三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

上手い下手の基準とは?

 今日の熊本地方は終日にわたって気温が上がらず、寒い一日になりました。自宅でエアコンを付けても足元が冷たく、ファンヒーターは壊れているので日中はスリッパにホッカイロを付けていたほどです。

(9階の部屋からは駅前が見通せますが、以前の駅前の閑散とした風景を知っている身からは隔世の感があります)


 寒さを避けるためではないものの、以前から予約していた駅前の東横インに今日から宿泊することにしていますが、チェックイン後に寒さの中を外に出たくなくなり、買い物に行く気も失せてしまい、今晩は持参したカップ麺でも食べようと思っています。


 さて、最近でこそ利用は少なくなりましたが、ゴルフの1人予約を何年も利用していると、いろんな方々と顔見知りになり、それなりに情報交換をすることになります。
 どこどこのゴルフ場はグリーンの状態が酷いから行かない方がよいとか、〇〇ゴルフ場は安価な料金が時々出ているなど、行った者でないと気付かない情報も多く、特に料金については参考にさせてもらいます。


 交換する情報の中には同伴者の話題も多く、マナーが悪かったり問題行動をする利用者はそれなりに常連さんの中では情報共有ができているものです。


 ただ「あの人は上手い」と聞いていた人と一緒に回り、期待してプレーに注目していても、そう上手くない場合も多く、他人の「上手い・下手」の評価は結局はあまり当てにならないことが分かります。


 たまたま評価者と一緒のラウンドでそのときだけ好プレーできていたかもしれず、逆に私と同伴になったときだけ調子が悪かったのかもしれませんが、評価は自己との比較による相対評価になるため、絶対評価ではないことが期待外れに終わるケースが多いという理由になります。


 私はYouTubeでゴルフの動画を良く視聴しますが、あるラウンド動画に4人で100切りを目指すものがありました。
 一場面だけですがショットだけを見ると、それなりに飛距離も出て一見すると上手そうでしたが結果は全員が100切りに失敗していて、ショットとスコアは関係ないことが証明されています。

(パットのライン傍に2個も球がある状態というのが、初心者4人のラウンドらしいといえばらしいのですが、マークするというマナーを守らないとどこでもやってしまいそうです)


 1人予約で常連さんが「上手い」と評価しやすいタイプが、ドライバーショットの飛距離が出る人に多いように感じています。
 逆に、私がよく一緒にラウンドする「アプローチの達人」は、使うティーがフロントティーなので打つ順番が最後になり、アベㇾージゴルファーはスコアを気にしない(分からない)ためか、その凄さに気付かない人が多いようですが、「上手い」と感じない理由が飛距離が出ないゴルファーだからかもしれません。


 つまり、100前後のスコアのゴルファーにとって、「上手い=飛距離」であり、「上手い≠スコア」ではないところが何か面白いところです。
 飛距離にコンプレックスがあるゴルファーは、スコアがまとめ切れない場合、その原因は「飛ばないから」に理由を求めたくなるもので、逆に言えば飛距離が出るならもっとスコアが纏まると勘違いしているのです。


 実際はそうでないことが明白ですが、「スコア=飛距離」だと勘違いしているゴルファーが世の中に多くいるから、1本10万円もする新しいドライバーを買っては合わないと手放すことを繰り返すゴルファーが多いのでしょう。