三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今日は楽しいラウンド

 昨夜は阿蘇五岳ホテルに宿泊し、ホテルから10分の距離にある阿蘇ハイランドゴルフ場へ7時にチェックアウトして出かけて行きました。

(ホテルの窓から見える阿蘇五岳の最高峰になる高岳の荒々しい姿)


 今日は8時26分スタートで、「アプローチの達人」との2サムに以前のレッスン仲間のトミーさんが入り、その後に初見の4人目が入る4バッグになりました。
 昨日のうちに、もし2人だけだったら早目にスタートしようと達人から言われていたものの、トミーさんは1時間前には来るけど、初見の人が入ったので定刻スタートになるだろうと考え、スタート1時間前に着くようにしたものです。


 すでに達人は着いていて、まもなくトミーさんもやって来たので「4人目が来てくれると早目にスタートできるのに」と話していたら、ゴルフ場の係員がやって来て「4人目の方は一週間早く間違えて予約されたようでキャンセルになりました」と言われ「もうスタートしますか?」と尋ねられたので、「もちろん!」と答えて1番ティーに向かいました。


 ただ1番のティーでは女性1人を含む3人組がティーショット待ちで、その後ろには初老の男性2サムの組がいて、その状況を見て達人が「そこまで早目のスタートにはならないみたい」と残念がりますが、早朝組が多くいる中で単に20分ほど繰り上がっただけでした。



 一昨日・昨日と同伴者に悩まされましたが、今日は顔見知りのトミーさんなのでお互いが勝手知ったる仲であり、3人の連携は取れてスムースに進行はするものの、前組のプレーが遅めで待ち待ちになるものでした。
 ただトミーさんが好調なゴルフを展開していたので、どちらかというと邪魔をしないようにスコアの話題をしないなどには気を付けました。


 今日は「おはようバーディー」からスタートしたものの、ショットに安定性がなく、3番で右にOBを打ってしまいますが、これは昨日の18番のOBと全く同じもので、今日は3番以外にも13番でも出てしまっています。
 13番は幸い木に当たって1ペナに入らず事なきを得ていますが、打った瞬間に右に飛び出しているもので、手打ちスイングになっていました。


 3番は昨日や一昨日は左に打っていたためスライスを打とうとしたのを失敗したもので、単に小手先で操作しようとしたのが失敗の元です。
 ここは打ち直しを選択し、これはフェアウェーでしたが、ボギーパットはカップ手前で右に切れダボになってしまいます。


 続く4番パー3では左手前からの5mのフックラインを狙ってオーバーし、返しを左に外しましたが、それを見た達人が「狙った場所に打てたのならラインの読み間違い」と言っていて、確かに手ごたえはミスパットではなかったものでした。


 5番パー5ではティーショットが当たり、2オン狙いにしたものの右に出て、アプローチをハンドレートで打つも短く、エッジからの寄せは転がって2mオーバーし、返しは上りを打てずに右に外すボギーにして、3番から連続してスコアを崩す悪い流れになってしまいます。


 6番パー4ではセカンドが右のラフから残り100yほどでしたが、右にある大木の枝で上空がブロックされU6で低く打とうとして少し上がって枝に当たりグリーン右に跳ねましたが、ここはどうにか寄せ1で凌ぎました。
 セカンドはU6ではなくU4の方が良いかなと思いましたが、携行ケースにはU6をアプローチ用に入れていて、U4をカートに取りに戻るのが面倒と思ったのが木に当たった理由で、この辺りは手を抜かずに戻ってクラブを変えるべきでした。


 8番パー3で前半2つ目の3パットが出ていますが、これはショットミスが原因でロングパットが残ったためです。
 9番パー5はセカンドでグリーンの左手前まで来ていたのに、アプローチが止まらず奥に転げ、5mのバーディーパットは真っすぐ打って右に切れてしまいます。
 達人が言っていましたが、今日のピン位置は普段とは違った位置になっていて、ラインが難しかったとのことで、私もどちらに曲がるか分かりづらく結局真っすぐ狙ってしまっています。


