三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ショットが酷い一日

 今日は阿蘇ハイランドの早朝に行ってきましたが、昨日だけ菊池CCに行ったのは阿蘇ハイランドでジュニアの大会が行われたため、いつものような早朝が予約できなかったからです。


 今朝は2時半という起きる予定の1時間前に目覚めましたが、二度寝すると寝坊しそうでそのまま起きていて、JGA規則を読んで時間を潰していました。


 なぜJGA規則なのかというと、前に遅い組がいた場合の規則上の対処がどうなっているかを確認したかったのですが、規則5.6bに書いてあるもののそれは「パスさせることをプレーヤーに推奨する」という規定で、迷惑を被っている後続組には規則上の権利は無さそうでした。

 ただいくら規則に推奨すると書いても当のプレーヤー本人に規則の順守などの意識が皆無なわけで、罰則がない5.6bの規定は守らなくても何のペナルティーはないのですが、私は規則に「速い組」側の「権利」として「パスを求める」ことを規定することの方が重要ではないかと思っています。


 我々がハーフを1時間10分で回るからといって、前組の2時間半の遅い4バッグに「先に行かせろ」と要求する権利は現在は無く、あくまで前組の「気づき」に頼るしかないことですが、速い組に「パスさせろ!」という権利を持たせていれば、堂々と要求できそれは規則にあるからと理由が立つからです。


 規則5.6bの罰則は「委員会」が定めるようになっていますが、それはあくまでプレー時間の基準などのことで、こうした遅い組の後ろに速い組という問題はローカルルールでは対応しにくく、やはり速い組のパスできる権利を5.6bの中に制定すべきだと思っています。


 こう考えた理由が、今日は5時38分スタートだったので前に少なくとも1組はいると思ったためで、もし前が4バッグだったら延々とその後ろでハーフ2時間半近くを待ち待ちでラウンドする羽目になるかもと思っていました。


 受付にスタート室担当の顔見知りのお兄ちゃんがいたので、前に何組いるか尋ねたら1組だけで2サムという答えでした。
 私の後にやってきた男女がそれらしく、我々の後ろには男女2人ずつの4バッグがいるため、できれば順番を逆にしてくれるとそのカップル組も余裕をもってラウンドできるのにと思いましたが、規則上は要求できないため私は我慢することにしました。


 規則上はあくまでラウンドが始まり、明らかに我々が速いペースだと見せなければならないのですが、それでもパスさせるかどうかは前組の考え次第なのです。
 いくら後ろからプレッシャーをかけても、パスという行為を知っていなければ内心で「迷惑な後ろのおっさんたち」と思われるのが関の山で、どちらにとっても不幸なことになってしまいます。


 しかし、今日は同伴者の「アプローチの達人」があっさり前の女性の方に「私たちはメチャ速いから先に行かせてもらっていいですか?」と聞いていて、私はその場にいなかった男性からクレームが来るかもと心配しましたが、女性だけの了承で先にカートを進めました。


 考えてみれば、規則云々より直接本人たちに了解を得るのが最良ですが、なかには頑として譲らない輩もいて、明日がその組かもしれず心配しています。

(今日はカートのコース内乗り入れ可だったので、前後半ともに1時間で終わりました)


 ラウンドは1番で5mのバーディーパットが決まり幸先良いスタートでしたが、ショットが当たったのは1番だけで、2番からはドライバー・アイアン共に当たらず苦戦してしまいます。


 ドライバーが徐々に掴まらずに右に飛ぶショットが出始め、5番ではOB打ち直しにもなっていましたが、途中からはスイングを変えようとせずに左を向くことで対応していました。


 幸いというか今日は厳しいラインで微妙な距離のパットがいくつか入ったので大きなスコアロスは出なかったのですが、内容的には85以上のスコアになっていてもおかしくないものでした。
 18番などドライバーが当たらずに距離が残り、いつもはコースセンターの大木の手前にセカンドが来て3打目に苦戦するのですが、今日は当たらなかったので大木は気にせずにセカンドはコース中央に打つことができ、結果的に9鉄でべたピンに付いたものです。


 逆に達人が18番は私より飛んでいて、いつもの私のように大木の手前からの3打目になっり、残り100yを木の下を抜くショットになっていました。
 それでも達人は4mほどのバーディーチャンスに付けていて、私は木の下を抜くショットではなかなかグリーンオンできませんが、達人は絶妙なコントロールと距離感でピンに絡めていたのはさすがだと思いました。


 ほかにも16番の右ドックのパー4で私は右バンカーからのセカンドを7鉄で上手くピンの手前3mのバーディーチャンスでしたが、達人は左のバンカーから1mに乗せていて見事なバーディーになっています。
 良いショットをしてもそれを上回るショットが出てくるもので、最近はそんなものと達観して見ていますが、ゴルフは人とのゲームなので常にプレッシャーをかけられる存在です。


 明日は達人が予約していますが、なぜか5時台が空いておらず6時過ぎのスタート枠で押さえたようです。
 どうやらハーフのコンペが入っているらしく、そのスタートが5時38分なのでその前にスタートできるように、今日帰る際に確認してフロントの美人のお姉さんから了承してもらっています。


 ただいつもの煩い組かもしれず、それだったら我々が繰り上がるとフロントにクレームを入れるかもしれないのですが、美人のお姉さんが来るのは我々がホールアウトした以降の8時からなので、果たしてどうなるのでしょう。
 この組は前回は我々が先だったのにもかかわらず、待つのが嫌らしく勝手にインスタートしていて、18番で達人が見えない場所にいたので打ち込むトラブルになっています。


 我々が18ホール回っていてもハーフを終わっていない程度の遅い進行の組ですが、フロントの責任者からも別な日に先に出ることを認めてもらえなかったという絶対に最初にスタートしたい組だと聞いています。


 こんな組にこそゴルフ規則5.6bを読ませたいのですが、読んでも理解できるわけもなくそんな知能はきっとないのでしょう。