三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

5度目の新型コロナワクチン接種

 今日の熊本は晴れ間が無く曇りの天気ですが、元々が雨の予報だったものの正午現在まで雨は降っていません。
 
 今日は午前中にかかりつけ医の脳神経外科内科医院で、新型コロナの5回目の接種を受けました。


 昨年10月に新型コロナワクチンの5回目接種の案内が熊本市から届いていましたが、その時点ではオミクロン株の流行も少なく、また罹っても重症化しないようだったのですぐに予約は取っていませんでした。
 接種に消極的だったのは、7月末の4回目の接種後に様々な身体の不調が出たためで、ワクチン接種とは因果関係はないと思いますが、あまりにタイミングが悪かったためです。


  7月30日 モデルナ製ワクチン接種
     31日 熱発
  8月  1日 かかりつけ医院受診して狭心症の疑い発覚
    7日 腹痛
    8日 泌尿器科病院で尿管結石判明
     15日 心臓発作で済生会病院の救急外来受診
     16日 トレッドミル検査で狭心症疑い
     30日 CT検査で心臓冠動脈カテーテル治療を決める
   9月 9日 済生会病院へ入院し、冠動脈にステント挿入する


 その後はゴルフへも復帰でき、それまで同様の生活に戻りましたが、現在でもまだ胸の支え感は残ったままで、何となく全快とは思えません。
 それでも今回ワクチン接種したのは、4回目接種後の一連の禍が逆に終わればと思ったためで、4回目までのように集団接種を選択せずかかりつけ医での接種を選択した理由は、集団接種がモデルナ製だったものが、かかりつけ医では1~2回目と同じファイザー製だったからです。


 1~2回目のワクチン接種時には、そこまでの副反応は出ませんでしたが、3~4回目のモデルナ製では熱発が酷かったのです。
 そのためモデルナ製だったら接種希望はしなかったのですが、ネットで調べると毎月行くかかりつけ医ではファイザー製のワクチンだと分かり、昨年の12月初めに予約を入れたら年内は一杯で年明けの今日になったのでした。


 受付して待っていると、名前を呼ばれ、いつものように看護師さんから血圧測定された後に医師との雑談があり、しばらく待って呼ばれて接種するための専用の部屋に入りました。


 集団接種会場では本人確認をしつこいように何度も行われますが、さすが勝手知ったる医院なので看護師さん達も顔見知りになるためか本人確認もなく、あっけなくワクチン接種が終わりました。
 15分の接種後待機も無事に終わり、その後は処方箋を持って薬局に行きましたが、何かの行き違いで1か月分の薬が2か月分用意されていました。

 私としては、前回は年末年始を挟むため2か月を希望していましたが、今回は3月の始めに済生会病院で術後6か月の受診を予定していて、その結果で薬が不要になったり変わったりする恐れもあり、前回の薬の残り20日分もあるため、2か月分は多いかもと思ったのです。


 そのため、そのまま2か月分にするか1か月分に変更してもらうか迷いましたが、今のところ症状が全快ではないので、薬はそのまま継続になるかもしれず、済生会での受診の際に薬の残りがあることを告げて指示を仰ごうと考え、そのまま2か月分で了解しました。


 それにしても、毎朝これらの薬を飲む生活が続いていますが、薬だけで満腹になる感じで、これがいつまで続くのだろうと思ってしまいます。
 やはり健康一番ですが、歳を重ねるとどこかに何かしらの不調は発生するもので、30年以上前だったら開胸手術になるはずが、カテーテルという身体に負担の少ない方法になっていたのも幸運だと思っています。

初打ちは厳冬のラウンド

 今日は今年最初のラウンドになる阿蘇ハイランドの早朝に行くため、自宅を朝5時45分に出発しました。


 途中、6時半過ぎの阿蘇復興道路の二重峠トンネル手前で気温は1℃で、約3.7キロのトンネル内は冬でも比較的温かく、トンネルを抜けた阿蘇カルデラ内は冷え込んでいそうな雰囲気だったものの、トンネルを出て直ぐの車の温度計は11℃程度でした。


