三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

最凶のパー3(17番パー3)

 今年の「THE PLAYERS Championship」は、フロリダのTPCソーグラスで13日に最終日を迎えましたが、土曜日の17番パー3で名だたるトッププロが池ポチャを繰り返すのを見て、驚くとともにプロも人の子だと安堵したものです。


 TPCソーグラスはピートダイ設計のコースで、17番パー3は浮島の140y前後というプロにとっては本来はウエッジで打てる短い距離のパー3です。
 アマチュアが普段プレーするコースにも、140y前後のパー3はレギュラーティーからは普通にあるものですが、土曜日のTPCソーグラス17番はアゲインストの強風が吹き荒れ、140y弱を190y前後を打つ7鉄で打ったプロもいたようです。


 風には強弱があり、一定の強さで吹かないということも多く、ゴルフでは風の読みが大事になりますが、50yも大きく打つ必要がある強風ってどんなものと思ってしまいます。


 実は、私にも「ピートダイ設計」と「強風」という2つのワードに共通する記憶があります。
 北海道には2017年から2019年まで毎年行っていましたが、2018年の5月にそのピートダイと息子のペリーダイの共同設計によるコースで強風の中をラウンドしたことがあるのです。


 そのゴルフ場は「ゴルフ5美唄コース」というLPGAツアーのゴルフ5レディスが2016年に開催されたコースですが、私は3年間の北海道行で毎年のように年間友の会に入ってメインでラウンドしたコースでもあります。


 記憶を手繰って日記を調べてみると、2018年5月30日に1人でラウンドしていますが、その日が強風だったのです。
 ゴルフ5美唄コースは「東」「西」「中」のそれぞれ9ホールのコースがあり、ゴルフ5レディスでは中コースをアウト、東コースをインにしていたと聞いています。
 つまり「東コース8番」は17番パー3になり、TPCソーグラスと同じ流れになるもので、16番パー4から17番を挟んで18番パー4までの3つが池絡みという難しい上がりホールになっていました。

(東コース8番パー3を右横から見た様子)


 この17番になる東コース8番が浮島のパー3ですが、このコース図ではTPCソーグラスのようなイメージがあるものの、実際は周囲にラフの部分が広く、ティーからはグリーン奥の景色が重なり、浮島には見えないためそこまでプレッシャーはかかりませんでした。

(東コース8番パー3のティーからの眺め。右にも池がありますが奥の池は見えず、手前のラフが広いのでそこまでプレッシャーはかかりません)


 その日の風の様子を撮影していましたが、池の水面が白波を立てているほどで、映像の前半は東コース7番パー4のグリーンを、その後は右にターンして8番パー3の様子を撮影しています。


 この日の東コース8番パー3は、右からの強風だったので、私の記憶ではグリーン右の池を狙ってPWでティーショットし、風でグリーン方向には流されましたが、叩き落されて手前にショートしたものでした。


 記憶では最終の東コース9番パー4がアゲインストで大変でしたが、その日のスコアカードでは8番・9番と寄せ1のパーにしているのが我ながら凄いことです。


 もちろんTPCソーグラスのような速いグリーンではなかったものですが、グリーン面のアンジュレーションはきつく、それまで何度もラウンドしていて慣れていたことが要因ですが、今だったら90オーバーしていたかもしれません。


 「池」というハザードはやはりプロアマ問わずプレーヤーにはプレッシャーを与えるもので、それに強風が絡めば、アマチュアだとボギーでも良しと思って池とは反対側に打てばよいものですが、プロはそうはいかず、攻めて「風」というハザードにハマったというものでしょう。
 TPCソーグラスの17番パー3の様子を見て、つくづくアマチュアで良かったなと思ったものでした。