三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

動画編集の用語を学ぶ

 今日は晦日なので2023年も残り1日とわずかになりました。今日の熊本は天気が下り坂なので昼前から雲が多くなり最高気温は16℃ほどとこの時期としては高めですが、日が差さないため体感温度は上がりません。


 さて、私はパソコン弄りをゴルフ後の趣味にしたいと思っていますが、そのパソコンで何をするかというとラウンド動画を編集することを考えています。
 こう考えた理由は、ラウンド動画を撮影するためにはゴルフ場に行く必要があり、そうすれば趣味がパソコンに変わっても一気にゴルフから離れることを避ける意味もあるのです。


 ゆくゆくはYouTubeに動画をアップして行こうと思っていますが、現在もYouTubeは利用しているものの、この日記に動画に貼り付ける目的だけなので限定公開にしていて、将来はもっと動画をしっかり作り込み、全てを公開できることを目標にしています。


 そのためには、パソコンの知識と併せ、動画編集についても学ぶ必要がありますが、今までの編集はある意味「適当」にやっている状況です。
 最近はYouTubeにいろんな編集についての説明する動画が多く、それらを時々視ていますが、まず使われる用語の意味がイマイチ分からず、これまでは適当に流していましたが、やはり基礎的な意味だけは知っておきたいと思い、今回は忘備録的な意味合いもあり、少し調べてみました。


 私は編集用ソフトはサブスク版のDirector Suite 365にあるPower Director365を利用していますが、このソフトを利用しているのは2年ほど前にメルカリでPower Director18という買取版のソフトを購入したからです。


 このPower Director18は使える機能が制限され、参考にする動画のとおりに機能を使いたくてもそもそもがその機能が無いという悲しい場面が多く、今年5月に北海道に行く前にサブスク版がいろんな割引で1万円ほどと安価だったので切り替えました。


 ちなみにPower Director18はメルカリでまた売り払っていて、4千円で買ったものを半額の2千円にしましたが、すぐに購入者が現れて売却できたものです。


 一般的な動画編集用のためのパソコンのスペック要件は高くなりますが、このPower Directorで要求されるパソコンスペックは高くなく、OSはwindoes10もしくは11で、CPUもインテル系でいえばcore i シリーズ以上という普段使いのパソコンでも十分なものです。


 しかし、さすがに書き出しなどでは私のそれまでのノートパソコンでは時間がかかるため、BTOパソコン購入時はグラボ付きを選択し、それなりに速さが出ているように感じています。


 さて、用語関係ですが、適当にネットで検索し、ランダムに並べています。ある程度分かっているつもりの用語でも、これまであやふやな意味で使っていたもので、先ほどの動画の書きだしをずっと「エンコード」と思っていましたが、実際はエンコード(符号化)は厳密な意味での動画の書き出し(ほかでも視れるようにする)とは違うことが分かりました。
 「書き出し」を「エンコードすること」の意味で使っても間違いではないとは思いますが、「書き出し」=「エンコード」ではなく、書き出しすることが結果的にエンコードすることであり、その意味では似た様なものだということです。


 動画編集時の用語には、いろいろあって知らなくてもどうにかなる場合が多いのですが、知っていればより理解は深まるのではと思っています。
 ただその中には、他人との会話の中で使うようなものもあり、1人で動画編集していれば知っていなくても全く問題ない用語もありますが、とりあえずそれも含めて一部ですが取り上げています。


1 カット
 「カット」とは、その名の通り映像の不要な部分を削除することです。似たような用語に「トリミング」がありますが、カットが映像にだけ使うものに対しトリミングは映像+音声を含めるときに使います。


 「スタンダードカット」は2つのクリップ(動画の一部)の始まりと終わりを繋ぎ合わせることで、1番スタンダードなシンプルな編集方法であり、「ハードカット」とも呼ばれます。
 「スマッシュカット」とは、次のカットに切り替える場面でインパクトのある見せ方をする編集方法になります。
 「ジャンプカット」とは、連続して撮った動画の余計な間を切り取り、動画の時間を短くすることです。
 これらの用語は1人だけで編集する私は知らなくても大丈夫そうですが、複数人で作業する場合は、こんな用語で指示があるのかもしれません。


