三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

このスコッティキャメロンパターは偽物っぽい

 先日1人予約でご一緒した方が、スコッティキャメロンパターを使っていて、本人に許可をもらって持たせてもらいましたが、その際に写真撮影も許可してくれました。


 見た目はスコッティキャメロンのツアーパター ニューポート2のようですが、持ってみてなにか違和感を感じました。

 スコッティキャメロンパターには偽物が多く、このパターも私には偽物のように感じられ、まず持ち主に「どうやって手に入れましたか?」と尋ねたら、案の定「ネットオークションで安かったから買いました」との返事があり、金額は1万円ほどだったということです。


 私が「サークルTマークがついているスコッティキャメロンが1万円というはずはないから怪しいのでは?」というと、持ち主は「たぶん偽物でしょう」とあっけらかんに言っていました。
 持ち主は、パターは使って入ればよいというもので、真贋は問わない考えのようです。


 私には真贋の区別がつかないため、ネットで見つけたツアーパター ニューポート2の画像と比較してみます。(左がネットの画像で、右が同伴者のパター)


 真贋判別法ではネック辺りの凹みの形が違っているとありますが、そこははっきり私には区別できません。
 それより私には「錘ねじ」?の大きさが違っているように見えますし、色も違います。ほかにもパター表面のインサート上部の隙間も狭いようだし、全体的なフォルムも違っているように見えます。

 

 この画像比較では、フェース面のインサートの部分の隙間の間隔が全く違います。左の本物のパターは別の板がインサートされているのがはっきりしますが、同伴者のものは単に溝が切ってあるように見え、本当にインサートが嵌っているか疑問です。
 サークルTの「T」とサークルとの隙間の間隔も右のものは離れすぎているように見えます。

 真贋判別法を見ると、後方の黒い線が偽物はバックフェースに届いてないとありますが、この画像でははっきりしません。右のその部分を拡大してみました。

 私には微妙に見えてどうなのかはっきりしませんが、ラインがバックフェースまで届いていないようにも見えます。


 このラインの件より私が不審に思った最大の疑問点が、インサートを止めているであろう4本のネジのうち3本が外れているのに、インサートがビクともしないことで、偽物にあるように単に溝を切ってインサートされているように見せかけている証拠のようです。


 まぁ、他人の持ち物にケチをつけるのもなんだし、所有者も「本物でない」と認識して使っているので、外野がとやかく言うものではないのかもしれませんが、有名ブランドの偽物を製造して販売するという売る側のモラルの無さに唖然としてしまいます。