ホテルも3,400円とほぼ似たような料金になるものの、五岳ホテルは素泊まりなのでお得感は神園山荘の方がずっと高いものです。


 料金が料金なので夕食は期待はしていませんでしたが、なかなかの品数で最初に見た際に驚きの声を上げてしまいます。

(メインは牛肉の溶岩焼きで、刺身・天ぷらなど品数に驚いてしまいます)

(肉の量も十分だと感じました)

(こんな感じで、自分で好きなように焼いて食べます)

(みそ汁の器の中にも、魚が一尾入っていました)

(画面左上からカツオのタタキ・天ぷら、下が刺身と盛りだくさんです)

(食後のデザートはシューアイスが出てきました。コーヒーなどはセルフサービスでお代わり自由です)

(こちらは2日目の夕食です。この日はすき焼きがメインでした。左の大きな器の中にはタイの荒炊きが入っていました)


 2日目の夕食後に部屋に帰っていたら、遠くからノックの音がして何事かと思い慌てて扉を開けると、係の人が「出そうとしたらもう戻られたようだったのでお持ちしました」と言って、写真のデザートをわざわざ持って来てくれました。

 このエクレアは、私は出ることを気づいていなかったので、持って来なくても問題はないのでしょうが、わざわざ3階まで持って来てくれたことに、このホテルの利用者に寄り添った姿勢を感じてしまいます。


 先の日記に書いたように、3日目の朝など、通常7時からの朝食を1時間も早めてくれたのも、他の宿泊施設では考えられないことで、客の要望に沿った最大限の気配りを感じたものです。

(2日目の朝ごはんの内容。この日も通常よりも30分早めてくれましたが、時間がないのでサッサと食べました)

(こちらは3日目の朝食です。この後、焼き立てのシシャモが出てきました)


 フロントの女性は1日目と2日目が違っていたので、当番制のようですが、朝ごはんの準備をしてくれていた年配の女性は前日もいたので、もしかしたら女将さんなのかもしれません。
 だからこそ、1時間も前に朝食を食べても良いと言ってくれたのでしょう。


 2日目にフロントの女性に、続けての宿泊が可能か尋ねていますが、このおばちゃんはそれを知っていて、私の要望に沿えなかったことを申し訳なさそうにしていたので、単なる従業人ではないはずです。


 老女将自ら早朝の朝ごはんの準備を1人でしていて、だからこそフレキシブルに泊り客の要望に沿えるのかもしれず、まさしく田舎の実家に久しぶりに帰って、老母から歓待されるような懐かしさを覚えるのでしょう。
 そんな印象を受けた温泉ホテルですが、また行ってみたいなと思った施設になりました。


 最後に温泉のことを書いておきます。温泉の様子を撮影したかったのですが、2日共に利用者がいて内部を撮影できませんでした。
 温泉内部はHPに載っている画像を拝借しました。

(画面手前の四角い風呂が電気風呂です。手を入れるとかすかに痺れた感覚になりますが神経痛に効能があると聞き、少し怖かったけど入ってみました)


 画面右奥にも寝そべって入れる湯が続いていて、かなり広い温泉になりますが、HPにも収容人数が、男女ともに50人とあり、男湯・女湯共にどちらも同じ広さだと分かります。


 画面後方右手には水風呂とサウナもあり、左の窓外には以前は露天風呂らしき跡が見えますが、こちらは残念ながら現在は使われていません。


 お湯は、無色透明の単純泉で、画面の右奥からかなりの湯量が流れ出ていて、別に電気風呂にも流れ出す湯の出口があり、豊富な湯量のかけ流しだと分かります。


 神園温泉ホテルは、施設そのものは全体的にやや古びていますが、温泉同様に温かな気持ちになれる居心地の良いアットホームな宿だと思いました。

今日のラウンドは雨で中止にする

 今日も1人予約が成立していて、雨の中、早朝から阿蘇ハイランドに行きましたが、結果的にはキャンセルにしています。
 当初は、2人目にドタキャン常連者がいて、いつも通りにキャンセルしましたが、雨の予報だったためかに3人目と4人目もキャンセルになっていました。


