三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

働く重機は魅力的

 今日は2月最後の日曜日です。明後日は早くも3月になりますが、2月は熱発で数日寝込んだこともあり、あっという間に終わりそうな気がしています。


 昨日の日記はアップするまでが大変だったので、今日は一転して簡単なものにします。


 下の画像は、金曜日に阿蘇ハイランドの5番パー5のティー横に止まっていた作業車を撮影したものです。
 最近の阿蘇ハイランドは、様々な場所で改造が行われていますが、5番はバックティーのティーイングエリアを改造していて、その際に不要な木々を伐採し、運び出したものです。

「IWAFUJI」とは林業機械のメーカー「イワフジ工業(株)」のようで、U-4BGとは伐採した木材を運び出す「フォワーダー」という分類の機種になります。


 16番パー4から17番パー3に移動する途中にある左側の森も、それまで鬱蒼としていましたが、中の木を間引きしているようで、機械1台で立ち木を伐採し、枝打ちして一定の丸太にカットするまでたった1人で作業ができていました。


 私も以前の職場で、九州山地へ行って丸太の搬出作業を手伝ったことがあります。クレーン付きのトラックで山中の現場に向かう際に、カーラジオで熊本出身の松岡農相の自殺の一報が流れたため、調べてみると2007年5月28日だったようです。


 手伝った目的は間伐材の丸太を使って、遊具や丸太小屋を所内(社会教育施設)に造る計画があり、担当の職員が間伐材を無料で引き取りに行くことになりましたが、現場が谷底にある急斜面でそこに散在する間伐材を、ウインチを使って道路まで運び上げる作業を数人で手伝ったものです。


 それ以前に一時期は林業科がある高校にも勤務していましたが、演習林の間伐作業などの林業実習には行ったことがなく、初めて林業の大変さを知ったものです。
 しかし、阿蘇ハイランドで投入されている林業機械は、1人で100人分以上の働きをしていて、森の中の立木があっという間に綺麗にそろえた丸太に変わっていきました。

(これはYouTubeで見つけた同じような機械。ハイパワープロセッサと呼ばれるもので重機の先端に取り付けて作業するものです。内蔵のチェーンソーで切断もあっという間です)

(これは伐採した木の枝を一瞬のうちに落としてから切断している風景。横にした材木が右から左に動くと枝が無くなっています。これもYouTubeの動画から取りました)


 私はなぜか重機に憧れをもっていて、退職後に目的もなく重機の免許を取りたいなと思っていましたが、コベルコの教習所などを調べたりはしたものの、結局はそれは実行できていません。
 それでも、こうした重機を見るのは大好きで、まだまだ知らない重機がたくさんあることが分かります。


 便利になったとはいえ、こうした作業現場は急斜面だったり、人里離れた自然の厳しい環境の中で行われるため事故と隣り合わせの命がけに作業になり、大変さが偲ばれます。