三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

本音は大事

 今朝の熊本は秋晴れで、天気予報では日中にかけて気温も21℃まで上がる予報で、久しぶりの洗濯日和になりそうです。

       

 今日は午後から県民割の全国版を初めて使って、半年ぶりになる菊南温泉に行こうかなと思っていますが、県民割と市民割を併用して利用できた10月までと違ってお得感は少ないのに11月中は予約がほぼ取れないほどの状況になっていて、「県民割が全国に拡大」というアナウンス効果は絶大ということでしょう。

  

 (菊南温泉の予約サイトによるスタンダードな部屋の予約状況。これまでは平日は問題なく予約が取れていたのに「×」の日が多くなっています)


 同様に阿蘇のホテルもどこも満員で、最近は早朝ゴルフなので宿泊までしようとは思いませんが、試しにいくつかのホテルの予約状況を見ても予約枠自体がないほどの盛況になっています。

  

(五岳ホテルは12月22日まで予約が取れません。平日の素泊まり料金は変わっていません)


 ただホテルによっては、これまで調べた料金とは違って値上がりしているのは、秋の行楽シーズンということを差し引いても、全国割に乗じた便乗値上げではと思われます。

   

(このホテルの1人の素泊まり料金は五岳ホテルより安かったはずですが、2,600円以上も値上げされた料金がHPに表示されています) 


 普段から宿泊料金はチェックしているので値上げはすぐに分かりますが、県民割を使ったとすると支払額は5千円を切るとはいえ、気持ちの良いものではなく、料金が今後下がっても二度と利用したくはないというのが本音です。


 さて、この数日は寒くなり、そうなると家の中に閉じこもり気味になりますが、そうした場合はYouTubeを手当たり次第に視聴することになります。
 手あたり次第とは言っても傾向はあるようで、YouTube画面には私が好む関連の動画が右側に表示されますが、ゴルフ関係・パソコン関係・将棋関係・鉄道関係・交通取り締まり関係が表示されているので、それらを視聴する傾向が高いのでしょう。


 ゴルフ関係で視聴したものの中に「ひぐけんゴルフ」があり、その中で「トラックマンで計測してみると5年前のドライバーと今のものとの飛距離はほとんど変わらない。1桁の差があれば大ニュースになる」というコメントを聞き、これは本音を言えるチャンネルだと好感を持ちました。

 これはスイングなどで極限まで飛距離を追及しているプロにとって、用具を変えたからといってすぐ簡単に飛距離アップするものではないという意味なのでしょう。
 もちろん、200yも飛ばせないアマチュアゴルファーが最新のドライバーで正しい練習をすることで飛距離が伸びることはあっても、それは最新のドライバーでなくても同じ結果であり、用具を変えたからではないはずです。


 つまり、伸びしろがあるから練習することで2~30yの飛距離アップを果たせるわけで、それはもともとスイング効率が悪かったからであり、元のドライバーでも同じように練習していても飛距離アップは同じ結果だということです。


 「ひぐけんゴルフ」の中で、ケチってはいけないもの3選として上げていた内容にも、同感した部分がありました。
 挙げられたものを順に書くと、以下の内容ですが、最後の①が一番大事だと言っていたので、順番とは違って3番目に①を付けています。


 ② シャフト(スイングに合ったシャフト選びは大事)
 ③ 最初のレッスン代(コースレッスンも大事)
 ① 基礎練習にかける時間と打ち放題にかかる料金(基礎練は大事)


 YouTuberの中には、商品提供を受けてCM的に紹介することも多く、あるパソコン関係のYouTuberが「貰ったから言うのではないのですが、これはいい」的なコメントを述べていて、提供してくれた商品をスルーするわけも行かず、かといって使えないと貶すこともできないはずで、もしそんなことをすれば二度と新製品の提供はされないはずです。


 つまり人気のある番組は、その中には何かしらの思惑があることが予想され、特にゴルフの用具などについてのコメントは、私は忖度の塊だと思っています。
 もし、私にドライバーの新製品が無料で提供されたら、もちろん大々的に褒めるはずですが、そんなことは起こらないので、私は「何を使ってもドライバーはほぼ同じ」だと極論しているのです。


 偶々見た番組ですが、あるシニアプロ(?)のチャンネルにも本音が出ていて面白いものでした。
 迂闊にもチャンネル登録をしていないので、そのチャンネルの名前などが分からなくなってしまっていますが、その中のコメントが本音だと思ったのでした。


 関西弁で画面に映らない人とのやり取りが面白く、ヘッドを走らせる方法の中で腰を痛めやすい打ち方などを説明していて、その部分はもう一度見たいと思っています。
 そのなかで、トップやフォローの形だけに拘るアマチュアの考えをナンセンスと笑い飛ばしていて、見ていて私もそうだと思っているので笑って同感したものです。


 それにしても、ゴルフレッスン関係だけ取って見ても、いろんな意見を違う角度から主張する動画が多いことが見て取れます。
 たくさんの動画の中で見てもらわないと儲けが少ないためで、1人でも見に来てくれることを目的に過激な表題を付けることも多いようです。


 私は「絶対に」とか「誰でも」とか断定的な題名が付いているものは懐疑的になり視聴しませんが、それはゴルフにこうすれば「絶対に」上手く打てる方法があると思っていること自体が間違いだと思っているからです。


 そういう私も「絶対に上手くなるショートゲーム」と銘打って、「アプローチの達人」を講師に動画撮影でもしてYouTubeにアップしようかと思って達人に出演を打診しましたが、笑って却下されてしまいました。


 上級者はそんなことなどあるはずないと分かっているからで、技術習得は練習の積み重ねの結果であり、「こっそり教える秘伝の方法」などとさも秘密があるかのごとく、初心な迷えるゴルファーを騙して金儲けしたいという私の目論見を達人に見透かされてしまったようです。