三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

雪が降る日に

 今日は阿蘇ハイランドのラウンド予定でしたが、半額プランが適用とならず「アプローチの達人」と相談して予約をキャンセルしています。
 ただキャンセルしなくても、阿蘇地方は今日は雪のようで、私が参加しているゴルフネットサークルKDGの掲示板にも阿蘇ハイランドは雪でクローズになっていると書き込みがあっています。

(今日のKDGの掲示板にアップされた阿蘇地方の道路状況。アップ者は配送関係のドライバーなので県内各地へ毎日行っていて、これは阿蘇登山道路の途中のようです)


 熊本地方も日中は少し雪が舞っていますが、明日にかけてところによっては平地でも積雪すると予報が出ていて、明日のラウンドも早々に中止になっています。
 北国の方々にとっては、この程度は雪ではないと言われそうですが、熊本の平地では積雪自体が年に1~2回あるかないかという状況で、雪は空から降ってくる白いものという程度の認識で、地面上に厚く積もった雪を見る機会はほとんどありません。


(金曜日の熊本市の最低気温の予報はマイナス2℃なので、5度の気温差があります)


 それでも阿蘇地方は、南国熊本にあっては北国であり、気温が5度程度は違うため、明後日の金曜日も最低気温がマイナス7℃なので、降った雪は溶けずにコース状態不良でゴルフ場はクローズしてしまう恐れがあります。


 今日の日記の題名は「雪が降る日に」ですが、当初は「雪が降る」にしていました。「雪が降る」という語呂からのイメージは、私の世代ではアダモの「雪が降る」という楽曲になります。
 1963年にリリースされ世界的に大ヒットした曲で、おなじみの「ゆ~きぃがぁふぅ~る」という歌いだしは、そのまま耳にこびり付いているものです。


 しかし、「雪が降る日に」に変えたのは、これも私世代では青春時代の思い出になる「かぐや姫」の楽曲にあるもので、こちらのほうが私にとってより琴線に触れるものだからです。


 「雪が降る日に」は1972年の第2期かぐや姫のファーストアルバム「はじめまして」の2曲目に収録された曲で1981年にシングルカットされていますが、熊本出身のシンガーだった故 村下孝蔵氏がカバーしている程度で、作品そのものは他のメジャー作品のようにヒットしてはいません。

(レコードはまだ残っていて聴きたくても、レコードプレーヤーなどを処分してしまい、曲を聴くためにはYouTubeで見るくらいしかありません)


 ただ私にとって、雪が降るといつもこの曲のフレーズが頭の中に響き渡るものになっています。
 私がかぐや姫の楽曲に触れたのは、かぐや姫の最後の2枚組アルバム「かぐや姫フォーエバー」を買ったことからで、このアルバムにも収録されています。


 この曲の詩は、とても短いもので内容は「連れて行くという約束を信じてた女性(?)が裏切られて窓の外の雪の上に続く足跡を見ている」というシチュエーションで「昨日の夢は終わる」と歌っているだけで、細かい説明は一切ありません。


 「雪が降るよ 止まずに 昨日から」と冒頭にあり、「窓の外は見えない」降雪状況だけど「雪の上に足跡 続く」という表現からも、この雪が北国の豪雪ではなく、南国の1~2センチの積雪ではと思っていて、作詞の伊勢正三(正やん)は大分の舞鶴高校出身であるため、ほぼ熊本と同様の雪への認識だったのではないかと思っています。


 私がよりこの曲が記憶に残っている理由が、就職した年の年度末に予餞会で1歳上の同僚職員と一緒にギターを抱えて歌ったためです。
 なぜこの曲を選んだのか記憶に残っていませんが、たぶん先輩が選曲したもので私も知っていたためでしょう。


 明日も寒さが厳しくなるようですが、土曜日からは気温も上がり、春の足音がまた聞こえる季節になるようです。