三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

熱は下がるが

 今日も熊本は曇りではっきりしない天気になっていますが、雨の心配は無さそうです。明日は阿蘇ハイランドの早朝を予定していますが、いまのところ熱も下がり腰痛も痛み止めで治まっているので一応阿蘇まで出かける予定ですが、場合によっては途中キャンセルするかもしれません。

(少しだけ外出した際に熊本城を市役所前から撮影してみました)


 今週は明日を逃すと、阿蘇は雪の予報になっているためで同伴者の「アプローチの達人」に迷惑をかけないよう明日だけは行くつもりでいます。
 終わってから温泉に行き、腰を伸ばすことで少しは快方に向かうかもと思っていて、ゴルフは二の次になる阿蘇行きになりそうです。

(愛犬チャオも年取った顔になりました)


 さて、今日はテレビで将棋の王将戦およびNHK杯戦を視聴しています。どちらも藤井八冠が対局するもので、地上波だったら同時刻にダブって出演することはないそうですが、NHK杯は地上波ですが王将戦は囲碁将棋チャンネルというCS放送なので、そういった慣例には当てはまらないのでしょう。


 王将戦は佐賀県三養基郡上峰町の「大幸園」という創作料理店を会場に昨日から始まり、NHK杯は東京のNHK会館で行われますが、もちろん藤井八冠がそれぞれで「生」で対局できるわけはなく、NHK杯の方が収録になっています。


 藤井八冠はNHK杯の前回優勝者なのですが、昨年度は一般棋戦といわれるNHK杯・朝日杯・銀河戦・日本シリーズの4つの棋戦でも優勝しています。
 今日のNHK杯は藤井八冠の勝利になりましたが、対戦相手の久保利明九段は振り飛車党であり、王将戦の挑戦者の菅井竜也八段も振り飛車党です。


 対する藤井八冠は居飛車なので、昨今は居飛車に対して振り飛車は分が悪いけどアマチュアに人気が高い戦法なので菅井八段には振り飛車党の意地を見せて欲しいものですが、お昼休憩まではAI評価ではかなり苦戦しているようです。


 8つのタイトル戦と4つの一般棋戦の違いは、タイトル戦例えば名人戦は獲ると1年間は「名人」という称号で呼ばれ、予選(順位戦)に出場することなく翌年に挑戦者と7番勝負という防衛戦を行うことになるのに対し、一般棋戦では称号はその棋戦で例えば「NHK杯選手権者」と呼ばれるだけで防衛戦などはなく、トーナメントに参加して勝ち上がらなければならないという点です。


 その意味では一般棋戦で優勝するのはそれなりに大変で、4つの一般棋戦で同時期に優勝した棋士は藤井八冠が初めてということで、藤井八冠の存在が飛び抜けていることが分かります。
 そんな最強な藤井八冠ですが、今年度の銀河戦では決勝で丸山忠久九段に敗れていて、どんなに強くても無敵だとはいえないものです。


 一般棋戦は持ち時間が短い早指し戦という特徴もあり、朝日杯の持ち時間40分以外は10分~15分であり、タイトル戦の4時間~9時間とは大きく異なります。
 また8つのタイトル戦のうち、名人戦・竜王戦・王将戦・王位戦の4つが2日制の対局になり、王座戦・棋王戦・棋聖戦・叡王戦の4つが1日制の対局になります。


 昨日の王将戦初日の午後には、たった数手の進行だったのも8時間の持ち時間だったということもあり、あまり早すぎて1日で勝負が終わってしまうのは関係者に迷惑をかけるという両対局者の配慮なのかもしれません。


 最近は将棋AIの評価値が中継画面に表示されるため、これまで素人には難解だったどちらが優勢かという判断がAI評価値で一目瞭然になっていることも視聴し易くなった理由です。


 またAIは候補手も示しますが、それにはプラスやマイナスが付き、将棋は1手の悪手で一気に評価値が逆転することが分かり、終盤の秒に追われた際の指し手がどうなるのか見ていてハラハラできるのも見る側としては楽しいものですが、今回の王将戦第2局はそんなドキドキハラハラの展開にはならずにあっさりと終わってしまいそうな状況です。