三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

露天風呂を思い出す

 今日は日曜日ですが、A室の老夫婦が午前中に退去することになり、早朝から退去準備を始めました。
 私は一応「手伝いましょうか?」と声をかけましたが、結局はおばちゃんと話が弾み、おじちゃんが1人で掃除機をかけ始め「邪魔してすみません」と部屋に引きさがりました。


 しばらくするとドアをノックする音が聞こえ、「これで失礼します」と声が聞こえたので慌てて外に出て行くと、すでに玄関前に老夫婦の車が横付けされ、最後の荷物を積み込むだけのようでした。


 おじちゃんも含めて蕎麦の話や病気の話などで最後のお喋りとなり、「このシェアハウスでまた来年元気に会いましょう」とお互いの健康を期してお別れになりました。
 おじちゃんは脳腫瘍という病魔に侵されているので、自宅のあった室蘭から転居し北大病院近くのアパートを借りていますが、近所にあるお友達のお蕎麦屋さんに行くためにこのシェアハウスを長期間にわたって借りていたようです。


 私が入居して40日経ちますが、その間にお二人を見たのはほんの7~8回で、その都度私の腰痛を心配してくれて、いろいろ話しかけてくれました。
 おじちゃんからは、蕎麦「道」についてもいろいろ教えてくれ、これまでの蕎麦に関する認識が一新したところです。


 B室の男性は昨日から不在なので老夫婦が退去後は1人きりになりましたが、昼過ぎから明日のゴルフ5美唄コースでのラウンドに備え、滝川市民ゴルフ場へ練習に行ってきました。


 このゴルフ場は、練習グリーンやアプローチ用グリーンを無料で利用でき、いつも20球100円の貸し球を使ってパットやアプローチの練習をし、最後は打ちっ放し練習場でその20球を打って終わるという練習にしています。

(今日は日曜なので13時スタートの薄暮組のカートが列をなしていました)

(芝の上から無料で練習できるのが良いところです)

(打ちっ放し練習場もあるため、ショートゲームの練習後は借りた100円20球の球をここで打って終わりにします)

(体力不足なのでドライバーで10球も打ったら息が上がります)


 帰りに買い物してシェアハウスに戻ると、前後して隣室の男性が帰って来ました。平日はリモートワークなので週末は毎週のように北海道各地に行っていて、今回は金曜日に私が屈斜路湖の野湯の情報を教えていましたが、網走・知床に行ったついでに和琴半島にある野湯(温泉)に入りに行ったと言っていました。


(7年前に行った屈斜路湖にある和琴半島。7月でしたが寒くてジャンパーを着ています)

(無料の露天風呂温泉。温度調整は湖側の排出口を塞ぐと水位が上がって底面から噴出する熱泉が水圧で押さえられ、温度が下がります)

(岸の半分はコンクリートで囲われていますが、底面は砂で所々から熱い温泉が噴出しています)

(7年前は案内してくれた「流離のゴルファー」が写真を撮ってくれました)


 私が行ったのはもう7年も前で、その時は誰もいない屈斜路湖畔の無料露天温泉に入って気持ちよかった思い出がありますが、温度調整方法を詳しく教えていなかったので隣室の男性は「熱かった」と言っていました。
 近くにいた人に利用方などを尋ねたけど、教えてくれなかったとも言っていて、私もうろ覚えだったため金曜日は詳しく説明できなかったのです。


 今回の道東の旅でこの温泉にも行こうかと候補に挙げていましたが、野付半島に行くために海岸線ルートで根室から網走に向かうことにしたため、屈斜路湖ルートは外れていましたが、今回7年前の写真を見直し、また行ってみたいなと懐かしく思い出しました。


 ただ片道300km弱あるため、今回はさすがに見送りです。それにしても隣室の男性は私が5泊で計画した道東の旅と似たようなルートを1泊2日で回っていて、その行動力の凄さに驚くばかりです。