三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

クラブフィッティングって

今日はラウンドがなかったため、近所にある某ゴルフショップに行ってきました。

目的は、ネットで「3球打つだけですべてが分かる」というキャッチコピーを見て興味を持ったからです。

このキャッチコピーは、ミズノのHPに載っていて、それをやっているショップを検索したら市内ではモ〇タゴルフがヒットしたので、車の燃料補給に行った帰りに寄ってみました。


ちょうど平日の昼下がりで店内にはほとんどお客がおらず、展示してあるドライバーコーナーを眺めていたら、1人の店員が寄ってきて話を始めました。
私はドライバーを探しているなどとは言わなかったのですが、ドライバーのコーナーに居たためかクラブを探していると勘違いしたようです。


結構、話好きな店員のようで、どうせお互いが暇だろうし、「クラブの知識はないから」と事前に言ったら、細かく話を延々と始めます。
普通は、事前に私の要望などを聞いたりするのだろうと思ったら、一般的なクラブ(ドライバー)の話をし始め、シャフトの表示はメーカーによって違うし、同メーカー内でもシリーズによっても異なるなど、「へ~!」と私が感心したためか、いろいろ細かい話を始めました。


以前のお客(私の年齢に合うと思われる62歳の客だそうです。)はRシャフトのドライバーを使っていたけど、機械で計測したらヘッドスピードもあり、スイングに合ったクラブを勧めて打ってもらったら距離が伸びたとのことです。
結局、試打をしてデーターを取りたいようだったみたいで、渡りに船とばかりにお願いすることにしました。


元々が「3球で全てが分かる」のが本当なのかという部分を知りたかったのですが、しばらく身体を慣らしてから3球打ってのデーターを見ると、自分の感覚と同様な結果が数字で出ていたのです。
ヘッドスピードは当初は40m/s程度で終わりでは43m/s程度が出ていました。
球筋はやはりスライスで飛距離は210yほどだということでしたが、これは本球ではなく練習場用の球を使用しているので、コースではもう少し伸びるということです。


ただし、スライスですが3球ともに見事なまでに右への軌道が重なっていたのが、我ながら驚きでした。


その後、ミズノ以外のクラブもいろいろ取り替えたり、シャフトを差し替えたりして試打してみますが、店員曰く「クロカゲ」というシャフトは合わないとのことで、勧められたのはやはりミズノのJPXドライバーでした。
シャフトの知識がないので、覚えていませんがオリジナルの中調子のシャフトがよいとのことで、明日ラウンドだと言ったら「今日買って使ってください。」と言われてしまいます。


この中で、やはり気になったのが、クラブを替えることでスライスがドローボールに変わるという部分です。
確かにスライスは距離が出ない球筋ですが、無用なランがないため、安全な球筋でもあると私は思っています。
しかし、ショップ店員はドローボール礼賛で、スライス撲滅みたいな言い方でドローボールが勝手に打てるクラブだと勧めてくれます。


私がスライサーだから左を向いて打つからと言っても、きちんと構えて真っすぐ打った方が飛距離も出るからと言われてしまいます。


店員曰く、スイング軌道はインサイドアウトになっているとのことでしたが、これには自分ではアウトサイドインに振っている感触があり、自分の思いとは違っていました。
インサイドで下りてくるクラブフェースが若干開いたままヒール寄りで当たっているとのことで、このスイングは変えなくて捕まりの良いクラブに変えると、ドローボールになるのだそうです。


また、アイアンが7番だけがスライス気味になると相談したら、ライ角調整もできるから持ってきたら調整できると言ってくれました。
なかなか親切な店員さんで、たまたま暇な時間帯だったのか、パットの相談にも乗ってくれました。


ショートパットが左に外すケースが多いと言ったら、スマホのアプリを起動し、パターのシャフトにスマホを取り付けて打ってみてと言われます。


使っているパターと同じ形状のパターで打ってみると、打ち方はパターに合っているから変更しないで良いと言われました。
結局、ドライバー同様にややオープン気味に構え、フェースが被っていることが左に外す元凶で、それを嫌がって右に押し出している傾向があると指摘されました。


「パターはそのままでいいけど、ドライバーは変えましょう!」と再度勧められましたが、「明日のラウンドでOB連発したら、考えます。今日はお世話になりました。」と言って店を後にしました。


これまで、こうした計測をした経験がなく、クラブを実際に購入した時も知り合いのフィッターに勧められたクラブを即決したのです。
もっとも、そのフィッターが進めてくれたゼクシオ9のシャフトは65gの中調子のMIYAZAKIのカウラでしたが、今日の店員が合うと勧めてくれたシャフトも65gの中調子だったので、知り合いのフィッターはさすがだと感心しました。


今日は、冷やかし客で親切な店員さんには申し訳なかったのですが、なかなか面白い経験になりました。
次にクラブを替えるときは、モ〇タゴルフに行って相談しようかな?