三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

熱は治まるが

 今日の熊本は冷たい雨がシトシトと降っていますが、気温は9℃ほどとそこまで冷え込んではいません。


 昨日は昼過ぎからベッドに入り、今朝まで寝ていました。そのおかげか起きてから体温計で熱を測ると36度台に下がっていましたが、これは風邪薬の効果なのかもしれません。
 身体の節々がまだ痛むため復活はできていないようで、明後日の初打ちは微妙なので「アプローチの達人」に新年の挨拶がてらに状況を伝え、キャンセルをお願いしています。


 今年は新年早々に能登半島で大地震が発生し、多数の犠牲者が出ていて今なおテレビの地震速報でひっきりなしに地震発生が伝えられています。
 今日だけでも震度5強の揺れが2回ほどあっていて、寒い中で家を追われた住民の方々の大変さを考えると心が痛みます。


 思い起こせば、熊本でも8年前の2016年4月14日21時26分に「前震」と呼ばれる大きな揺れを感じ、熊本県益城町で震度7を計測しました。
 私が住む熊本市西区は近くの気象台の地震計で「6弱」を記録していましたが、それでも生まれて初めて経験する大きな揺れに、何をしてよいか分からずに椅子から立ち上がるのがやっとでした。


(大きな揺れで天井の壁紙が破れていますが、そのまま放置しています)


 揺れが収まり、すぐに周囲の様子を見ようと外に出ると同様に何人もの人たちが出てきていましたが、幸い大きな被害は無さそうでした。
 ちょうどLPGAツアーのバンテリンレディースが開催される前で、私はボランティアでしたが大会本部から連絡が入り15日の初日は中止になるというものでしたが、翌日には中止が決定しました。


 「本震」と呼ばれる大きな揺れは28時間後の4月16日午前1時25分に発生していて、「前震」時は夕食後の時間帯でしたが、この時はすでに就寝していて、大きな揺れで目覚めたもののベッドの上で起き上がることもできずにただ揺れが治まるのを待つだけでした。


 この「本震」のときの近くの気象台の地震計は震度「6強」を記録していて、「前震」よりも揺れたことが分かりますが、実際はどちらも大きく揺れたし「本震」時は寝ていたので比較することは困難です。


 私の記憶としては、この2つの大きな揺れ以外は、時々震度3~4程度の揺れが長期間続いたことしかありませんが、震度5以上の揺れを調べてみるとそれなりにあったことが分かり、記憶だけはあまり当てにならないことが分かります。


4月14日  21時26分   7   (前震)
               22時07分   6弱
               22時38分   5弱 
               23時43分   5弱
               00時03分   6強
4月15日  00時06分   5強
               00時07分   5強
               01時53分   5弱
4月16日  01時25分   7   (本震) 
               01時43分   5弱
               01時44分   5弱
     01時45分   6弱
     01時46分   6弱
     03時03分   5強
               03時08分   5弱
     03時09分   5弱
               03時55分   6強
               07時10分   5弱


 ただこれらの揺れは震源の揺れであり、ほとんどが阿蘇を中心とした地点なので直下型という地震の特徴もあって、私の住む地域の揺れはそこまで酷くなかったのでしょう。
 それにしても震度5でも大変な揺れなのに、何度も遭遇することは大変です。地震は逃げることもできずその場で揺れが収まることを待つだけですが、ほんの1分がとても長く感じられてしまいます。


 よくマスコミなどで「揺れたら身を守る行動を」と注意喚起されますが、実際はそうした冷静な行動はとれずに身体は固まってしまうもので、せいぜい立ちすくむか座り込むかするだけが経験上では取れる動きです。
 幸い、我が家では物が落ちたり倒れたりすることがなかったので咄嗟の避難がなくても大丈夫だったのですが、これが落下物があったりしていればケガの心配もあり、普段から高い場所に落ちるような重量物を置かないなどの対策は必要です。


 それにしても寒さの中で避難している方々は、とても厳しい状況にあっているはずで、4月の南国熊本でさえ車内で一晩を過ごすのが無理だったほどなので、まず避難先で寒さ対策が十分に取れるか心配しています。