 ところがトンネル出口から約2キロの復興道路の終点付近まで走ると、温度計の11℃表示がマイナス4℃まで下がっていて、阿蘇カルデラ内の寒さが改めて実感させられます。


(阿蘇ハイランド駐車場の気温。コースはやや上ったところにあるため気温は下がります)

 

(楽天GORAの阿蘇ハイランドの天気では7時でマイナス6℃となっています)

(ゴルフ場に一番乗りでしたが、こんな暗い中をやって来るのは早すぎだということです)


 同伴者の「アプローチの達人」も7時過ぎにはやって来て、きっとゴルフ場の受付の今日の担当であるコース管理の方は「この2人はおかしいのでは?」と思ったことでしょう。
 気温マイナス6℃の凍ったコースでゴルフをするなんて、私でも「馬鹿じゃ?」と客観的には思うもので、遠路はるばる熊本市内から寒い阿蘇に来なくても、近場の平地にゴルフ場はたくさんあるのにと思われそうです。


 今日は打ち始めなので、ビデオ撮影しようと古いビデオカメラを持ち込みましたが、とにかく寒くて手が冷たく、機器をセットする際に指先の感覚が無くなるほどで、あまりの寒さに1番の撮影だけで断念してしまいます。

 前回ほどコースの見た目は白くありませんが、ティーは全く刺さらず「穴空け棒」(正式名称は「ティ・ボーリング」といいます)が毎ティーショット時に大活躍しますが、冷たい鉄の棒を持つのも辛くなります。


 服の背中にホッカイロを貼り付け、左右のポケットにも3個のホッカイロを忍ばせていましたが、手を温めようとしても感覚のマヒがすぐに解けない気温になっていました。
 幸い、撮影した今年の最初のホールである1番がバーディーとなりましたが、前半はどうにか耐えていたものの、後半になると体力が持たず、併せてグリーンコンディションが微妙に変化する中、ボギーを取るのがやっとというラウンドになりました。 


  
(BGMを適当に付けてみたら、クリスマスソングになっていました)


 今回のラウンドは今冬一番というより、これまでラウンド経験した中では一番の寒さの中でのゴルフになりました。



 前半は凍ったグリーンへ手前からショート気味に打って4ホールもパーオンがありましたが、数ホールはコース形状からどうしようもないものです。
 まず2番パー4は花道そのものがなく、手前が大きく凹んでいるので転がす技が効かないホールです。
 フェアウェーからでも直接グリーン面に落ちると大きく奥へ跳ねるため、手前にショートさせるしかなく、そうなると2番は打ち上げのアプローチになり、どの程度跳ねて転がるか判断できませんでした。


 私がアプローチを打った瞬間は達人が「上手い」と叫びましたが、グリーンを熟知している達人でさえも、凍ったグリーンでの転がりは予測不能だったようです。


 またパー3もどうしようもなく、手前までの距離を打つクラブしか持てず、アプローチも低く転がすしかないものですが、霜の降りたグリーンは跳ねるけど転がりは悪く、なかなか距離感が掴めません。


 パットも、最初と途中、後半と微妙に気温の変化に伴いグリーン状態が変わって行き、後半では対応しきれませんでした。
 それは、中途半端に霜が溶け、球に轍のようなラインで霜が付着して、微妙に曲がるラインが曲がらなくなったためで、何度となくカップ淵で抜けてしまいました。

(10番の北向き斜面にはいつ降った雪か分かりませんが、凹みに雪が残っていました)


 7時半スタートで、前半を1時間弱で終え、9時半過ぎにクラブハウスに戻って来ましたが、この頃には1番ティーにはカートが何台も並んでいて、寒いもののグリーンの凍結は緩み、天気も良く絶好のラウンド日和になったことでしょう。


