三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

泥濘むコースでの打ち方

 今日の熊本は朝方は気温が下がりましたが、午後からはそれなりに温かくなり、一日の中に晩冬と春が混じったような気候になっています。
 3月も中旬なので、これからの熊本は一日一日が春めいてくるはずで、夕方頃には暑がりの私は半袖でも大丈夫な気候になっていましたが、さすがに陽が落ちるとまた肌寒さが戻っています。


 さて、12日のラウンドでは雨上がりの水を含んだコースでショットミスが多発しましたが、その原因を少し考えてみました。
 通常のライでは少々の打点ミスはよほど酷くなければあまりミスとは感じませんが、泥濘のライではわずかの打点の狂いでミスが発生するのは当然だと思われます。


 ここでよく考えると、こうしたライはフェアウェーバンカーのようなものでいくらダフらないように直接球にコンタクトしても、当たった際に球の下の地面が柔らかいため微妙に球が沈み込むはずです。
 そうなるとクラブのフェース面に球が対する力が普段より弱まって、結果的に飛距離が出なくなる現象がフェアウェーバンカーと同じように発生してしまいます。


 その上、水を含んだコースは水の抵抗でランが出ないため、キャリーとランの合計になる飛距離がそれぞれ少なくなるため、より距離が出ないということになるのは当然です。
 何とかの後知恵というように、今更ながらそのことに気づくことが問題で、その場面で対処できなかったのはこれまで雨のラウンドを避けていたツケなのでしょう。


 ゴルフの上達が遅いのはショットという体得するのが難しい部分と併せ、こうした経験値も必要になるからで、火曜日のラウンドでは全てのショットをフェアウェーバンカーからのショットだと思って対処すべきだったのです。


 私はフェアウェーバンカーのショットでは、番手を1番手もしくは2番手上げ、右足は目繰り上げずスイングはコンパクトに振るようにしていて、水を含んで泥濘のコースではフェアウェーバンカーと同じ打ち方をしなければと思っています。

(私のフェアウェーバンカーからのショット。クラブはピン奥なので7鉄の距離ですが2番手上げてU6を選択し、右足をいわゆるベタ足にして打つように心がけています)


 とはいうものの、次にあのようなコース状態でラウンドするかは疑問で、私は今後のラウンドであのような状態だったら間違いなくキャンセルすると思っています。
 お楽しみゴルファーは、楽しくラウンドしたいからゴルフ場に来るのであり、自分を精神的に傷めつけてそこに喜びを見つけるような「M」な気持ちは私には全くないからです。


 今日のチャオ。庭のチューリップの3個目が咲き始めましたが、チャオは花には興味なしのようです。