悪い癖が出るラウンド

2022/04/06 19:52

　昨日から阿蘇五岳ホテルに宿泊していますが、今日も昨日に引き続き阿蘇ハイランドの1人予約が成立したので、10分ほどの距離にあるゴルフ場まで出かけて行きました。

（インスタートでしたが、前半はぼろぼろのスコアになってしまいます）

　今日も昨日と同様に「取引先コンペ」が入り、我々1人予約組はインスタートに回されますが、今日は1人予約がそれぞれ2サムだったためか、2組を合わせて1組にしてあるものでした。

　同組になったのは同年齢の1人予約常連さんと、初見の70歳代の方でしたが、この常連さんはマナー違反をされるためそれなりに覚悟していました。
　マナー違反といっても本人はそう思っていないため始末が悪いものですが、後ろに陣取って球の行方を見てあげるという考えで、一度お願い気味にそれとなく注意したものの、返って来た言葉が「真後ろから見ていないと球の行方が分からん」というもので、それ以上は言えなくなっています。

　今日は「アプローチの達人」と70歳代の方がフロントティー使用で、我々が白ティー使用だったので、最初に打たせてカートに戻ってもらう作戦にしましたが、それでもティーマークの横に立ったりと気になる場所に位置されます。

　後半になってとうとう「邪魔だから」と言ったのでその後は近くに立たれることは無くなりましたが、もう1人の70歳代の徘徊老人癖にも悩まされます。
　使用ティーが違うのに白ティーにやってきたり、こちらがプレーに入っているのに前方に進んだりと、途中から動きが気になってしてしまい、プレーに集中できなくなってしまいました。
　前方に動くことはこちらを意識してプレーの際だけ立ち止まってくれればよいのですが、全く目に入らない感じで、酷い場合は私がアドレスしてプレーに入っているのに背中側から前方に動いて行かれると、どうしても視野に入ってしまい、意識がそちらに行ってしまいます。

　またあるホールでは1mのパーパットを打とうとしたら、プレーが終わった後に手袋のベロをべりっと剥がすこともあり、危うく外してしまうところでした。

　カートも、達人だったら後方でプレーが終わるまで待機してくれますが、プレー中だろうと構いなく近くに寄って止めるので遅れてナビの声が聞こえてしまい、タイミングを計りながらのプレーになり、余計な部分に気が回って自分のプレーに集中できない悪い癖が出てしまいます。

　とにかく飛ばない人たちだから、カートを一番手前に置いて邪魔にならないように自分の球の近くに行って待機しますが、自分のプレーに入ると後ろからカートがやって来るので気になって仕方ありませんでした。
　それを防ぐのなら、カートが着くまでプレーをしないことでしょうが、そうなるとスロープレーになりそうで、どうしても心の中で「来るな！」と念じながらプレーに入るもので、そう思っていること自体が集中していない証拠だというものです。

　その上、ミスショットになっても「ナイスショット」とか「良い感じ」とか言われると余計にカチンと来てしまいます。
　反対にティーショットでセンターにナイスショットしたのに、「どちらに行ったか分からん」とか言われるし、「あんたに見てもらわなくても結構」と言いたい気分でした。

　その上、ほとんどミスショットですが、そのため息が耳に残り、こちらまで辛気臭い気分になってしまいます。
　他人のプレーに気を遣わないためか、同伴者のスコアも分からない人たちで、バーディーをとっても達人だけしか気づかないものでした。

　もともとが別組だったのがゴルフ場の都合で一緒になったものですが、私にとって苦手なタイプの方々で、全くゴルフが楽しめませんでした。
　達人は、こうした同伴者でも意に介せずプレーされるのが凄いところで、後ろで動こうとも普段のショットをしていて、この辺りが人間の出来の違いだというものです。

　同伴者の動きに惑わされるという私の悪い癖であり、最初から覚悟していたので諦めるか最初に「お願い」をしておくべきでしたが、私としては何度も言いたくはないものです。
　気にせずに済むこともありますが、気になりだすと際限なく気になるもので、そんな時に限ってマナー違反をされてミスを引き起こし、ますます怒って平静さを失う展開になりました。

　楽しくもなんともなく、途中で止めようかとも思いましたが、止めても最後までどうせ一緒に動くもので、それも自分だけバカみたいと思い直し、プレーを続けましたが、1人だけならまだしも予期せぬ2人目が出てきたことがある意味予想外の出来事で、まだまだ修行が足りないと思ったラウンドでした。

　怒りながらんのラウンドだったので写真を撮る余裕もなくなっています。次の写真はホテル近くの阿蘇市体育館の駐車場近くの桜ですが、もう時期を過ぎてそろそろ葉桜に変わりそうです。