三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

久しぶりにレッスンに参加する

 今日は土曜日ですが、サンバレーゴルフプラザで開催されている鋤田プロのレッスン会に参加しました。
 実は、昨日、鋤田プロからメールが入り「暇だったら遊びに来ませんか?」とお誘いを頂き、午前中だけでもと、ありがたくお誘いを受けたものです。

(レッスン前に以前のように球を積み上げて準備しました)


 レッスンの初めに毎回、鋤田プロから何かしらの講話がありますが、今日は昨日起こった銃撃事件で亡くなられた安倍元総理の話題を取り上げられ、レッスン開始前には全員で黙祷を捧げました。


 土曜日のレッスン会は「土曜ゴルフ部」といい、参加者はシングルさんをはじめ競技ゴルファーを含むそれなりのレベルの方々です。


 今日の参加者は、私以外は最初は5名で後に2名の途中参加者がいましたが、全員が顔見知りでもあり、相変わらず練習に頑張っている様子を見て、最近ゴルフ熱が冷めてきた私にとって少しは刺激を受けることができました。


 レッスン生の中にはドライバーの飛距離300yを誇る飛ばし屋もいて、そのうちの1人であるゴルフを始めて2年ほどの「ナガ」君が難しい「くまもと空港CC」で自己ベストの93を出したことが紹介されていました。


 「ナガ」君は30歳代の若者ですが、私がレッスンに通っていた頃に100切りを果たしたものの、その後は伸び悩んでいたものです。


 レッスン会では、現在「アプローチ選手権」というイベントをやっていて、これは30y・50y・80yのグリーン(人工マットで固い)を狙って、2人が対戦するもので、3つのカテゴリーがあり、レッスン生それぞれがリーグ戦方式で対戦して、カテゴリー別の部門優勝と併せ総合優勝を狙っていくものです。


 プロが、レッスン生だけでは上達の度合いが相対的に分かりにくいため、私と対戦させて上達具合を客観的に見たいと思われたのか、今日は「ナガ」君と「フリーの部」で対戦することになりました。


 試合形式は、各人が12個の球で交互に目標グリーンを狙いますが、30yは1mほどの円の的に直接もしくは1バウンドで当てれば1点、50yと80yは直接オンで1点で、なおかつグリーン上に球が停まれば+1点となり、12球の1セットを2セット行ってトータルの点数差が結果となるものです。

 以前の「ナガ」君は、50yの距離感は合っても80yはほとんど乗らずというレベルだった記憶がありましたが、さすがにレッスンの効果が見て取れ、今日の対戦ではほぼミスなく打っていました。


 まず30yの的当てですが、以前の私は50㎝ほどの距離表示版を狙って当てていましたが、それより大きい的だったものの、今日は当てることはできず、ドローになりました。
 次に50yですが、「ナガ」君は確実に1点を加算するのに対し、私は戦略を間違え、「オン+停止」の2点を狙ってショートを繰り返し、負けてしまいます。


 80yはさすがに固い人工マットのグリーン面では止まらず、連続のショットで疲れも出始め、結果的にトータルで負けてしまいました。


 その後、「ナガ」君と「ミーちゃん」(60歳代のおっさんです)の対戦の審判をしましたが、後方で見ていた「ナガ」君の特に80yのショットがとても上手くなっていたことに驚きました。


 以前は基本ドロー打ちという印象で右にも左にも球が散らばっていたものが、今日はフェード気味の球筋で80yを打っていたためで、グリーンを狙うショットとして最高の球筋だったのです。


 実は、ベストスコアだった空港のホールバイホールをプロが皆の前で報告させ、本人はフェアウェーキープとスコア・パット数は記録していましたが、ゴルフ内容そのものはほとんど記憶しておらず、プロや皆から散々弄られていたのです。
 つまり、ラウンド後の反省をやっていないことは明白で、本来は記憶が薄まらないうちにホール毎にセカンド以降に使ったクラブや結果などを克明に記録しておくと、今後のラウンドに役立つものですが、それをやっていなかったため説明できなかったのです。


 ミスをしたホールは記憶に残っているものの、パーやボギーだったホールの記憶は無さそうで、実際はパーが取れたとしてもショット毎の反省はするべきで、偶々マグレが重なったのか実力で取ったのかを明確にしておかないと安定したスコアを望めません。


 結果的に、皆からさんざん突っ込まれ、困った顔をしていましたが、マネジメントミスで無駄にスコアを崩していたのは予想され、そこをしっかりボギーで抑えられるようになると、90切りはおろか80切りも見えてくるはずで、元々のショットの質が良いため、「考える」ことが出来れば、きっと急速に伸びる余地はあるはずです。


 ただ元々天然なところがあり、「低い球を打ったら上の木の枝に当たった」と話したりして、プロから「打ったら」じゃなく「打とうとした」だろと突っ込まれていたものです。


 今日は元々暑さにも弱い私が、痛み止めを飲んで参加しましたが、さすがに連続してスイングしたためか左股関節が痛くなり、ほぼ正午までの滞在中は椅子に座っていたものです。
 体調さえよければ、レッスンを再開したいとは思いましたが、30分と持たない体調ではそれも望めず、再開ができるか、出来てもまだ先のようです。