2 トランジション(転機や転換)
 トランジションはエフェクト(特殊効果を表現する素材)のひとつで、動画の場面転換をする際に活用するエフェクトです。
 トランジション自体の種類も多くあるようで、主なものでは次のようなものがあります。


 ワイプ(画面を差し込む)
 フェードアウト(徐々に消える)
 フェードイン(徐々に表れる)
 ディソルブ(前後のカットが溶けあうように転換する)
 スライド(横移動で場面が変わる)


 トランジションという言葉自体はイマイチ理解していませんでしたが、ワイプはテレビのバラエティーなどでも使われるし、フェードイン・アウトやスライドなどは一般的にも使われますが、ディソルプは聞きなれない言葉だったので調べてみると「オーバーラップ」とも言われる用語のようです。


3 トリミング
 動画の不要な部分を削除することで、カットが動画の「映像部分」に関しての用語でしたが、トリミングは映像だけでなく音声などの不要な部分を削除することも含まれます。


4 テロップ
 テロップとは、動画内の人の会話や心情などを文章で表すことです。これはこれまでも使っていましたが、最近のソフトは動画の中の音声を自動で拾ってテロップ化してくれるため、便利だとは思う反面、正確性がイマイチでその修正作業の方が面倒だとも思っています。


5 BGMとSE
 BGMとSEは音響に関することで、BGMは動画内の後ろに流れる音声をいい、SEは効果音をいいます。
 BGMに音楽を使うと良さげな動画になりますが、音源には著作権があるため安易に利用することはできず、著作権フリーな音源を使うことになりますがPower Directorには自由に使える曲がジャンル別・長さ別にあるため利用しやすいと思っています。


6 クロマキー合成
 クロマキー合成とは、動画の背景を別の画像や映像に加工する技術で、よくテレビのバラエティー番組で見かけるものが、緑色の服や背景の前で顔だけ出して撮影し、他の動画と重ねる手法です。


 最近は、静止画だったらクロマキー合成を使わずに一瞬に背景だけを切り取り、他の背景と合成する方法もありますが、動画にはまだそこまでの機能はないのでしょう。

(この7月の北海道丸加高原の3番パー5のティーショットの画像を簡単に青空に変更できます)

(上と比較すると若干は違和感がある画像ですが、最初からこうだと思えばそう見えます。次は背景を全く違ったものに替えてみますが、これらもほぼ一瞬の作業だけで終わります)

(ゴルフ場ではなく適当な風景の画像に重ねたので、やはり浮いた感はあります)


 その代わりに使われるのが、ボカシなどで、テレビなどでも通行人の顔部分にボカシを入れたり、逆に場所を特定できないように人以外にボカシを入れたりする場面も見られます。


7 カラーグレーディング
 カラーグレーディングとは、色調補正のことです。動画内の色合いを後から変更するときに使用します。
 「Director Suite 365」には「Power Director365」以外にも「Color Director365」という色調整用のソフトが付いていますが、色のセンスがない私はこれまでこのソフトを利用したことがなく、細かな色調補正は苦手な分野です。


8 キーフレーム
 キーフレームとは、動画の時間を始点と終点で指定し、その期間になると変化が加わるエフェクトのことです。
 この言葉も動画編集の際にはよく目につきますが、これまで意味が全く分からずに「なんのこっちゃ?」という意識でいました。
 今後は、試しに使ってみたいと思っています。


9 レンダリング 
 レンダリングとは、エフェクト、BGM・SE、カット編集などが終了した動画を一つの動画に処理する作業のことです。
 これまでレンダリングという用語を知らなくても、結果的に動画を完成させるためには同様の処理をしているのですが、知っていれば説明動画などで使われてもすぐにピーンと来ます。


10 クロップ
 クロップとは、撮影後に必要な部分を切り取る作業です。トリミングの作業に似ていますが、写真だけでなく動画編集での映像を一部切り取る場合に、余白を除いて必要な部分のみ表示させることを指します。
 私はクロップの手間をかけることなく編集作業に入っていましたが、確かに最初に無駄な部分をカットしていれば、素材を編集ソフトに貼り付ける際に無駄な負担がかならないのでしょう。


