三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

OKパットの基準のサークル

 今日は阿蘇ハイランドの1人予約が成立し、内牧温泉の阿蘇五岳ホテルを7時半頃にチェックアウトし、10分ほどでゴルフ場に到着しました。


 今日の天気予報はずっと雨で、昨日も雨のラウンド中に腰痛でリタイヤしていますが、できればキャンセルしたいと思っていて、もし私を含めて3人のうち2人が来れば断わってキャンセルするし、1人だけしか来なかった場合は付き合って出来るところまでラウンドしようと思っていました。


 今日は、初見の60歳代の方と一昨日も一緒だったプロの3バッグでしたが、プロから今日も3人目に入るとは聞いておらず、普段だと遅くても1時間前には必ず来るプロが40分前にも来なかったので、もしかしたら日付を間違えて予約を入れたのかなとショートメールを入れると、ほどなくプロの運転する車が駐車場に滑り込んできました。


 どうも途中で事故渋滞があったようですが、私が「腰痛でキャンセルしてもいいですか?」と尋ねると、快く了解を得ることが出来ました。


 もう1人は1時間前に来ていて、福岡ナンバーの車だったので「どちらからですか?」と尋ねたら「福岡から来て、ホテルに泊まって月曜日から4泊5日の連チャンラウンドしている」という答えがあります。


 話しをするとなんとなく私には苦手なタイプで、「私は腰痛が出ているため、別の1人が来ればキャンセルさせてもらいます」と告げると、指で卑猥な形を作り「これのやりすぎか?」と言うような品の無いオヤジでした。


 プロがやって来てバッグを積む際も、バッグの位置をプロに指図していて、プロも戸惑い係に尋ねていましたが、顔見知りの係も同様に戸惑いながら「どちらでも良い」ようなどっちつかずの返事でした。
※ 2バッグでキャディーバッグを外側の位置に積むか内側の位置に積むかで、そのオヤジは内側に積むようプロに指示していました。


 プロがバッグの位置を変更している際に、タバコを吸いながらプロの近くに来たため、プロが「私には基礎疾患があるので、近くでのタバコはご遠慮ください」的なお願いをしていましたが、カートに乗り込む際は「初めてのコースだから運転は任せる」的なコメントで後方に座っていました。


 私は「今日はすみません」と頭を下げて2人のスタートを見送り、フロントで「今日はキャンセルさせてください」と告げると、フロントの担当からは「またよろしくお願いします」と快く返事があり、キャンセル手続きをしてくれました。


 このオヤジはプロフィールの年齢は60歳台なので、我々とそう年齢差はないはずですが、初対面なのに最初から上から目線で話すタイプで、最初の印象は良くないものですが、果たしてラウンド中はどうだったのか、後でプロに尋ねてみようと思っています。


 次はプロからスタート前に聞いた話で、私もブログで取り上げて欲しいと言われた話題です。

(プロのブログから拝借した阿蘇ハイランドのカップ周りの画像。白いサークルはOKの基準です)


 プロから聞いたのが、阿蘇ハイランドの取り組みである「OKパット」の目印についてです。
 このゴルフ場は「OKパット」を推奨していて、そのためにカップの周囲に半径50センチほどのサークルがあります。


 阿蘇ハイランドは距離が短く、安価なプレー代なのでコースデビューの初心者も多く、中には初心者4人でのラウンドらしき光景を見るゴルフ場です。
 カップから球を取り出す際に、初心者はカップ淵を傷めたり、カップ周囲を踏んだりする恐れもあり、またプレーでも短いパットを何度も往復してしまいがちです。


 初心者にゴルフは楽しいことを感じてもらうためには、ある程度のOKパットは取り入れたほうが良く、それは進行上のペースアップにも繋がるもので、後ろに続く組への配慮にもなるものです。


 プロも良い取り組みだと思ってブログで紹介したそうですが、「OKパットは他から指示されるものではない」というコメントがあったそうです。


 私はプロ同様にサークルは良い取り組みだと思っていましたが、世の中には何でも反対の意見をいう輩はいるものです。
 もとより、ゴルフ場が「OKにしなければならない」などと強制しているものではなく、あくまでOKの目安を示しているもので、同伴者にサークル内に停まった球にはOKを出すよう推奨しているだけです。


 嫌ならばOKしなければ良いだけですが、サークル内の球は普通に打てば間違いなくカップインするもので、他のラインを踏まないよう不自然な打ち方を避けるため、マークして無用な時間を使うより、OKを出す方がスマートであり、プレーファーストの精神には合致するものだと思います。


 厳密にいうと、「OK=コンシード」はマッチプレーにしか適用されないルールであり、ストロークプレーではルール上は完全ホールアウトが求められますが、試合でもなければ普通に仲間内の「OK」はストロークプレーでも行われているもので、そうしたコメントを書く輩は、ルール原理主義者なのか、はたまたルールに無知なのかのどちらかだと思われ、「何でも反対」という天邪鬼な性格なのでしょう。


 本来は、このサークル内に足を踏み入れることは後続組のためには避けるべきで、それはカップ周りが踏まれると微妙なラインが狂うためです。
 OKパットの基準サークルを書くことに反対の輩は、ホール内から球をピックアップの際にサークル内に足を踏み入れたり、支えのパターヘッドをサークル内に入れないよう配慮しているのでしょうか?


 パットに重要なカップ周りを保護するためには、こうしたOKパットの基準になるサークルを描くことは、私は良い取り組みだと思っています。
 できれば、「サークル内に入ると2ペナ」というローカルルールを作って欲しいくらいで、これは冗談ですが、私のパットが決まらないのは、先行組の誰かがカップ周囲を踏んでしまったからと責任転嫁しようかなと思ってしまうほどです。


 それくらいカップ周りのグリーン面は全員が踏む場所ですが、他の場所とは違うデリケートな部分になり、個人的には踏み入れて欲しくないなと思ってるのです。