三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ホンマのD1はコスパが高いと気づく

 今日の熊本地方は朝方から薄雲がかかっていますが、予報では晴で、蒸し暑い熊本特有の暑さになっています。
 息子夫婦が連休を利用して孫を連れて帰って来るようなので、これから空港まで迎えにいくことになります。


 さて、私はこれまでラウンドで使用する球は、基本的にタイトリストのProV1xを使用していますが、自宅保管のストックがまだ4ダースほど残っていますし、キャディバッグにも1スリーブが3箱は入っているはずです。


 最近はV1も使っていますが、それはイエロー球が欲しくて、2019年版のV1xにはすでにイエロー球がなく、V1にだけ残っていたため1ダース購入したためです。


(未使用のProV1xのホワイト球)


 ホワイトもイエローも同じ球だと思いますが、私はイエロー球がなんとなく打ちやすく感じていて、それはゴルフ以前にハマっていたテニスで使っていたフォートイエローに慣れていたからなのかもしれません。

               

 「アプローチの達人」とは私があだ名した73歳の老ゴルファーですが、彼はホンマのD1イエローを使っています。
 達人は1ラウンドで2個の球を使い、使った球はそれでお役御免となって、打ちっ放しやアプローチの練習に使っていますが、布袋にその球を何個も入れていて、ある日その1個をもらって試しに打ってみました。

(達人からもらったD1のイエロー球。使用後の球なので表面が少し汚れていますが、V1系に比べると光沢が長持ちするようです)


 達人のD1がイエロー球で、私が買ったV1のイエローが視認し易かったためですが、最初はしょせん安物だと思って全く期待はしていませんでした。
 見た目でディスタンス系のボールにありがちなソリッド感があり、打感も硬いだろうと予想しましたが、実際に打ってみると予想に反し、柔らかい感触で見た目とのギャップを感じました。


 そのうえ、V1系とは違ってカバーへの傷も付きにくく、表面の光沢も長続きするもので、達人が「1個100円しないから」という価格にも驚きました。
 V1系の約4分の1の価格ですが、性能が4分の1ということはなく、少なくとも私にはその価格差は感じられませんでした。


 それどころか、飛距離が出ることが分かり、それはアイアンの番手で顕著でした。これまで8鉄では140yという意識でしたが、今は150yと意識していて、この10yの差は大きいものです。
 9鉄でも130yが140yになり、一番手は距離が伸びていますが、これはまさしくD1という球のおかげなのです。


 ドライバーの飛距離アップはいまいち感じませんが、曲がりの少なさは実感しています。ドライバーの右へのミスはこれまで「ド」スライスでしたが、今は打ち出しが右へプッシュという場合が多く、球そのものは真っすぐに飛んでいくものです。


 つまり無駄なサイドスピンがV1系ほどかからないもので、それはアプローチなどでのスピンの効きが悪いことに繋がりますが、実際にアプローチのスピンがいつも必要とは思えず、ほとんどの場合はその転がりを予測していればよいだけです。


 しかし、ドライバーのスピンは予想できず、無駄なスライスでOBを打つくらいなら、スピンがかからず真っすぐ飛んでほしいと思っています。
 D1が気にいったと達人に言うと「何個でもあげるよ」と言ってくれ、毎回2個の使用球をラウンド後にくれるので、現在は6個ほど保有していますが、昨日もOBと1ペナで2個失ったため差し引きは0というものです。


 これまで下ろしたてのV1xを最初の1打でOBにするとかなりがっくり来ていましたが、もらったD1だとOBを気にせず打てるもので、自分で買ったとしても100円程度であれば、そこまで惜しいとは思えないものです。


 私はラウンド数が多いので、球に対する支出は馬鹿にならないもので、1個400円が100円になるのであれば、4分の1の支出減であり、飛距離もアップすればいうことなしと言うものです。


 アイアンショットのスピンも、綺麗に当たればという前提付きですが、きちんと出るもので、昨日の阿蘇ハイランド11番パー3のティーショットは打ち下ろしなので球の動きが見え、わずかでしたが戻っていました。
 ピッチマークが付くくらいの柔らかいグリーンだったこともあり、ピッチマークより球が30センチほど戻っていて、「無駄な場面で戻らないで、いつものように5y前に転がっていればベタピンだったのに」と恨めしく思ったものです。


 当面は達人の使用済みの球をもらって使い、そのうちに自分でも購入しようと思っていますが、在庫のV1xはメルカリででも売り払おうかなと思っているほどです。
 最近の好スコアの理由も、D1を使っているためで、もう戻れなくなるのかもしれないほど、D1はお気に入りになりそうです。