 私たちのように寒い時期の早朝ラウンドにわざわざやって来るなんて「物好きだ」と思われそうですが、こうした予測不能な状況を推理しながらラウンドするのもまた一興だということです。

私の場合(ティーショット編)

 今日の熊本も快晴の空が広がっていて、本来は絶好のゴルフ日和でしたが、昨年から予約していた阿蘇やまなみGCの1人予約は昨日のうちにキャンセルしています。
 キャンセル理由は、片道1時間半近くを早朝に行くことに気が重かったことと、息がやや整わない症状が出たためで、「冬場の凍結があるかもしれない道路を運転して行くのは気が進まない」という自分の気持ちに従ったものです。


 やまなみGCのスタート予定のちょうど今頃の9時半過ぎの気温は、マイナス1℃で正午頃の予報が4℃なので、風さえ吹かなければ今の時期としてはゴルフ日和になっていると思われますが、途中に阿蘇外輪山を越える難所の滝室坂があり、冬場の早朝の時間帯は凍結の心配があるため、行くことに気が進まなかったものです。


 さて、ゴルフのラウンド自体は数多い私ですが、毎回のように1番ティーに立つとドライバーのティーショットがどこに飛んで行くのか不安になります。
 これはスタート前にショット練習をしないという弊害ですが、ショット練習をしていても多分同様で、何度も打てる練習と一回きりのラウンドでは心理状態が全く違うことになります。

 よく「振り切ると曲がらない」とありますが、私は嘘だと思っていて「振り切る=マン振り」になりがちで、そうなると私の場合は右に飛ぶケースが多くなります。
 私は、1番のティーショットでは逆に「ゆっくり振る」ことにしていて、そうすれば少々曲がってもOBまで届かないことになります。


 不思議なことに、ゆっくり振る意識でも、7割程度のスイングになるためかきちんと当たれば飛距離は出るもので、少々曲がっても大きなトラブルにはなりません。
 いつもそんな意識でいればよいのに、なんだか物足りなく感じるため途中から振り始めて当たらなくなってしまいます。


 ドライバーを振って当れば「手応えあった!」と満足できますが、実際はそんなケースは少なく「振ったのに当たらない」とか「思ったほど飛ばない」という結果になりがちで、自分の感覚と実際とでは大きな差があるものです。
 そのため、ラウンド中は「飛ばない⇒ますます振る」という悪循環に陥ってしまいますが、こんな時は「振るな!」と言い聞かせるようにして軌道修正するようにします。


 ゴルフが難しいと言われる所以が、自分の感覚と結果が比例しないことで、飛ばしたければ「振らない」と意識しないと飛距離が出ず、かといって振らなければ飛距離は出ないというジレンマがあるからです。


 つまりアマチュアの場合、「振る=マン振り」であり、それではダメだということが事実です。
 「マン振り」とちょうど良い「振り」を見極めるには、逆に「マン振り」で何度も打ってみることです。
 当たる当たらないを気にせず、とにかく自分の最大限のスイングで振ってみることで、これはもちろん練習場で試すべきことです。


 振る練習では思い切り振り、その中で結果が良いスイングを探して行くことが必要で、そのスイングは何か「物足りない」スイングになるはずです。


 ここで気を付けたい注意点が、思い切りスイングすることでスイングスピードを上げ、そのスピードの7割で振るから曲がらず飛距離も出るようになるという理屈なので、最初からスイングしていない人がいくら7割で振っても、それはますます飛ばなくなる結果しかありません。


 多くの飛距離に悩むアベレージゴルファーは、振っているつもりでも振れておらず、それは手だけを一生懸命に振ろうとするからです。
 振るべき部分はクラブヘッドであり、手をいくら早く動かそうとしてもヘッドは早くは動いてはくれません。
 このヘッドを動かすコツは、長くなるのでまた別に書きたいと思っています。


 これは鋤田プロのレッスンで分かった理屈で、練習で理解したうえでマン振りをすることは重要ですが、何も分からずマン振りを繰り返すのは愚の骨頂だというものです。