三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

私の中での流行りはハンドレートのアプローチ

 昨日の午後トンガの火山島フンガトンガ・フンガハアパイが金曜日に続けて大噴火し、その影響で日本各地に津波警報並びに注意報が発令されています。
 これまで海の向こうで起きた大地震で津波発生はあっても、異国の火山の噴火でこれほど大規模な影響を受けたことはなく、そのくらい規模の大きな大噴火だったということです。


 恐るべきことは、噴火の衝撃波で日本各地の気圧が変化したことで、もし日本近海例えば九州の南海上に位置する鬼海カルデラが同様に大噴火をすれば、約7千年前の大噴火で南九州の縄文文化が滅びたように大規模の災害が起こってしまいます。
 身近な地元にも阿蘇という活火山があるし、こちらもいつ大規模噴火が起こっても不思議ではないものです。


 我々は、地球のくしゃみで滅ぼされてしまってもおかしくない小さな存在であり、これまでの地球誕生以降の歴史上で繰り返された生物の栄枯盛衰が人類も同様だということで、もしかしたら現代人が最後の人類だったとなっても何ら不思議ではないものです。


 こんな終末思想的なことを考えていると不安になりますが、人生に終わりがあるようにそれをどう心配しても仕方ないことで、いつ終末になってもよいように、思い残すなく残された人生を精いっぱい生きることしかできないもので、私はやりたいことは「そのうちに」と思わず「直ぐ」に実行するようにこれまでも生きてきました。


 退職後に再任用の道や再就職の道を選ばなかったことも、ゴルフを年間200ラウンドしたことも、北海道に2か月間滞在したことも、それぞれその時にそうしたいと思ったことを実行したまでで、いつ終わりになっても思い残すことがないようにするためです。
 ただし、これらはあくまで私の考えであり、再任用や再就職をして社会に役立つ道を選択した同僚をどうこう言うものではなく、それはそれで立派な生き方であり、各個人の考える道だというものです。


 私は今のところゴルフを最後の趣味にしたいと思っていますが、自分の人生が予想より伸びれば、また新しい趣味に変わるかもしれず、今は単にゴルフがあるということで、そのためにゴルフ関係のブログを細々と書いているものです。


 さて、10月まで受けていたレッスンでは、プロからいろんなアプローチを教わっていました。
 その教わったことは、最初にレッスン生全員で取り組む「ゴルフ13ゲーム」という遊び感覚で行うメニューで練習したものです。

 まず第一の関門になる最難関の30yの表示板にダイレクトに当てる課題では、52度ウエッジでライナー性の低い球を打つようにし、それをクリアすると50y先のグリーン上に止める課題に変わります。


 ここでは私は58度ウエッジを使いますが、目標はマットで蔽われている人工の固いグリーンになり、止まりづらいものでした。
 ここでは、ハンドレートで柔らかく高さを出して止める打ち方を意識していて、上手く距離が合えば止まる球が打てたものです。


 これまでのラウンドではアプローチでは52度もしくは転がし用の9鉄を使うため、58度ウエッジはほぼバンカー専用のクラブになっていました。
 ラウンドをよく一緒に行う「アプローチの達人」はアプローチでは58度を使っていて、私も52度より58度を使った方が良いのではと思い直し、数ラウンド前から意識して使い始めまたものです。


 以前に使っていたウエッジは、山口県に遠征した際に当時交流のあった「師匠」と読んでいた方からプレゼントされた2本で、ゲージデザインのヘッドに私が当時のアイアンにライフルシャフトを使用していたため、ライフルスピナーを合わせて組み上げた52度と57度のウエッジでした。
 アプローチはバンカーも含め57度を使っていましたが、角溝規制の影響から現在はフォーティーンのDJ‐22に変えていて、それ以来なぜかずっとアプローチでは52度を使うようになっていたのです。


 レッスンで高く上げるハンドレートのショットを実際のラウンドでもやってみようと思ったのは、大きなスイングが出来るためで、私のバックスイングは元々小さいものですが、アプローチになると益々小さなスイングになり、結果、打ち急ぎで失敗することになりがちでした。


 距離が出ないハンドレートのショットは、その分大きなスイングが出来るため、安心感が生まれたことがよく、特に段下からの打ち上げのアプローチが精神面で打てなかったため、その状況で使うようにしました。


 いわばロブショットのようなものですが、変に小さく打たなくて良いため、安心して打てるものですが、距離感が難しいものです。
 どうしても、使い始めは手前にショート気味になっていましたが、最近は思い切って大きくスイングするように心がけていて、2パットでも良いと思ってチャレンジするように考えています。


 私のアプローチイップスは、比較的簡単な打ち上げのアプローチで出ていたもので、身体が固くなり、思ったように手が動かなくなるものですが、ハンドレートのショットでは大きくスイングすることになり、微妙な力加減が必要ないもので、手が動かなくなるケースが今のところ起きてはいません。


 このハンドレートのアプローチはいわば上げるアプローチになり、使う場面は本来は限られるもので、もっと簡単な方法が選択できるはずですが、その簡単な方法が出来ないから苦肉の策として採用しているもので、万人にお勧めできるものではないのです。