三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

11月のラウンドを振り返る

 今日の熊本は朝からどんよりした曇空で、まさしく冬空になっていて気温もまだ2桁まで上がっておらず、今日一日はずっとこんな感じになりそうです。


 今日から12月ですが、ほんの2か月前までは暑さでエアコンの冷房をかけていたと日記に書いていたほどで、夏から冬への移動がこれも早すぎるように感じています。


 さて、11月のラウンドを纏めてみました。私は表計算ソフトでこれまでスコア管理をしていましたが、最近はそのスコア管理への入力をサボっていて、日記に書いた結果だけのスコアを入力してお茶を濁していますが、本来はホール毎の平均スコアやバーディー数などの内容まで管理していたもので、ゴルフへの情熱が冷えてきたことと比例して面倒なことへの対応も減ってしまっています。


 ラウンド総数は11ラウンドとなり、10月の14ラウンドからは減っているものの、概ね順調な回数に戻っています。
 先月の前半では背筋痛を起こしていましたが、今月は腰痛も背筋痛も出なかったため途中リタイアはせずに済みました。


 先月に引きつづき、スコアは80切りを達成しましたが、これは全て同じゴルフ場をラウンドしているため当然と言えば当然です。
 コースもグリーンの傾斜を知り尽くしているはずなのに、スコアにこれだけバラつきがあることの方が逆に不思議で、ゴルフでは常に同じようなスイングやパットは不可能なことの証明だとも言え、「スイングの安定性」とか「再現性」などは求めても無理な目標だということです。


 初心者ほどこうした「騙しのワード」に惑わされるもので、これらは用具メーカーやレッスンする側の無理なことだと本当は承知のうえで敢えて使っているワードで、巷の一般ゴルファーはそれを求めてお金を浪費するという図式になっているだけです。


 本来、ゴルファーに求められるのは「再現性」ではなく「対応能力」であり、初心者が練習場に通って「スイングを固める」ことを目標にしても、結果は「下手を固める」だけになってしまっているのは本人が一番気が付いているはずですが、おかしいとは思ってもゴルフ界の常識ではそう言われるから「まだ練習不足かな?」と思考が逆になり、ますます無駄なお金を浪費させられるだけの悪循環になってしまいます。


 悪しき慣習としてゴルフマスコミが、その当時の調子が良いプロのスイングを雑誌を売るために特集し、厚顔無恥にも以前に主張していたこととは180度違うことを平気で主張することは多く、数年前の理論がいつの間にか否定されることなどざらにあるもので、そこからも正解などないのがゴルフスイングだということが分かります。


 考えてみれば、棒で球を叩いて遊んでいた頃にスイングがどうとかあるはずもなく、各人が各々の感覚でプレーしていただけですが、現在は正解がないことを良いことに平気でいろんなことが主張できるもので、ある意味、商売としてのゴルフは正解がないから消費者を結果として騙しても非難されないことになり、マスコミを通して巨大市場になって行ったのでしょう。
 これはまさしく新興宗教などと同じで、無垢なゴルファーの不安に付け込み、価値がないクラブを高価な金額で売り付け、意味もないレッスンや練習に駆り立ててお金を搾り取るなど似ていると思うのは私だけでしょうか?


 私は、やっとこうした騙しの構造からサヨナラしたもので、スイングの形に拘るなんてナンセンスだし、道具に拘らず1つのものを長年大事に使うことで、SDGs(持続可能な開発目標)的な考えで、身体に負担をかけないゴルフを目指しているのです。