三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

スコアメークは簡単ではない

 今日の熊本は朝から曇り空ですが蒸し暑く、隣家の敷地ではテントを張って午前中に新築工事のための地鎮祭の神事が執り行われていました。
 これからの季節は、少なくとも8月までの日中は殺人的な暑さになるもので、工事関係者は大変だと思われます。


 神事の様子を撮影しようかなと思いましたが、我が家の方に向かって出席者が座っていたので、さすがに勝手に撮影するのはNGかなと思い、断念し、終わってテントを撤去した後だけを写したところです。

(神事に使われた盛り土だけが残っていました。白い線はいわゆる「縄張り」です)


 昨夜は久しぶりに帰省した息子夫婦が連れてきた孫の誕生日のためにケーキで祝いましたが、当の本人が風邪気味で体調が悪く、あまり食欲がなさそうでした。
 今朝は食欲が回復していましたが、まだ本調子ではないようで、せっかくの帰省でしたが遊びに出かけられず、楽しめないようです。

(結果的に半分は甘党の私が食べてしまいます)


  さて、私のゴルフスコアは、個々の出入りは大きいものの、この数年の平均数字はほぼ変わっていません。
 ちなみに私は数計算ソフトで毎回のスコアを管理していて、今年までの過去3年間の平均スコアは

 となっていて、2018年から2020年にかけて、平均スコアはわずか1.08の上昇だけに留まっています。
 1.08というスコアは1ラウンドで1回のパットが入るか入らない程度の違いになりますが、
実際は平均スコアを1打上げるのは大変なことです。

(上の表は今年の月毎の平均スコアです。寒い時期のスコアが悪いことが分かります)

 上の表は、今年のこれまでのスコア分布で、良い時と悪い時の幅が大きいものです。一番良いスコアと一番悪いスコアがどちらも阿蘇ハイランドという同じゴルフ場であることも不思議です。
 ちなみにラウンド総数との「9」差は、降雨など途中で止めたラウンドやマッチプレー、ラウンドレッスンのスコアを省いているためです。

(この表は2020年のもので、昨年も夏場のスコアが良かったことが数字に表れています)


 私は20年ほど前にもHP(今は閉鎖されています)を開設したり、HPのサブとしてブログを一時期書いていて、その際の平均スコアは84点台だったと記憶しています。
 その時期のオフィシャルHDCPは「8」になっていましたが、それでも90叩きが時々あっていたもので、自分の中で「こんなスコアでいいの?」と自信喪失していて、結果的にはしばらくゴルフから離れた時期もありました。


 退職を期にゴルフを再開し、以前のようなスコアに拘ることを止め、楽しむことに心がけるようになったのは、1人予約で知り合った「アプローチの達人」の生き方に共鳴したためで、達人が「ゴルフはどうせ遊びだから、神経をすり減らしてまでゴルフするのは止めている」と言ったのを聞いたからです。


 競技に出るわけでなく、1打に汲々としたゴルフをせずに済むと思ったら、何か肩の力が抜けたように感じました。
 すると不思議なもので、平均スコアが少しずつ縮まってきているのは、数字が証明しています。


 1人予約でたまに一緒になる90叩きの常連さんから言われたことが、「簡単に好スコアが出せるから羨ましい」という言葉ですが、気楽にラウンドしていても中身は一生懸命にやっているもので、スコアメークはそう簡単にはできないということです。
 精神的な部分は軽くなっても、簡単にスコアが出せるほどの実力はなく、真剣に頑張っても偶に好スコアが出るくらいで、それに反比例するスコアも出て結果的に現在の平均スコアに落ち着くことが不思議と言えば不思議です。


 つまり、大きなスコアの波の中で、ほんのコンマ以下のスコアが縮まるのがゴルフの上達であり、まぐれで一気に好スコアが出たとしても、それを打ち消すスコアもまた出てしまうものです。
 ゴルフは気を抜けば一気に大叩きが出るもので、それをしないようリスク管理を考えながらラウンドするコツを覚えれば、それなりにスコアは纏まるのだとやっと最近になって気づきました。


 1mのパットに大事に取り組むことができるかが、コンマ以下のスコアを縮めるか増加させるかの分岐点であり、気持ちは気楽にしていてもプレーは真剣に取り組まないと、ゴルフはそう簡単に好スコアを望めないものだと私は思っています。


 ゴルフのスコアにこれで満足というものはなく、どんなに好スコアが出たとしても反省すべきことは多いものです。


 反対に悪いスコアになったラウンドを反省すると、途中まではそんなに悪くなかったこととか、このホールの失敗が分岐点だったと分かるものです。
 そんな場合は「今日はダメだ」と思いながらマイナス思考でラウンドしているもので、いかにゴルフでは精神的な部分が大きいかを物語っています。


 まだまだ達人のように達観できる境地に入っていませんが、気楽な気分でかつ一生懸命に目標のエージシュートを目指したいと思っています。