三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

AI検索エンジンで遊んでみる

 今日の熊本は空模様が怪しく、10時半現在25℃と気温は高めですが、この後の予報ではもうすぐ雨が降り出すと出ていて、風も強めになっています。


 全国的に荒れた天気になるようで、この後には気温が下がり、平年並みに戻るのでしょうが、夏の陽気から一転して晩秋に戻ってしまうとより寒さが身に沁みそうです。


 今日と明日はラウンド予定がなく、いつも同伴者になる「アプローチの達人」が「予約が取れなかったんだよな~」と先日言っていましたが、雨予報だったためラウンドなしは正解だったのかもしれません。

(昼前にはかなり強い雨が降り出しました)


 さて、最近はAI技術が発達して身近にもOpenAIの「ChatGPT」などが利用できるようになり、便利になった反面、様々な問題も発生しています。


 今日はそれらの問題は置いておき、試しにOpenAIの「BingAI」を使って遊んでみました。
 「Bing AI」はMicrosoftが提供している検索エンジンですが、私のパソコンでもいつの間にか使えるようになっていたので、マイクロソフトアカウントでログインして使ってみたのでした。


 当初はAIが答えてくれると勘違いしていたのですが、実際はネット上の情報をある程度簡潔に纏めて回答してくれるもので、簡潔とはいってもそれなりに長文になってしまうところがまだ発展途上だと思いました。
 当然、ネット上の誤った情報も含めて答えるため、常に正しいとは言えないリスクがありますが、その取捨選択はこれまでと同様であり、ネットリテラシーの重要性は我々受け手側が常に高めておくべきことです。


 今回は、パットの難しさを聞いてみようと質問しましたが、この「Bing AI」は自らが判断して回答するものでなく、ネット上の記事などを参照にしてある程度纏めて答えるもので、これまでの検索エンジンが単に該当するサイトを示すだけに留まっていたのに対し、その中身をある程度纏めて示すことで、いちいちサイトの中を読む時間を短縮してくれるものです。


 一応、回答の最後に「もっと詳しく知りたい場合は、こちらやこちらを参考にしてください。」と参照元が分かるようになっていて、その点では便利な検索エンジンというものだと感じました。


 質問は「パットに関して」でいくつかの項目で行ってみましたが、ほとんどが長文の回答になっていて、その中の一部を抜粋して掲載してみます。


私の質問 パットが難しい理由とその対策は?


「Bing AI」回答
(前半略)グリーンの状態をしっかり確認する。特に芝目や傾斜は、目の錯覚によって見間違えることがあります。(以下略)


私の質問 人が感じ取れる傾斜は?


「Bing AI」回答
(前段略)傾斜を感じられる角度は、人間によって異なりますが、一般的には0.5度以上だと言われています。(以下略)


私の質問 0.5度の傾斜ってどれくらい?


「Bing AI」回答
(前段略)0.5度の角度は、非常に緩やかな傾斜です。例えば、100メートルの底辺と0.87メートルの高さの直角三角形の傾斜角は、0.5度になります。また、0.5度の角度は、勾配としては0.87%に相当します。勾配とは、高さと水平距離の比率で表される傾斜の強さです。ゴルフでは、0.5度の傾斜はほとんど感じられないと言われています。(以下略)


私の質問 スティンプメーター8ftのグリーンで0.5度の傾斜の影響は?


「Bing AI」回答
(前段略)スティンプメーター8ftのグリーンで0.5度の傾斜がある場合、ボールの転がりは約0.2フィート(約6センチ)程度変わります。これは、ボールの直径の約半分に相当します。したがって、0.5度の傾斜は、パットのラインや距離感に少なからず影響を与えると言えます。(以下略)


 これらの回答はAIが答えたからといって正しいものであるとは限りません。現に上の回答にある「6cm程度変わる」との答えは、その前の傾斜の緩やかさに比較すると本当かなと思うものでが、AIも人間と同じく今は生まれたばかりの赤ん坊の状態で、徐々にこうした質問をすることで学習して行き、膨大な知識を蓄えていくはずです。


 この「Bing AI」には画像生成も可能なようで、イラストを作るように要求したところ、下のような画像を回答しましたが、なんとなくこれらもネットにある画像からパクったようにものだと感じました。


私の質問 カップを外れた球の画像を作って!


「Bing AI」回答


 こちらの要求を上手く伝えることができなかったためか、上の画像を明るくしてと要求したのに、答えは違う画像を示すため何となくもどかしい気分にさせられます。


私の質問 画像を明るくして!


「Bing AI」回答


 ネットでこれらの画像をチェックしてみると、似たようなものが多くあり、AIが作成したものでなくそれらの中からパクって改変したのではと疑っていますが、回答のなかにはさもAI自ら作成しているようなコメントがありました。


私の質問 雨の中のゴルフの画像を作って


「Bing AI」回答
雨の中のゴルフの画像を作るのは難しいですが、挑戦してみます。😊少々お待ちください。👇


 そして示した画像4枚のうち1枚が下の図です。

(グリーン上でショットしているというある意味、おバカな画像でした)


 私の要求したイメージとは大きく違いますが、これは「雨のゴルフ」というアバウトな要求だったためで、もっと細かく指示するとイメージに合ったものが示されたのかもしれません。
 この画像をネットで検索すると、似たような画風の画像はいくつも出てきますが、どうやらそれらを要望に沿って改変したものになるようで、この辺りは著作権にどう影響するのかが不明です。


 「Bing AI」は現時点で便利な検索エンジンだと認識していれば問題ないのですが、AIだから間違わないと錯覚してしまうと、様々なトラブルに繋がってしまうのかもしれません。