 前半は1バーディー・3ボギー・1ダボのスコア40で17パットでした。


 トミーさんは8番まで2ボギーで来ていて、敢えてスコアの話題は避けるようにしていましたが、本人は30台のスコアを意識してしまったようでそれまで好調だったドライバーショットを大きく引っ掛けて左の1ペナに打ち込んでしまいます。
 1ペナなので先で3打目でプレーするとボギーの可能性もあったのですが、敢えて打ち直しを選択したため、このホールをトリプルにしてしまい、残念ながら前半は41というスコアになってしまいました。


 すると10番でちょっとした事件が起こります。今日も打順は固定し、先にトミーさんが打っていましたが、10番のティーで前組のカートが280y先に動いたため、トミーさんがティーショットすると、前組の1人が歩いて戻って来てその近くに球が落下します。
 手を振って打つなという合図をしますが、私も最初に見たときはカートが先に動いていて誰も居なくなったのが確認できていたので、なぜ戻ったのかと不思議でした。


 トミーさんも驚いたものの、打ち込んだことは事実なので大声で謝り、次の11番のティーでまた謝りに行きましたが、これは前組が勘違いさせる動きをしたのが原因です。

(10番パー4のティーイングエリア)


 10番パー4は左ドックのコースで、今日のピン位置は左奥だったので、前組の1人はカートに同乗してピン位置を確認に行ったようです。
 それを我々は見たので、前組はセカンドのプレーを終わって先に進んだと勘違いしたものですが、実際は1人がまだセカンドを打っておらず、歩いて戻ってきたため気づきにくかったものです。
 こうした場合は、カートに乗って戻るべきで、そうすると我々も気づいたし、もし打った後でもカートのフロントガラスで打球は避けられ事故は防げることができますが、打つ前まで誰もいなかったのに、球の行方を見ていたら人が歩いてくるのが見えビックリしたものです。


 いくら相手の行動がおかしいといっても打ち込みは事実だし、万一怪我でもさせたら打ち込んだ方が悪くなってしまいますが、もし球が当たれば当たった方は痛いだろうし、こうした後続組に勘違いさせる迷惑な動きは、絶対にしないでもらいたいものです。


 このことでトミーさんは気持ちが乱され、このホールをボギーとしてしまします。


 私は11番パー3でミスショットして右の奥のネットで助けられたものの、下りになるアプローチを上げて寄せようとして短く失敗し、エッジからのアプローチも短く、2mのボギーパットは右に切れるダボを打ってしまいます。


 その後は、ミスもどうにかリカバリーしたり、バーディーチャンスも何度かありましたが、わずかにショートしたりとチャンスを掴めず、17番パー3でショットを右に外し、荒れたライからのアプローチが強めに入り、カップをオーバーしても返しの3mを右に外すボギーにしてしまいます。


 最終18番パー5は3打目の段下からのアプローチは手応えはバーディーチャンスと思ってグリーンに上りましたが、左奥に転がり出ていてガッカリでした。
 ここはアプローチは寄せきれずでしたが、どうにか厳しい2mのパーパットを沈め、どうにかパーセーブとしています。


 後半は、1ボギー・1ダボのスコア39で16パットでした。通算はスコア79の33パットです。


 トミーさんは、後半は4オーバーで回り、残念ながら81と70台のスコアは出ませんでしたが、以前と比べると格段の進歩が見られ、それはドライバーショットの安定感があるからです。


 本人も手ごたえは感じているようで、後は70台のスコアに意識することなくプレーできるような「慣れ」だけだと思いました。
 同伴者としてスコアを意識しないように気を付けても、当の本人は百も承知なので9番では意識してミスったものです。
 タラレバですが、9番をボギーで抑えていれば80切りは達成できたもので、今日のようなゴルフが出来ていれば、簡単に達成はできるはずです。


 私は昨日に比べてショットが悪かったものの、どうにか踏ん張れたのは余計な邪魔がなく集中できたことに併せ、トミーさんが真面目にプレーに取り組んでいたことも一因で、雑なプレーをすることで精神的な邪魔をしないように心がけたことも大きかったようです。


 ショットでの凡ミスは多いのは、それが今の自分のレベルだということですが、トミーさんのように真摯にゴルフに向き合う姿を見ると、以前は自分もそうしていたなと遠い昔を思い返したものでした。