三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

マツダ(Mazda)株式会社の酷い対応

 昨日、日記で愛車のCX-5に「車両システム点検」のウォーニング表示が出て、販売店に持って行き、結果的にバキュームポンプの交換が必要だと言われたことを書きました。


 バキュームポンプを調べてみると、


バキュームポンプとは、クルマなどのディーゼルエンジンやターボエンジンの一部のブレーキブースターにおいて使用される、負圧を作り出す装置のこと。


 とあり、安全装置であるブレーキに関係した部品だということが分かります。


 実はマツダのCX-5には過去に同部品のリコールがなされているという前科があります。


(上はマツダのHPにあるリコールのお知らせと、下は対象になる車両)

(リコール対象は車体番号が121613番までなので、私の車体番号127000台はリコール対象外になります)


 販売店でも、リコール対象でないこと、保証期間(5年もしくは10万キロ以内)を過ぎていることを説明され、有償修理になることを告げられました。
 私は、そのこと自体は納得し、すでに昨日のうちに来週に修理を行ってもらえるように予約を行っています。


 ただ、販売店でも疑問として出しましたが、ネットの「みんカラ」というサイトでCX=5のオーナーから数件、同様の故障が報告されていて、私より購入年月日が新しい(リコール対象外)でも、販売店が同種の故障が多発していることを理由にしてメーカーと交渉し、無償修理になったケースがあることを尋ねてみました。


 有償修理になることは納得したものの、ユーザーによって対応が無償と有償になる違いに疑問を持ったためです。


(昨年10月の記事のようで、私より11か月遅い購入になるため、当然リコール対象でもなく、保証期間の5年を過ぎています)

(これも昨年10月にアップされた別の方の修理費明細。走行距離12万キロ超、登録後5年を経過しています)


 販売店の責任者の回答は「我々はマニュアルに沿って対応するしかなく、それ以外はメーカーに言ってほしい」というものだったので、昨日のうちにマツダのHPにある問い合わせ欄を利用して次のような質問を行いました。


前略
 CX-5のオーナーの熊本市の〇〇です。お尋ねと確認のために書き込みをさせていただきました。


 私の愛車は、平成24年2月27日登録された、まもなく三回目の車検を迎える車です。先月28日に「車両システム点検」が表示され、正月休みのためにディーラーが閉まっていたので、ネットで同様の症状を探したら「バキュームポンプ」の不具合であろうという予測をし、本日1月6日にディーラーに出向き調べていただきました。


 整備担当者によると、私の予想通りバキュームポンプの不具合で交換修理が必要とのことでしたが、保証期間が過ぎているため、有償修理になるといわれています。


 ネットでバキュームポンプの件について検索し、貴社のHPでリコール(届出番号4242)があっていること、並びに私の車については車体番号がリコール対象になっていないことは確認しています。
 ただ「みんカラ」というサイトで、CX-5について同様の症状が何件か報告されていて、私の購入時期以降の車両でも無償修理になっている記事が載っていますが、その辺りはどうなっているのか疑問が生まれています。


 私はこれまでトヨタ車のオーナーが長く、前車に至っては20万キロ以上も乗り続けましたが、安全に関わるバキュームポンプが故障したケースは経験したことがありません。


 つきましては、以下の3点についてお尋ねします。


(1) 私の車については、無償修理の対象ではないのでしょうか?
 ※車体番号でリコール対象でないなど分かりきった理由による回答は不要です。
(2) ブレーキという安全装置に関わる部品が、10万キロ程度でダメになるのは貴社の想定内なのでしょうか?
(3) もし同様の故障がほかにも報告されている場合、「みんカラ」の記事のように無償修理や私のように有償修理という不統一な対応がなされているのでしょうか?


