明日の早朝ラウンドのため、今日は阿蘇に前乗りしています。いつもの五岳ホテルですが、今日も夕食だけをお願いして、豚しゃぶ豆乳鍋にしています。

　五岳ホテルは小さなビジホですが、南阿蘇の小山旅館の系列とのことで、料理は同じようなものが出て、それでいてリーズナブルな料金で食べれます。
　ビジホなのに温泉があるのもお気に入りで、早目にチェックインして一番風呂に入るようにしていて、今日も15時からゆっくり温泉に浸かって腰を伸ばしました。
　夕食はいつも早目の18時からにするのは、このホテルはビジネス関係の客が多く、19時頃が一番混むためです。

　なぜかビジネスプランとほぼ変わらない料金で会席プランが選べ、ホテルの人からも900円ほどの追加料金なのでこちらがずっとお得ですと以前に教えてくれました。

（通常は馬刺しになりますが私は苦手なので刺身に変えてもらいます）

（鍋は豆乳鍋で、火をつけてもらい自由に自分で入れて食べます）

（ご飯などを持って来てもらい、鍋に野菜と肉を一度に投げ込みます）

会席プランにはデザートまで付いてくるのが甘党の私にはうれしいものです。

　18時からはビジネスプランの客1人と同じ会席プランの男女がいました。ビジネスプランの客はすぐに食べ終え、部屋に帰って行き、男女の客と私だけが食堂にいることになりました。

　この女性は40歳台風で、私が食堂に入るときに入り口に1人で待っていて、しばらくして男性と入ってきたものです。
　最初は、話声がそう大きくなく、特に聞き耳も立てなかったのですが、徐々に女性のテンションが上がったのか声が大きくなり、嫌でも2人の会話が聞こえてきました。

　どうやら仕事関係の2人で宿泊しているようで、男性は女性より若く、女性が先輩風な様子でした。
　もちろん部屋は別々のようで、別注文の飲み物もそれぞれに付けていたので、変な関係ではないことは明白でしたが、男性のテンションは変わらないものの女性の声が大きくなっていたのは、さもありなんという感じでした。

　女性はアルコールを飲んでいるわけでなく、コーラをお代わりして注文していて、会話はたわいない途中での運転の話題のようですが、最初とは違って女性の声がかなり大きくなっていることから女性だけ盛り上がっているのが見て取れます。

　先に私は食べ終えたので、その後の展開は分かりませんが、きっと女性は普段とは違ったシチュエーションで楽しかったのだろうと思ったものです。
　
　ちょっとだけ、この後の2人は大丈夫かなと心配しましたが、男性のテンションはあまり変わらなかったので、間違いなどは起こらず、楽しいだけの食事会になったのだろうと思っています。
　男女に関わらず、若い異性と一緒に食事するとテンションが上がるのだと微笑ましく思った夕食でした。