三重苦ゴルファーの日記

70歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

「70台」は夢のスコアではない

ゆうぽん

 今年も残り3日になりました。勤め人だったころは、今日から6日間の年末年始休暇に入るため、唯一の長期休暇になっていましたが、毎年恒例だった定期監査が12月から1月に県立学校に来るため、12月だったら終わってゆっくり休暇に入れたものの、1月実施予定だったら終わるまでなんとなく正月気分はありませんでした。


 そんな年末年始の気分もすでに退職後8回目のお正月を迎えることになり、すっかり忘れてしまいましたが、再任用なり再就職なりしなくてよかったと今はつくづく感じています。
 もし65歳まで勤めての退職だったら、貴重なゴルフのための5年間を「無駄」にしたことになり、今から楽しもうと思っても「坐骨神経痛」や「狭心症」が出てゴルフどころではなかったはずです。


 今朝の情報番組「スッキリ」で今年の総集編があっていましたが、2月に出演者の問いに答えたミュージシャンの布袋寅泰氏が、「迷った時は心の声を聞け」とアドバイスしていましたが、退職時の私立からの誘いやそのまま再任用で残る道もあったその後の人生で、「ゴルフをしたい」という私の心の声に従った自分を褒めたいと思っています。


 さて、一般的なパー72のゴルフコースは、レギュラーティー(RT)で6100y前後、バックティー(BT)で7000y前後になるものです。
 もちろん地形的なものがあり、一概に距離の長短でティーが区別されるものではありませんが、凡その傾向になります。


 つまりパー3=150y✖4=600y、パー4=350y✖10=3,500y、パー5=500y✖4=2,000yの合計6,100y程度がRTの距離であり、
同様に パー3=200y✖4=800y、パー4=400y✖10=4,000y、パー5=550y✖4=2,200yの合計7,000y程度がBTの距離だということです。


 RTから「72」というスコアを出すためには、必要な飛距離はパー3で150y打てればパーオン2パットのパーになり、パー4では200y+150yでパーオン2パットのパー、パー5でも200y+150y+150yでパーオン2パットのパーを取れる計算になります。


 もし、あなたが200yを打てるドライバーショットの飛距離と150yの距離を打てるショット力があり、グリーン上で2パットで凌げられたら「72」というスコアは可能だということです。


 こうしてみると、「72」というスコアがそこまでレベルが高いものではないと分かるはずで、男性だったら200yの距離を打つドライバーショットや150yを打つアイアンショットはそこまでハードルが高いものとは思わないはずです。


 ただコースの距離はそれぞれ違い、ショットでも正確に距離や方向を合わせて打てるものではないため、グリーンやカップまで微妙な距離が残ってしまいますが、それを合わせるのがアプローチ力とパット力であり、いつもこの日記で書くようにスコアメークに必須の技術になるものです。
 ただ、ギリ「79」程度で良いのであれば、失敗は18H中7回までは許されるため、もっと難易度が下がるものです。


 YouTubeのラウンド動画には大げさなタイトルを付けたがる傾向があり、それを見ると一般的なアマチュアゴルファーにとって、70台のスコアは難しい「夢のスコア」だと思われがちですが、実はなんていうことはない誰でも作れるスコアだと言えます。
 その辺にいる冴えないおっちゃんでも出せるスコアであり、誰でも考えてゴルフを組み立てられるのであれば達成可能な目標です。


 勘違いして欲しくないのが、70台のスコアのためには「ドライバーショットで250y以上必要」だとか、「バックスピンの効いたアイアンショットが必要」などという間違った意見で、こうした間違った考え方に毒されているうちは目標達成が困難になってしまいます。


 飛距離は200yあれば十分で、180yであってもショートゲーム(アプローチとパット)を磨くことが出来れば、BTからでも70台のスコアは出せるものです。


 私のHCの赤水はBTだと7,100yほどありますが、理事長杯や社長杯などでは数年前までBT使用でした。(今は年代別に使用ティーが変わっています)
 そこに70歳代の方が参加しても十分に戦えるのは、結局はアプローチ勝負になるためで、ボギーオンして寄せ1もしくはボギーを繰り返していれば、ハンディー競技なので優勝も可能になるものです。


 皮肉な話ですが、ドライバーの飛距離を伸ばそうとするとOBの危険性を高めてしまうため、70台のスコアには届かなくなってしまいます。
 OB=2打ロスであり、18H中7打まで許されるスコアロスをたった1回で2打も消費してしまうからです。


 スコアを安定させたかったら飛距離を抑えることの方が重要で、プロなどでもドライバーを使わずFWやアイアンなどでティーショットしているのはOBなどのトラブルを避けるマネジメントによるものです。


 ということは、もしドライバーショットで飛距離アップの練習をしているのであれば、それはスコアメイクとは逆行する練習だといえるもので、150yの距離を200yにアップさせるのであれば問題ありませんが、200yを250yに伸ばしても何も実利などないことだと断言できるものです。

     

     (距離が出なければOBやハザードに届きません)


 何度もここに書いていますが、スコアは最終的にはパット力であり、正しいパットの打ち方を身に付けなければ、70台のスコアは出せません。
 70台のスコアを出したいなら、パットを教えてくれるレッスンに通い、ショット練習の代わりにパット練習を充実させた方がずっと目標達成に近づくはずです。


 パット数を30打未満に抑えることが出来れば、ショット数はアプローチを含めて50打で良いことになり、18Hのうち実に14Hでパーオンを逃しても「79」という最低限の70台のスコアは出せることになります。


 ショット練習だけに明け暮れる練習熱心なアベレージゴルファーに言いたいのは、「その練習では『70台』のスコアを出すのは厳しいよ」という厳しい、しかし真実の一言です。