三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

完敗(マッチプレー決勝36H)

今日は赤水の社長杯決勝でした。
決勝は36ホールのため、朝8時スタートです。今日も5時に起きて、7時前に赤水に到着しました。


天気予報は「曇りのち晴れ」でしたが、着いたときは雨で途中では霰も降りだし、阿蘇の山々は白く冠雪したようになりました。
一時6番グリーンではうっすら白くなったほどです。


相手の方は1歳年上の63歳で、熊本地震で閉業中の熊本ゴルフ倶楽部(通称湯之谷)のメンバーで、クラブ選手権でも5位に入ったことがある方でした。
HC18とは思えない、パワフルなショットで圧倒され、結果は8アンド7という大差で負けてしまいました。


午前中の18Hのアウトは、お互いが寒さと緊張で硬くなり、ミスが出てしまいます。
1番パー4は作戦の寄せ1が効かず、2mを外してボギーで分けになりました。
実は、せっかくのフェアウェー真ん中のティーショットを生かしきれず、反対に相手は右に打ちセカンドを木に当てるというトラブルでしたが、長いサードショットを奥に外し、アプローチを寄せて1パットのボギーで凌がれます。


2番パー4は私が寄せ1のパーを取り、ボギーの相手に1アップしました。


しかし、3番パー3で6Iか5Iか迷い、5Iで中途半端に打ってダフってしまいます。球は木の後ろになり、いったん花道に出し3打目で乗せましたがパットは入らず、ボギーオンの相手がボギーでこのホールを取りイーブンに戻りました。


4番パー5はハンディホールで相手に一打上げています。
ここは相手がティーショットをミスしましたが、4打目でカップ手前にナイスオンされ、私のバーディーパットがわずかに決まらず、お互いがパーだったので1ダウンになりました。
途中でこのホールはとれるかもと思ったのが甘く、相手のナイスリカバリーにやられました。


5番パー4はラッキーホールだと思っていましたが、その威力は残っていて、私のバーディー逃しのOKパーでまたイーブンに戻ります。


6番の長いパー4は私が3打目でダフってしまい4オン2パットのダボとなり、相手がボギーとしたので1ダウンです。
寄せ1狙いの作戦で、肝心のアプローチをミスすれば、勝ちは取れません。


7番パー3はドライバーで打たれた相手が一打目にOBを打ち、安全にボギーを取ってまたイーブンです。


8番パー4はまたアプローチをミスしダボになりましたが、相手がその前にざっくりしていて5オンのトリプルだったので、1アップです。
相手がミスするとお付き合いになりがちで、ここは一打でも下回ろうと最後はパターでグリーン手前から転がしました。


9番パー5はお互いパーオンせず、ボギーで分けました。


前半のアウトは1アップでしたが、相手がかなりバタバタされていたので、本当はもう一つ二つは取っておくべきで、これがその後のインで大きく響きます。


10番パー4は先に長いパーパットを決められ、嫌な展開でしたが2mを入れて分けでした。
この日の相手は、どこからでもパットを入れてくる感じで、途中からどうしようもなくなります。


11番パー3はお互い寄せ1が効かずボギーで分けでした。


12番パー4は469yと長く、ハンディを与えるホールですが、なんと相手が見事にパーをゲットし、またイーブンに戻りました。
セカンドのスプーンが今日は良く当たっていて、セカンドは後ろから先に乗せられるため、かなりプレッシャーをかけられています。


13番パー4は私のドライバーショットが右の木に当たり、距離が出ません。セカンドも届かず、サードショットは奥まで転がり、パターで寄せてボギーでしたが、相手はパーオンしバーディーパットはわずかに入りませんでしたが、OKを出し1ダウンです。
この辺りでは、大きく負けている気がしていましたが、マッチプレーでは気落ちするとどこまでも落ちていきます。


14番パー5は私の一打目が左への傾斜でOBすれすれの位置でした。OB区域側にイノシシ防止の電流柵があり、スイングが難しそうだったのでアンプレを宣言し、UTでフックをかけて右のラフに運び、7Iでグリーン奥にオンしましたが、相手は3オンしてバーディーパットを先に寄せてOKを出しました。
私は6mを入れきれず、ここもダウンとなり2ダウンです。
この辺りはもう4ダウンくらいしている感覚でしたが、きちんと確認すればよかったと反省してます。


15番パー4はお互い左のフェアウェーで先にウッドで残り200yをナイスオンされます。
5Iでここは狙いましたが、フックして手前にショートし、このアプローチも2mにしか寄らず、相手はOKの位置に寄せ、こちらはこのパットを外すという苦しい展開です。
入れなければ負けというパットは、プレッシャーでなかなか入らないものだと感じました。


ここまで相手はインの11番のみボギーでしたが、その他はすべてパーオンしてOKパーと安定されています。
それに引き換え、寄せ1狙いの作戦でのプレッシャーのかかるパーパットをことごとく外す苦しい展開ですが、これが相手もボギーオンなら反対の展開になるはずで、相手のセカンドの正確性の高さが想定外だったのです。


16番パー3は相手が一打目を右にOBを打ったので、慎重に手前に刻み、2オン2パットのボギーで1つ返しました。2ダウンですが、気持ちはすでに4ダウンくらいの感覚で、どうしようもないと思っていました。


17番パー4でも相手はグリーン左からのアプローチを1mに付け、私のアプローチは2mで先に外して反対に決められるというものでした。
3ダウンになりましたが、気持ちはすでに「もうだめだ」という感じです。


ここまでパー3以外はすべて相手はパーなので、相手にプレッシャーはかけられず、反対にずっとプレッシャーを感じてのラウンドです。


18番パー5はお互いフェアウェーでしたが私のライは悪く、UTでダフってしまいます。距離が200y残り、アゲインストの中パーオンを狙いましたが手前でアプローチも1.5m残します。
相手は奥からのアプローチでパーパットは入らずチャンスでしたが、このパーパットを決めきれないのが、これまでのプレッシャーの中でパットを打っていた影響で、全く入る気がしませんでした。


前半の18ホールは、3ダウンになりましたが、スコアカードを確認して、「まだ3ダウンだったのか」と気づく有様で、ずっと取れるチャンスがない展開は大きく負けているような錯覚を起こしてしまいました。