冬のグリーン対応の鉄則は
今日はクリスマスイブですが、熊本地方は雨になっていて、1人予約のラウンドは中止になりました。
日記でも書こうとパソコンを開いたら、なぜかパソコンのセキュリティーソフトが使えなくなっていて、再インストールなどをしても復旧せず1人で悪戦苦闘しましたが、結局はサポートに電話してリモートで確認してもらいました。
午前中は、女性の担当者に電話を繋げながら1時間半ほどパソコンの設定などをリモート操作してもらいましたが、結果的には直らず、別の専門家から午後になって連絡があるということで一旦は終わりました。
午後3時過ぎに男性の担当者から電話があり、こちらも復旧まで1時間半ほどかかりましたが、どうにかセキュリティーソフトが動くようになりました。
私はネットはJ-COMネットを利用していて、マカフィーの利用が3台まで無料になっています。
今回の不具合の理由はよく分かっていませんが、元の設定確認書にあるメルアドやパスワードをいったんリセットして再度設定することでダウンロードできるようになったようで、これじゃ私1人ではどうしようもないということです。
昨日までは問題なかったのに、今日になって契約が切れているので更新手続きをするようにというメッセージがあったのですが、結果的にはユーザー側では太刀打ちできないものだったようです。
さて、最近の阿蘇ハイランドは朝は冷え込むため、グリーンが凍結し、直接グリーン面に打とうものならば、グリーン面はコンクリート状態なので大きく跳ねてしまいます。
23日のラウンドは10時過ぎという遅いスタート時間だったので、少し状況は変わりましたが、よくある9時前のスタートになる際の注意点を書いておくことにします。
熊本市内が2~3℃でも阿蘇カルデラ内は冷気が溜まりやすいようで、放射冷却現象も合わさればマイナス3~5℃ほどになり、朝のグリーンは白くカチカチの凍った状態になってしまいます。
(左は22日の朝で、右は21日の朝の練習グリーンの様子。完全に凍っていました)
(左の3番グリーンは日が昇ってもしばらくは日陰になるため、溶けるまでに時間がかかります)
凍ったグリーンへの対応が分からなかった先週のラウンドでは、直接グリーン面に乗せて大きく奥に跳ね、スコアを崩していきました。
阿蘇ハイランドのコースは短めできちんと1打目が当たった場合のセカンドは、どうしてもウエッジの距離になるため、高く球を上げてしまい、止まらずに成す術がありませんでした。
土曜日のレッスン時にプロにその話をしたら「冬のグリーンは低い転がしが基本」だと言われ、次からは、グリーンに直接打たずに手前から転がすゴルフを徹底すると、21日・22日と思いがけずスコアが纏まることになりました。
1番パー4は、ドライバーショットが普通に当たれば残りは50~60y程度になり、普段は52度ウエッジでピンに向かって打つものです。
21日や22日のラウンドでは、52度ではなくPWを使って手前の花道から転がすようにしていて、それが功を奏していました。
先週までのように凍ったグリーンへの高い球では勢いよく跳ねるけど、手前から転がった球は白い雪だるま状になるため、転がりが悪くなり、少々の強めの転がりでも止まってくれます。
3番パー4も同様に手前からPWで転がすようにしていますが、2番パー4だけはこの手段が使えません。
それは2番グリーンには花道がなく、手前は80y付近から凹んだラフになり、砲台グリーン手前に壁があるため、その壁にぶつけて転がし上げようとしますが、垂直のような壁なのでどうしても止まって下のラフに戻ってしまいます。
そのため3打目は手前から上げるアプローチをするしかなく、グリーン面で跳ねてなかなかピンに寄せれないため、このホールはずっとパーが取れていません。
4番パー3も手前の花道から転がしで乗せようとチャレンジしますが、170yほどなのでどうしても左右にぶれてしまい、アプローチもなかなか寄らず、そのためパットも決まらずになっています。
5番パー5は21日・22日と続けて2段グリーンの上でしたが、普段だったら止まって傾斜で戻る場所からでも跳ねて上の段に転がるようで、ここは凍結が転がしにちょうど良いホールになっていますが、この辺りからグリーン面が表面上は変わり始めるころです。
6番パー4からは、21日や22日は表面の白い氷は消えているので、手前に直接乗せてもどうにか奥目で止まってくれました。
しかし7番は花道がなく、手前が凹みで、ピンが月・火と2日続けて左手前だったので、ここも手前にショートするしかなく、パーが取りにくいホールですが、22日は達人は左に外し、下りを上手くパターで寄せてパーゲットしていたのはさすがです。
8番もピンが手前でグリーン手前が凹みのラフなので、22日は戻ってしまいます。同じく9番も凍結を警戒せずに22日は3打目をピンに打ってしまい、大きく奥にオーバーしていて、まだまだ凍結が残っていたことに騙されてしまいましたが、さすがに10時過ぎのスタートだった23日は晴天でグリーンは溶けて普通に戻っていました。
後半は凍結自体は少なくなりますが、凍った部分と溶けた部分が混在し、見た目は変わらなくても日陰が続いた部分が溶けるのが遅くなっているようです。
凍ったコースの利点は、ドライバーショットのランが出るということで、5番パー5など普段では届かない場所までティーショットの球が転がっていましたが、利点はそのくらいでほとんどは欠点になってしまいます。
グリーン上は高いアプローチは跳ねるのにパターは止まってしまうというもので、それを理解していれば低く転がすアプローチが有効だと分かります。
それも打ちすぎたかなと思う程度でちょうどよく、いわゆる距離感がなくなってしまいますが、上りの強い傾斜などをイメージするくらいで良さそうです。
明日の1人予約は無事に成立していて、明日は9時スタートなので、21日や22日のようなグリーン状態になるかもしれませんが、今日が雨だったのでそこまで気温が下がるかがポイントです。
気温が下がってしまえば、凍結は雨による水分が凍ってしまうはずで、溶けるのに時間がかかりそうです。
明日は、手前からの低い転がしを多用したいと思います。