 しかし、一昨日に2人目が新たに入り、昨日になって3人目が入って成立したものです。


 今日のスタート予定は8時5分でしたが、昨日は8時40分スタートに対し6時45分に宿泊していた神園山荘を出ていますが、阿蘇ハイランドに着いたのが8時前でした。


 そのため、今日は遅くても6時15分までに出ようと思い、7時からの朝食ですが、昨日は6時半からに前倒ししてもらったものの、今日はさすがに無理だと思って、朝食はいらないと告げるつもりでした。


 しかし、フロントにいた70歳台と思われるおばちゃんが「6時頃から勝手にご飯を食べて、部屋の鍵だけを忘れずにフロントに返してもらえればいいから」と言ってくれ、6時前に1階の食堂に行くと、そのおばちゃんが1人で朝食を配膳中で、すでに私の部屋番号のテーブルにはお茶が注いであり、いつでも食べられるようにしてありました。

 おかげで、朝食を摂ることが出来、おばちゃんにお礼を言ってホテルを出発しましたが、ちょうど雨が降り出しています。


 昨日の同伴者のトミーさんが言っていたように、6時半を過ぎると混むけど、その前だと大丈夫という情報通り、1時間近くかかった昨日に比べ、今日は35分で阿蘇ハイランドに到着することができました。

(熊本は雨が降っていましたが、この時点では阿蘇はまだ降っておらず、早朝組の車がかなり停まっていました)


 ゴルフ場のフロントには顔見知りのスタート係がいて「同伴者はキャンセルしてない?」と尋ねると1人が朝になってキャンセルしたようですが、もう1人は連絡なしとのことです。
 まだスタートまで1時間があり、痛み止めを飲んでパター練習場でパット練習をして待ちましたが、その間にそれらしい人は来ていたもののアプローチ練習場に上がって行ったので違ったと思っていました。


 7時30分になり、私は降り出した雨を避けて室内の椅子に座って休憩していましたが、目星をつけていた男性がチェックインに来て、すぐに係が「来られました」と教えてくれます。
 私もカートに向かい、挨拶をして「雨の状況次第で途中で止めることになります」と断ると「私も雨のラウンドはしないけど、成立したから来るだけは来ました」と言っていて、私が腰痛で苦しんでいる話をすると、「止めましょうか?私もできれば中止にしたい」と言ったので、中止することにしました。


 2人でフロントに行き、キャンセルを申し出ると快くOKしてくれましたが、今日は6組のコンペのキャンセルも入ったようで、雨予報では今後のキャンセル数はもっと増えそうです。


 予想するに、その同伴者も私同様に3バッグなので2人が来ればキャンセルするつもりだったようで、だからいつまでもチェックイン手続きを行わなかった理由が分かります。
 結局、私がカートにバッグを乗せていたので仕方ないとチェックインしたようですが、やる気がないのにわざわざ熊本市内から阿蘇までやって来たのを見て、きっとラウンドしていてもマナーがよいゴルファーだろうなと思ったものです。


 かなり以前ですが、最初にレッスンを受けていたコーチからの教えの一つが「雨が降ろうとゴルフ場まで必ず行くこと。行ってからどうするか決めればよい。自分勝手に雨だから無理だと判断しても、ゴルフ場は雨が降っておらず、そうなると同伴者に迷惑をかける」と言われていました。


 今日の2人目もそうした教えを受けて育ったゴルファーのようで、空港CCとチサン御船CCのタグが付いていましたが、マナーとしてゴルフ場まではやって来たのでしょう。
 おかげで、痛みを感じながらラウンドすることもなく、今日一日は休養日に充て、ゆっくり自宅で過ごしたいと思います。