三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

バンカーからのイメージ(フェアウェーバンカー編)

 今日も午前中に32℃を越える残暑が厳しい8月20日ですが、今日がちょうど1か月前に北海道から熊本に帰ってきた日に当たり、1年の12分の1が経過したことになります。
 来年もまた北海道に行くことを内心では決めていますが、出発予定の5月まで実質9か月を切っていて、最近の月日の経過が早く感じられる中ではあっという間にやって来そうで、少しずつ準備を始めようと思っています。


 さて、ゴルフコースにはバンカーが人為的に作られていますが、ほとんどのアベレージゴルファーにとってバンカーインはどこであれ避けたいと思っているはずです。


 私はフェアウェーバンカーにはそう苦手意識はなく、それは私が実践する「ボギーなゴルフ」では1打目がOBにならなければまだ大丈夫なので、たとえバンカーへ入った場所が悪く脱出優先で打ったとしても、まだボギーオンの可能性は残るからです。

(この場所ではトップ目に打つと先の高くなった部分に当たりそうで脱出優先になります)


 フェアウェーバンカーはほとんどが平坦な場所から打てることも多く、そうでないバンカーは最初から徹底的に避けるようなマネジメントをすることになります。
 つまり入っても良いフェアウェーバンカーであれば、時には狙って打ったりしますが、そうした場合はほとんど入らないのがヘボゴルファーのヘボたる所以です。


(阿蘇ハイランドの3番パー4はティーから正面に見える左バンカーを狙いますが、最近は手前のバンカーが潰されているのでなかなか入らないようになりました)

(右に大木があるため実質的な右ドックのコースだと考え、左バンカーからスライス目でフェアウェーを狙いますが、スライスがかからずバンカーインでも可だと考えます)


 フェアウェーバンカーからグリーンが狙えると思えば10yほど距離が出る番手に持ち替えてトップ球を打つようにすれば、そこそこ結果はでるものです。


 なぜそう打つのか理由は、まずトップ目に打つという意味は逆にダフったらバンカーからは距離が出ないからで、フェアウェーバンカーからダフることはまず第一に避けたいミスだからです。


 また1番手ないし2番手距離が出るクラブを使うことはコンパクトに振ることを意識するためで、砂地の中でのスタンスでは大きな体重移動をしてしまうと足場が沈むことでヒットミスに繋がるため、普段より体重移動を無くしたスイングにすると結果的に飛距離が落ちるためです。


 また長めの番手はロフトも立ち気味になり、砂の上の球を深く沈み込ませることなく横から払い打ちできるというイメージも湧きやすいのです。

(球へのコンタクト時には必ず球が地面に押された後にクラブフェースの上に乗っかるもので、下が砂の場合は嫌でも球は潜ってしまい、それがダフリ易い原因です)



 次の動画は昨年の阿蘇ハイランド16番パー4のティーショットが右バンカーインした際の動画ですが、ピンまで155yと少し距離があるバンカーからのセカンドを2番手大きいU6でトップ目に打ち、グリーン周囲まで運んで寄せ1になっています。


  


 ここでのセカンドは綺麗な当たりのバンカーショットではありませんが、ゴルフは格好ではなく結果が大事でどんなにプロのようなフォームで打っても結果が伴わなければ意味がないのです。


 この体重移動を抑える打ち方は、50yほどのアプローチショットでも使っていますが、いわゆるゴルフスイングではダメだとされる手打ちスイングだともいえます。


 手打ちのスイングでも時と場合によっては有効なスイングになるもので、ゴルフでは「飛ばさない」スイングこそ最もスコアメークに重要になるのです。


 ゴルフは一定の距離の先にある直径108ミリのカップに少ない打数でカップインさせるゲームなので、飛距離を求めるスイング練習をするだけでは最後の距離合わせが上手くいくはずもなく、飛ばない打ち方も飛ぶスイング同様にゴルフでは重要な技術だということです。