 なお、勝手ながらメールによる回答を希望しますが、すでにディーラーには修理依頼を行っていますので、速やかな回答をお願いします。


 なお、私はブログを書いているので、この故障の経緯については記事にしたいと思っていて、今回のやり取りについても参考にさせてもらうことになりますのでご了承ください。


 この問い合わせに対し、翌日になる本日1月7日11時45分に一回目の電話がありましたが、その際は電話に気づかず、フリーダイヤルだったのでそのままにしていました。
 約1時間後に再度同じフリーダイヤルから電話があり、出てみると「マツダカスタマーリレーショナルなんちゃら」という部署を名乗る「コーノ」と名乗る中年そうな声の男性からでした。


 マツダの速やかな対応は評価するものの、メールでの回答をお願いしたのにと思い、そのことを尋ねてみると「故障などの問い合わせには、状況をお聞きしないとよく分からないため電話しました」と言われます。


 結果的に、このコーノ氏が何を目的に電話してきたのかが不明で、最初の方は穏やかに対応していた私ですが、だんだんと腹が立ってきました。


 問い合わせしたのは、3点ですが、その全てについてはっきりした答えはマツダからはなかったのです。
 ①については、「販売店の資格をもった担当者がきちんと対応します」と答えるのみで、②については「故障の少ない商品提供に努めています」を繰り返すのみでした。
 ③については、「販売店が判断することなので分かりません」という内容で、私の質問に対する答えになっておらず、だったら何のために電話してきたのかというものです。


 特に私が拘った点が「ユーザーにより無償・有償という異なる対応なのか?」という点でしたが、それについても「販売店の資格云々・・・」を壊れたスピーカーのように繰り返すのみで、私が「メーカーとしてリコール対象以外は一切の対応はしていないということでよろしいのですね?」と念を押しても、あやふやな物言いで断言はされませんでした。


 最後に、「今言った内容でよいので改めてメールで回答してほしい」と言いましたが、コーノ氏は「それはできない」といい、「その理由は」という問いにも「そんなことはやっていないから」と訳の分からない理由を述べるだけです。


 私は「問い合わせ欄にはメルアドも書くようになっていたけど、なぜメールで回答がもらえないのか?」と食い下がりましたが、「やっていません」と拒否されました。
 仕方なく、「あなたのお名前は?」と尋ねると「コーノ」と答えたので「下のお名前は?」と再度尋ねると「答えられません」という始末です。


 マツダのHPにある問い合わせ欄には、住所・氏名・年齢・電話番号・メルアド・車種・車体番号などなど個人情報を満載に載せさせるのに、自分はきちんとした氏名さえも名乗らないのは、元から誠意ある対応を取らないという証だと思っています。
 
 最後に「このやり取りをブログの記事にしても良いか?」と尋ねたら「どうぞ」と答えがあったので、普段は担当者の名前などは伏字にしていますが、さすがに今日は本人の了解も得られたので、書くことにしました。


 ネットで見つけた別の人のブログでも、こうしたマツダの対応する担当者のレベルの酷さに憤るユーザーの書き込みを見ましたが、せめて私の質問に対し、ある程度は答えられる調査をして電話してきてほしいものです。
 「やってません」とか「分かりません」「私はそう思います」など、メーカーを代表している姿勢は微塵にも感じられず、単なるクレームを適当に流せば終わりだという意識が見え見えだということです。

 このコーノ氏によると、ユーザー対応はメーカーは一切行わず、すべて販売店側が行うことになるようで、だったら上の「みんカラ」の書き込み「ディーラーがメーカーに問い合わせした所、同じ症状の人が多数出ているようなので無償修理になった」という記述は「嘘」か、もしくは「販売店側の嘘」だということです。


 それとも、販売店が虚偽の内容をメーカー側に上げても、メーカー側はチェックしないシステムになっているのでしょうか?


 せっかく気に入っていた愛車ですが、マツダの対応を経験してみて、一気に嫌いになってしまいました。
 次はやはりトヨタに戻るのかな?嫌だけど、、、。