三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

冷蔵庫を買いに行く

 今日から10月に入りましたが、熊本の天気は晴れで朝夕は涼しい気温だったものの、日中は25度前後まで上昇しそうです。


 昨日は近くのヤマダ電器に別用で行き、その際に冷蔵庫売り場に立ち寄り、前回に店員と交渉していたパナソニックの冷蔵庫を購入してしまいました。


(購入したのはパナソニック製のNR-F558HPXという550Lの製品です)


 ネットで調べた価格に比べ、特にお買い得とは思っていませんでしたが、他の家電だったらまずネット購入を検討したものの、さすがに冷蔵庫のような大型家電になると、設置や旧品の処分などいろいろその他費用が発生するものが多く、単に価格だけの比較では測れない部分が多くなりますが、実店舗での購入だとその部分の心配が少ないためです。


(ネットでの最安値は240,000円でしたが、23,760円の延長保証と7,000円の設置費が必要です。他に旧品の処分費と運搬費が別にかかります)


 というのもネット購入は、設置費用別ということが多く、大型テレビなどは自分でギリギリ対応できるものの、100Kgを越える冷蔵庫を入れ替えするのはさすがに1人での対応はできません。
 ネット購入では、冷蔵庫の場合、旧品の処分・運搬費用や新品の延長保証も別料金になるもので、それらを加算するとそう大きな違いはない料金が前回の交渉で提示されていたのです。


 とりあえず、もう一押しと思い、ポイントでも付けてくれるならと思っていましたが、気持ち2千円の現金値引きをしてくれたため、購入(268,000円)に至ったのでした。


 自宅から一番近いのがヤマダ電機ですが、この店舗はこれまで家電品を購入する際のほぼショールーム的な存在になっていて、まず購入候補の品をある程度定めたら実際に行って現物を確認し、併せて値札でネットの価格と比較し、ネットで注文するやり方をしていました。
 価格交渉前の値札とはいっても、ネットの最安値と比較したら相手にならない金額になっているため、悪いけど店舗で購入する気など全く起こらないのです。


 それでもヤマダ電機の「ザ・安心」という保証プランには入っていて、これはネットで購入したテレビの有料長期保証に入る代わりに入ったものですが、年会費が2割引きの3,200円ほどで3千円分の割引券(500円✖6枚)が付いているため、テレビの保証期間が過ぎてもそのまま加入していて、割引券は小物を購入する際に来店して使っています。


 今回の冷蔵庫の購入で感じたことが、大型家電も自動車の購入のように、価格がハッキリしないことです。


 以前は車の場合「店頭渡価格」「車両本体価格」「実際の契約価格」とあり、店頭では付属品を含めた「店頭渡価格」が大きく表示され、実際の車そのものの価格である「車両本体価格」は小さく表示されていました。
 その上で営業マンと値引き交渉することになり、ほとんどが「今日だけ出せるギリギリの価格です」と言いながら次週に行くとそれ以上の値引きを出してくるもので、正直ディーラーの営業マンの言葉は信じられないものでした。


 最近は、「一般社団法人 自動車公正取引協議会」が指針を示し、以前の「抱き合わせ販売」である「店頭渡し価格」などの不透明な価格表示は姿を消したはずですが、それでも営業マンとの価格交渉は残っているものです。


 冷蔵庫など最近の家電品には「定価」「メーカー希望小売価格」などがなくなり、ほとんどが「オープン価格」になっていて、売り手が仕入れ値に応じて価格設定ができるため、大規模店ほどメーカーへの価格圧力が強めに出来るようですが、売り場の価格表示はほとんどは高めになっていて、車販売のように値引きを前提としているため、価格交渉は必須になっています。


 黙って言い値で購入するお客もいれば、値引きを頑張る客もいて、店員は相手と話しながら様子を伺うもので、できるだけ高値で買ってくれれば自分の営業成績も上がるのでしょう。
 それもこれもネット販売という「店舗無し」「在庫なし」という商売が可能になった弊害で、大型家電量販店のように大規模な店舗で従業員を雇用しながら販売数を増やす販売方法は、以前は有効だったものの、私のようにショールーム的な使い方をする客が多くなると、先行きが不透明になるのは仕方ないのかもしれません。


 購入した冷蔵庫は明後日の月曜日に設置予定ですが、色をダークブラウンにしたので、台所内が暗めになるのか心配なものの、きっと鏡面風の材質だったので、光を反射してくれるはずと期待もしています。