三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今日もなんとも締まらないラウンド

 今日は11月29日ですが、ちょうど50年前の今日、当時の熊本で一番大きな百貨店であった大洋デパートで出火し、多くの犠牲者を出しています。
 当時は私は予備校生でしたが、火事との一報を聞き、バイクを持っていたので友人と一緒に熊本城のお堀端まで行き、電車通りの手前から黒煙を上げて燃えるデパートを間近で目撃しました。


 それまでの熊本県人にとっての大洋デパートは、ある意味名門店で、お歳暮やお中元は大洋デパートの包装紙でないと失礼になるような感覚さえもあったほどでした。


 私の父母もときどき行っていたのでその日は心配していたものの、幸い電話すると行っておらず、運が悪いと104名という犠牲者数に名を連ねたかもしれず、それは熊本市民や市周辺に住む住民にとって他人ごとではない事故でした。


 あれから50年経つと思うと月日の経過の速さが身に染みていますが、火災後でも建物は他のデパートとしてしばらくの間は使用されていて、私も数回は行ったものの何か居心地が悪い場所でした。


 怪談話も多く、タクシーの運転手が乗せたお客がこの火事での犠牲者だったという話しがまことしやかに語られていて、建物が残っているうちはさもありなんと私も思っているほどでした。


 ちなみに「大洋デパート」の表記ですが、私はずっと「太洋デパート」だと思っていて、ここでも当初は「太洋」と標記していましたが、調べると「大洋」が正しかったようで訂正しています。
 なぜ「太洋」と書いたかの理由は、包装紙には「太」の字を〇で囲むロゴが使用されていたためで、そのイメージが私の中に刷り込まれていたからでした。

(ネットで見つけた大洋デパートの包装紙には「まる太」マークが付いています)


 さて今日も昨日に引き続き、阿蘇ハイランドの早朝ラウンドに行ってきました。今日のスタート時間は7時16分でしたが、昨日確認すると我々がトップということで、だったら7時前にスタートしなくてもよいかと思っていました。

(今日の日の出は6時59分ですが、6時15分頃の周囲はまだ真っ暗なのに、iPhoneは月明かりだけでも昼間の太陽光のように撮影することができます)


 まだ暗い中にゴルフ場へ到着し、車内でゲームをして待っていると「アプローチの達人」も暗い中をやって来ていて、昨日は「トップと分かっているのでゆっくりスタートしよう」とお互いに言っていましたが、結局は夜明け前の6時55分にはスタートしてしまいます。


 今日はスタートからショットが好調でパーオンを続けましたが、パットが弱めで何度も達人から「入った!」といわれましたが、悉くカップに届きませんでした。
 途中から敢えて少し強めに打つと、今度はカップに蹴られる有様で、何度もカップに嫌われてしまいます。



(6時50分時点でも薄暗い状況でしたが、iPhoneでの撮影は遠くまで写っています。正面の西の空には、まだほぼ満月状態の月が残っていました)


 今日も昨日と同様にセカンドで9鉄を使うケースが多く、同じような距離でも縦距離が前後に合わず、ナビが示す距離表示が当てにならないのではと疑ってしまいます。
 それは達人も言っていて、特に10番パー4のセカンドからの距離表示は短めに出てしまうため、どうしてもショート気味になってしまいます。


 もっとも自分のショット力がないため常に芯を喰らうわけでなく、芯を食った当たりではD1でも転がらないことが11番で証明されます。
 7鉄でのティーショットでしたが、打ち下ろしでもあるためか普段は奥に転がるはずが、30センチほどピッチマークの手前にあったもので、達人も「当たったように感じても微妙に芯を外しているのかも」と言っていました。


 アマチュアなので常に打点は一定ではなく、わずかな当たり所の違いで安価なボールは挙動が大きく変わるもので、そこは少しくらい打点がバラけてもそこまで差が出ない高価なボールとの違いだということです。


 14番は達人の3打目はグリーン手前の花道に落下して30yほどあるグリーン左奥のピン方向へ転がって1mほどオーバーしてバーディーでしたが、私の58度でのアプローチは高く上げたためか全く転がらずに10m手前に止まってしまいボギーという違いもありました。


 ショットの正確性が高いなら、もっとピンに突っ込めるのですが、そうした時は奥にオーバーしてしまうもので、思ったようにならないのがアマチュアのゴルフなのです。