三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

GOLF BRAIN ナナハチ78

 今日は参議院選挙の投票日ですが、投票したい相手がおらず、どうしたものかと思案中です。
 選挙になれば議員はきれいごとだけを並べますが、普段は全くその存在感がない議員が参議院には多く、都道府県選出の参議院議員は知事が代表すれば十分だと思っていて、ほとんどが単に議員を儲かる楽な職業として選んだのではと勘ぐってしまいます。


 知事は多忙とはいってもネットを使えば参院での議論に参加はできるはずですが、私は基本は一院制で充分だと思っているものです。


 さて昨日、CS放送のゴルフネットワークで「GOLF BRAIN ナナハチ78」(以下「ナナハチ」)という番組を見て、なかなか面白いと思いました。
 たまたま、レッスン会から戻ってシャワーを浴びた後の13時に、テレビのCS放送を入れたら始まったばかりで、つい見入ってしまいます。


 「ナナハチ」は変わったルールで、「ベストボール方式」はアマチュア出演の番組でよくあるものの、この番組では「ワーストボール方式」を採用しているのが特徴です。


 今週の出演者は堀川未来夢プロで、最近はネットのレッスン番組でもよく見かけるため、あまり知らない男子プロの中では、わたしにとってお馴染みのプロになります。


 番組では、キャディーと2人だけでプロがラウンドしますが、ショット毎に2球を打ち、その中で悪い方を立ち合いのプロが指定し、それをホールアウトまで続けるのです。
 つまりナイスショットしても、もう一度打ち、同じようにナイスショットしなければ悪い方を採用されるため、プレッシャーがかかるものですが、この方式の最大の難関はグリーン上のパットだと分かります。


 堀川プロは1番・2番とパーパットを一度は決めるものの、2打ともには決められず、ボギーが先行してしまいます。
 番組中で本人が話していましたが、2.5mの距離はPGAプロでもカップインは50%の確率だと言っていて、どちらか一方を決めればよいという条件なら簡単でも、2回とも外せないという条件ではプレッシャーは半端ないもののようです。


 9ホールのラウンドですが、7オーバーになった時点でチャレンジは終了してしまいます。最終的にアンダーのスコアを出せれば賞金が100万円とのことで、最初見たときはプロだったら簡単かなと思ったものでした。


 しかし、打つ球を指定する立ち合い人もプロなので、距離に関わらず難しい状況の球を選択できるため、そのプレッシャーが1番・2番と堀川プロに襲い掛かったようです。
 それでも雨という悪条件の中、見事に3番・4番と微妙な距離のパーパットを連続して決めていて、今後の展開が楽しみになります。


 「ナナハチ」は複数回の放送のようで、今回の「#1」は7月13日(水)午前1:30~と7月18日(月)午前8:00~で再放送が予定されています。
 「#2」の初回放送は7月19日(火)午後10:00~とあり、続きをぜひ見たいと思っていますが、1シリーズは計4回の放送があるので見逃しても安心です。


 ここで番組名の「GOLF BRAIN」の「BRAIN」とは「脳」という意味の単語ですが、私はゴルファーには「考えること」つまり「ゴルフ脳」は必須だと思っています。
 プロが悪条件をどのように克服していくかが見どころですが、番組途中でプロが発するキャディーとの会話も同様に見どころ(聴きどころ)だと思います。


 あるホールで「ティーショットでバンカーに入れたら、絶対にその球を次の球に指定されるから、3Wで(潰して)打つ」的なキャディーとの会話が聞こえてきました。
 ※番組の中で使われた用語は「潰して」だったかは忘れてしまいましたが、そんな類の用語です。


 意味は、距離を落としてスライス目に打つことのようで、「払って打つ」はフック目に打って距離を出すことだと後のコメントで説明があっていました。


 この言葉は私には分かる気がして、私も阿蘇ハイランドの2番のティーショットでは5Wで上から叩いてスライスを打つイメージを持っています。
 反対に16番のセカンドで前方の木がスタイミーな場合、右バンカーを狙ってアイアンを払い打ちするようにしてフック球を打つようにしていて、レベルは全く違うけど同じようなイメージなんだと納得したものです。

(2番のティーショットは、5Wで球を潰すようなイメージで打っています)

 16番は右ドックのコースを真っすぐ突き抜けるとこんなライになり、グリーン左手前の大木がスタイミーになるため、つま先下がりではありますが、右バンカーを狙って払い打ちでフックを打つようにしています。


 打ち下ろしの11番でも、170yほどを8鉄で払い打ちでフック目に打つようにして、通常150y弱の8鉄ですが、打ち方で距離が大きく変わることを実感しています。


 同じスイングだけでなく、状況に応じたショットがイメージ通りに打てれば、ゴルフはもっと楽しくなるもので、「曲がる球」は一般的に嫌われますが、曲がりをコントロールできれば自己満足度は高くなるものです。