三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

冬場のアプローチはUTの転がしがお勧め

 今日は阿蘇ハイランドの1人予約を入れていましたが、熊本地方は朝から雨で、阿蘇地方は雪の予報だったため、昨日のうちに同伴者の「アプローチの達人」からlineが入りキャンセルになっています。

 阿蘇地方の道路状況をライブカメラで見ると、赤水辺りは雨(霙)模様ですが、阿蘇やまなみGCがある波野地区は積雪があるようです。
 これでは、阿蘇やまなみGCは今日はクローズかなと思っています。


(阿蘇ハイランドの今日の天気予報。朝のうちは雨が雪に変わるようですが、夜にかけて天気は回復します)


 天気予報では今後は雨が一時的に雪に変わるものの、天気は夜にかけて回復に向かうため、明日は気温は下がる予想ですが晴マークが付き、明日の1人予約は大丈夫そうです。
 もともと今日・明日と阿蘇ハイランドの連チャン予定だったため、今日は阿蘇五岳ホテルに宿泊予定でしたが、前日なのでキャンセルはせず、今日のうちに前乗りすることになります。


 さて、冬場のコースは凍結する状況もありますが、一般的にグリーン周りのラフの芝が枯れて薄くなっているもので、ウエッジで上げるアプローチは難易度が高くなります。
 そのため転がしを多用しますが、私は9鉄を普段は転がしに使っているものの、冬場はU6を使うようにしています。


 それは9鉄でもダフッたりするリスクがあるためで、UTはソールがアイアンと比較すると広いためダフリの心配はなく、併せて少しの力で強い球が出せるためです。


 達人は、転がしのアプローチではパターを使っていますが、距離感が鋭い達人だからこそで、私はエッジやカラーだったらパター選択ですが、グリーンまで5~6yの距離があればパターではイメージが湧かなくなってしまいます。


 前回の阿蘇ハイランドは終日にわたってグリーンが凍結していて、最終18番では達人は残り100yをグリーン手前の上りの花道に当ててオンしていました。
 こうした距離感が鋭いのが達人の達人たる所以で、少し強いとオーバーになるし、弱ければ傾斜を駆け上がらないことになるのに、この日はぴったりピン横にオンしていました。


 私は50yの3打目残りでしたが、直接グリーン面に打つと奥に跳ねられるため、U6で手前から転がして花道を駆け上がり上手くオンすることができました。
 同伴者の申告スコア80台の方が、我々2人のパーオンを見て「すげ~!」と感心していましたが、それしか方法がなかったのです。


 18番グリーンは3打目地点からはグリーン面はピンも見えない打ち上げになるため、手前に打つとショートし易く、現に申告スコア80台の方は手前バンカーインでした。 
 凍結が無ければグリーンに直接打てますが、それでも奥に転がりやすいグリーンになり、この日は直接打つと奥に大きく跳ねられるため、転がすしか方法がなかったものです。


 こうした状況ではUTは使いやすく、小さなスイングでも強い球が出るため、傾斜を上がっていく推進力を与えられますが、アイアンだとここまで強くヒットするとスピンが効いてしまい、上り斜面を転がる球は打ちにくいものです。


 凍結したグリーンでのゴルフは楽しいものではありませんが、ラウンドする以上は頭を使って最小限のスコアロスを目指すしかなく、好スコアは望めないものの大叩きだけは避けたいものです。
 状況に応じたクラブ選択はマネジメントといえるものですが、それには練習していることが前提で、事前のアプローチ練習ではUTの転がしを主に取り組んでいましたが、急に思い立ちぶっつけ本番で上手くいくほどゴルフは甘くはないものです。


 昼過ぎから阿蘇に向かいますが、熊本はすでに雨は止んでいて、阿蘇の雪の状況は気になるもののチェーンを携行して向かいたいと思います。