三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

栗山町を探索する

 昨日のマオイGでのラウンドは13時頃に終わったので、お風呂に入り、栗山町には14時過ぎに帰ってきました。

 シャトレーゼのコテージに帰る前に寄ってみたい場所がありました。

 それは、「アイスの家」という栗山公園傍のお店です。栗山初日に役場の職員での案内の際に、ソフトクリームが大好きだと言ったら「ここのソフトクリームも美味しいですよ」と紹介してくれたお店の一つです。


 中は簡単な軽食もできるようテーブル席が2つほどある小さなお店ですが、後でHPで確認すると本店は隣町の長沼町にあり、数店が道内で展開しているようで、ここ栗山店もその1つになるようです。
 店内に入ると、いろんなスイーツがあり、迷ってしまいますが、お店のおばちゃんに「何がお勧めですか?」と尋ねると「ソフトクリームだったら生イチゴが季節限定でお勧めです」と答えがあり、生イチゴミックスのジャンボを注文しました。

(壁のメニュー表のようにスイーツ以外にも、うどんやそばも売られています)


 レギュラーより大きめで、食べ応えはありそうですが、あまりイチゴの風味がしなかったのはミックスにしたためなのか、私の舌が鈍いのかどちらかでしょう。

(芝生の公園で、奥には無料のミニ動物園がありました)

(公園の左手には球場があり、その横に蒸気機関車が展示されています)

 その後、隣接の栗山公園に行ってみました。最初に展示してある蒸気機関車を見ました。
 北海道は、炭鉱が多く、石炭積み出しのためにたくさんの支線が作られ、岩見沢駅がその中継駅だったようですが、一昨年に行った三笠鉄道記念館など蒸気機関車が保存されている場所は多いのです。
 富良野市でも見たし、三笠市では鉄道記念館以外にもクロフォード公園でも蒸気機関車などを見ることができました。
 栗山公園の蒸気機関車は、かなり大きな車体で、運転席に上って見れます。


 運転席に座ると、当時の運転士たちの大変さがよく分かります。後部の石炭を釜にくべながらの勤務は暑さと黒煙の中での戦いで、吹きさらしの運転台は冬の寒さの中ではどうなったのだろうと思うくらいです。

(前の金網にピントが合ってしまい、肝心のウサギはピンぼけでした)

 その後、右手の方に歩くとミニ動物園があり、入園無料とあったので入ってみました。ポニーやニホンザル、孔雀、ヤギ、ウサギ、小さなモルモット?などが展示されていましたが、この経費は町が負担しているのでしょうか?


 しばらく散策して、シャトレーゼに向かいますが、その途中にも気になる場所があり寄ってみました。

 

(「アオダモ」という硬式野球の木製バットの原材料になる木の植樹です)

 栗の樹ファームは、現在日本ハムファイターズの監督をしている栗山英樹監督が私財を使って作られた芝生の球場です。
 もともと栗山監督は栗山町とは縁もゆかりもない方ですが、栗山町の町興しを考えた若者が、同じ名前の栗山英樹氏に講演に来てくれないかとダメもとで連絡を取ったところ、快諾され、その縁が元で栗山町に北海道で住む自宅と長年の夢だったという内外野が芝生張りの球場を作られたそうです。
 その頃はまだファイターズの監督ではなかったのですが、その後にファイターズの監督として北海道に来られ、ホームゲームの際はここから出勤されるそうです。

(入っていいのか不安でしたが、係のおばちゃんがにこやかに手招きしてくれ、案内もしてくれました。もちろん無料です。)

(大谷翔平が日ハム時代に使っていたバットも実際に持って見れます)

(野茂投手のドジャース時代の帽子です)

(日ハムの4番 中田翔の使ったバットです。全て実際に持つことができます))

(イチローのマリナーズ時代の帽子です。サイン入りでした)

(国内のプロ野球のみならずメジャー関連も多く展示されています)

(文字が小さくて見にくいけど、右から3本目が松井秀喜のバットでその1つ空けた左隣がイチローのバットです。それぞれ持って比較するとその重さの違いが実感できます)

(手書きの表示が私設記念館だという雰囲気を醸し出しています)


 室内には栗山監督が集めた野球関連の品物が所狭しと展示されていて、併せてファイターズの選手たちも使っているバットなどを寄贈したとのことで、それらを実際に持ってみることができるというのも素晴らしいことだと思いました。


 入り口が分かりづらく、勝手に入ってもいいのかなと躊躇するような場所ですが、自由に栗山監督のコレクションを見て触れるので、野球好きには堪らない場所だと思います。
 室内には「夢は正夢」という栗山監督の持論が書かれた、ミズノが作った2012年優勝記念のグローブ形のソファーがあり、そこに座って記念館の方にお願いすると記念撮影もいます。


 この日記を書いている途中に、お隣の老夫婦がチェックアウトされるのかと思い、外に出て挨拶をすると「寄りませんか?」と言ってコテージに招かれ、しばらくお話を聞かせていただきました。
 老夫婦はマレーシアに移住されていますが、河口湖のコテージも所有されていて、マレーシアに3か月済んだ後は、日本に帰ってくるようです。
 今回は、北海道を旅しているようで、白老町から栗山町に来て1週間滞在されたとのことでした。


 ご主人はゴルフをはじめトラッキングやテニスなどされるスポーツマンですが、ご夫人はマレーシアに行ってからゴルフを始めたと言っていました。
 昨日は近場のゴルフ場で夫婦でラウンドされたようで、私が入り口の階段にゴルフシューズを干していたのを見て「ゴルファーだ」と思われたようです。


 昨日、帰ってきたときに駐車場でお会いし、マレーシアでの生活などの話を聞いて、一気に興味が出てしまいます。
 ゴルフ場内のコンドミアムを借りているそうですが、月6万円の家賃の中にはゴルフ利用権も含まれていて、好きな時にラウンドが無料で可能ということで、夢のような生活を行っておられるようでした。


 メルアドなどを交換し、現地の情報などを教えてもらえることになり、「お試しに1~2週間来てみれば?」とお誘いも受け、行ってみたいと思っているところです。


 旅をするといろんな場所で、思わぬ人との出会いがあるようです。私が北海道に来るようになったきっかけも、「流離のゴルファー」と呼ぶ74歳の老ゴルファーから北海道ゴルフの良さをお聞きして行ってみたいと思ったのが始まりです。


 マレーシアでのゴルフし放題の旅にぜひ行ってみたいと思っています。