三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

バンカーショットの動画

 今日の熊本は曇っていますが雨にはなっていないものの、一昨日までの温暖さがなくなり冬に逆戻りしたようで、エアコンで暖房をつけるヒンヤリした午前中になっています。


 週末の土曜日なのでもちろんラウンドは入れておらず、レッスンも長期にお休みしていますが、来週はPGAのシニアレッスン会が無料で開催されるとのことで、鋤田プロから参加のお誘いを受けているので久しぶりにレッスン会場のサンバレーに行く予定です。


 無料レッスン会は正式には「PGA春休み親子&シニア無料レッスン会」といい、誰でも参加できますが、打席確保のために事前の連絡は必要で、26日と27日の土・日の朝8時から夕方17時まで、どの時間帯でも参加可能です。


 さて、以前の阿蘇大津GCのラウンド前にバンカーショットの動画を撮りましたが、スマホからYouTubeにアップすることが出来ず、静止画でアップしていました。
 しかし、その後に改めていろいろやってみたら動画がアップできたので、静止画より動画の方がイメージが掴めそうと思い、改めてアップしてみます。



 場所は阿蘇大津GCのバンカー練習場ですが、このゴルフ場にはアプローチ練習場がなく、人が多くなると画面右上でアプローチ練習を始める人が出てきてバンカー練習が出来なくなります。
 立て看板に「バンカー練習場」と書いてあって、実際にバンカーから練習しているのに後から来て危ない場所でアプローチを始める人の考えが分からず、そうした1人がいれば2人3人と増えて行って、多勢に無勢でもはやバンカー練習場ではなくなってしまいます。


 この日は早朝でまだ誰もおらず、バンカー練習場を独占して使用できたため撮影したものですが、この角度だけ映っていて、他に2か所からも撮影しようとしましたが、スマホしかなく自撮り棒も持って行かなかったので地面に直置きし、そうすると手前のラフで画面の下半分が隠れてしまうものでした。


 私のバンカーショットはプロのようにピンに絡むものでなく、脱出できればOKというレベルですが、それでも時々は「砂1」が来るものです。
 その代わり、力んでホームランを打つこともあり、打つ前に「力まない・出ればOK」という呪文を唱えるようにしています。


 動画を自分で見ても、自分の持っているイメージとは違いますが、ゴルフのスイングなんて全てそうであり、イメージはあくまでイメージでしかありません。
 そうはいっても、このイメージすることは重要で、イメージどおりスイングさえすればそんなに大きなミスには繋がらないものです。


 私のバンカーのイメージは、まず構えですが普段よりかなり腰を落とし、球から少し離れて立ちます。
 重心を下げ、靴を少し砂の中に埋め込みことで、自然とダフる形を作りますが、その際に手元も下げてSWのバンスを使う準備をします。


 私のスイングは普段はノーコック気味ですが、バンカーショットの際は意識してコックを使うようにし、「餅つきで杵を使う」イメージにしています。
 特に強く打とうとか、しっかり打とうとの意識は全くなく、コックでヘッドを上に上げ、そのまま重力で球の手前に落とすもので、砂にヘッドが落ちたら後は自然に任せてフォローを身体の左サイドまで取るというものです。



 上の動画は、ラウンド中のバンカーショットで、阿蘇ハイランド18番パー5の3打目でピンに寄せたものです。


 いつもはスタンスを砂の中に少し埋め込みますが、この時は球の位置がつま先上がりでスタンスを埋め込むのと同様に球が高い位置にあるため、埋め込まなくても相対的にダフリ易くなるライです。


 ピンまでは距離がありましたが、バンカー先が右から左への傾斜があり、その傾斜まで打てば後は勝手に転がってピンに寄ると計算し、短めに打ったためスイングも小さくなっています。
 ただ打つ前の最初の素振りは大きくしていますが、これは身体の動かし方をイメージしたもので、この大きさで振ってしまえばオーバーしますが二度目の素振りで小さく振って調整しています。


 最後に、これまでの動画はグリーン周りのガードバンカーからのショットですが、フェアウェーバンカーからの動画もあり、これは一度日記にアップしていますが、打ち方の違いを書いておきます。


 ガードバンカーからは先に書いたように、態勢を低くし、コックを使って餅つきの杵を使うイメージで球の手前にヘッドを落とす意識ですが、フェアウェーバンカーでは真逆のイメージで打っています。
 もちろん顎の高さなど状況にも寄りますが、概ね次のようなものです。


 使う番手は、1番手距離が出るクラブを使用し、イメージはハーフスイングでトップ球を打つ意識です。
 私の工夫は、安定したインパクトを得たいため右脚踵をべた足にすることですが、それだと距離が1番手は短くなるため、大きめのクラブを持ちます。
 大きめのロフトが少ないクラブの方が、横から球をヒットするイメージが湧きやすく、中途半端に50yなどの距離は難しくなりますが、80y以上だと150y程度まではこの打ち方で対処できるものです。


 この動画は、阿蘇ハイランド3番パー4の手前バンカーからのショット動画です。グリーンエッジまでは120yですが、普段だったら9鉄で打つところを8鉄でこの時は打っています。
 3番はエッジまでの距離しか打たないのがポイントで、奥に零すと寄せが難しくなりますが、手前だと比較的寄せやすく、ピン位置に関わらずトラブル時はエッジまで打って寄せ1を狙いますが、この時はたまたまオンしてバーディーパットが入りました。


 私は「ボギーなゴルフ」というボギーを基本にするスコアメークを実践していますが、バンカーに掴まった時点でパーパットが打てればOKと考えを切り替え、ダボを打たずにボギーで凌ぐことを第一に考えたマネジメントにします。


 例としてアップした動画はたまたまバーディーに繋がったバンカーショットですが、出ればOKと欲をかかなければ、時々はゴルフの神様からご褒美がもらえるもので、そのために謙虚な考え方は大事だと私は思っています。