11 再生ヘッド
 再生ヘッドとは、再生時に移動して現在の再生部分を示す線になります。言い換えとして「再生ライン」と呼ばれることもあります。
 Power Directorでも赤い線の部分がモニターできる位置であることは分かっていますが、この赤線の動かし方がイマイチ分からず、まだこのソフトを自由自在に使いこなせていないことを自覚しています。


12 アスペクト比
 アスペクト比とは、動画の縦と横の比率のことでYouTubeを例に取ると16:9になります。
 古い動画などでは、4:3という場合もありますが、編集の際に設定とは違う値の場合はソフト側が「変更しますか?」と尋ねてくれるため、私はあまり意識していません。


13 タイムライン
 タイムラインとは、動画編集をするときに使われる場所です。Power Directorの説明書を見ると最初に画面の3つに区切られた場所の説明があり、素材置き場やモニターの場所それに編集するタイムラインがありますが、私はそこはいい加減な性格なので感覚的に把握しているためこうした用語は使えないものの、意味としては理解しています。


14 シーケンス
 シーケンスとは、音声や動画・テロップを並べた編集データのことです。とはいうものの、イマイチ「どこのこと?」って感じです。
 シーケンスは「配列」などの意味なので、編集した動画や音声を並べたタイムラインではないの?と思ってしまいますが、違うのでしょうか?


15 オーサリング
 オーサリングとは、撮影した映像を編集したものを1つのコンテンツとして仕上げることです。
 偉そうなネーミングだと思っていますが、だからどうなのっていう感想です。



16 ビットレート
 ビットレートとは、1秒間に送受信できるデータ量のことです。単位は、bps(Bit Per Second)です。
 同じような伝送速度の単位に「Bytes/s」(B/s、バイト毎秒)がありますが、1バイトは8ビットなので、1Byte/sは8bpsに相当します。
 なぜこんな面倒な単位を2つも使うのかという理由は、ネットワークなど遠距離通信ではbpsの単位が、パソコン内や周辺機器との間ではB/sを使う慣例のようです。
 これに数字の単位であるK・M・G・Tが組み合わされると、私はますます混乱してしまいます。


17 フレームレート
 フレームレートとは、動画における1秒間のコマ数のことを指します。動画はいわゆるパラパラ漫画のようなもので、1秒間に静止画を何枚動かすかで動画のスムースさが変わって来ます。
 単位はfps(Frames Per Second)となり、フレームレートが高いと映像はスムーズに動きますが、動画の容量も大きくなります。
 ちなみにテレビは30fps(正確には29.97fps)で映画は24fpsですが、ゲームになると120fps・240fpsなど高フレームレートになる場合もあり、そのためには高性能なCPU以外にも高価なGPUが必須になって来ます。


18 コーデック
 コーデックとは、編集した動画データを圧縮・変換・復元などをする一連の動作のことです。
 古い動画を改めて新しいパソコンで見ようとすると「コーディックが見つかりません」とエラーになることが良くあります。


19 エンコード
 エンコードは、データをなんらかの形式に変換する作業のことで「暗号化」や「符号化」ともいわれています。
 エンコードをする理由としては、動画の利用目的によって、データを適切なファイル形式に変更する必要があるためです。


20 デコード
 デコードは、エンコードの逆です。変換したデータを元データの形に戻すことをいいます。


21 拡張子
 拡張子とは、ファイル形式を判別するためのもので、動画の代表的な拡張子は以下のとおりです。
  mp4
  avi
  mov
  flv


22 解像度
 解像度とは、動画のなめらかさのことを指します。映像をなめらかにするために解像度を上げると、データ量が大きくなります。


 ちなみにYouTubeにアップする動画形式は、MP4形式(.mp4)コーデック H.264 / AAC-LC 解像度(アスペクト比) 1080p(16:9)になっているようなので、私も動画をYouTubeに上げる目的でエンコードする際は、いくつか選べる中から H.264を選択していますが、そもそも元の動画のフレームレートをいくつにするかさえ良く理解していないため、YouTubeでみた動画を単に真似しているだけです。


 ランダムに用語を並べてみましたが、あいうえお順に並べないのも私のいい加減な性格を表しているもので、フィーリングで何事も捉える傾向があるので、こうなってしまうのです。