三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

鏡開きと「どんど焼き」

 今日は成人の日でしたが、成人年齢が今年4月から18歳に変わるようで、成人式そのものが様変わりしてしまうことが予想されます。
 18歳という年齢には受験生という場合も多く、受験直前のこの時期は成人式どころではないはずで、成人式に出席する層と関心を示さない層の二極化が始まるのかもしれません。


 私の成人式は47年ほど前になりますが、私自身が他県の大学に行っていたため、地元の市から案内状はもらっていましたが、行ったのは地元の学生だけで、他県の学生はほとんどが興味を示さなかったものです。
 それは、成人式に行っても幼馴染や小中学校の同級生がいるわけでもなく、ほとんどが知らない中で式に参加するくらいなら、普段のように過ごしたいと思ったためで、今の学生はどうなのか少し興味があるところです。


 昨日は地域の「どんど焼き」が行われ、そのために裏山の竹を前日までに切り、昨日の午前中に地域の有志と運び出しをしました。
 昨日の日記に書こうと思いましたが、阿蘇ハイランドで行われた女子プロによるスキンズマッチのことを長々と書いたため、今日に繰り越してしまいます。


 「どんど焼き」は地元では「どんどや」と呼ばれていますが、この「どんどや」や藁で作った棒を持って各家庭を回る「モグラ叩き」は最近まで小学校の子ども会の行事となっていたものの、コロナ禍の影響で子ども会が実施を取りやめ、地域の伝統行事をこのまま廃らせてはいけないと考える地域の有志達が、「どんどや」だけでも小規模に行おうとなったものです。


(小規模なので大きな竹ではなく、小さなものを切り出しました)


 「どんどや」は日本各地にある行事で、一部では「左義長」と呼ばれますが、本来は1月15日の小正月に行われるものの、以前は15日だった「成人の日」の休日が移動するようになったため、それに合わせて連休中に実施日に変わっています。

 近くの田圃で組み立てられ、13時に点火されましたが、こうした場所を提供してくれる有志がいればまだしも、年々周囲に住宅が建ちこみ始めると、いつまで「どんどや」が続けられるかは不透明です。

 かなり離れた我が家まで、竹の葉が燃えた灰が飛んで来るほどで、「迷惑だ」とクレームもあることも予想され、こうした伝統行事が地域の理解を得て、いつまで続けられるかは分かりません。


 鏡開きも併せて行いましたが、こちらも一般的な11日より早いものの「どんどや」で鏡餅を焼く風習があるため、早くなってしまったものです。

(鏡開きでは、ぜんざいを作り、その中に餅を入れて頂きます)


 まだこうした田舎の風習が残る地域ですが、住宅が田圃の中に立ち始め、新しい住民が多くなると、こうした地域の伝統行事も理解されなくなってしまいそうです。
 小学校の子ども会が実施できれば、若い世代に行事を引き継いでいけますが、コロナ禍では「密」を避けるためには実施を見送ることは仕方なく、早くコロナが収まって子ども会行事として復活できたらを願っています。