三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

昨日のレッスン内容

 毎週、土曜日はサンバレーゴルフプラザでPGAティーチングプロのレッスンを受けていて、昨日も8時過ぎには会場に到着しました。
 レッスンは9時からですが、いつものように球を積み上げてレッスン開始を待ちました。

 今日は朝方はひんやりでしたが、日中には27度ほどまで気温が上がり、そのうえ午後からは直射日光が当たるため、かなり暑さでバテてしまいます。
 すでに大型の扇風機は仕舞ってあるようで無く、みんなで暑い暑いと言いながらの練習になりました。


 いつものように、プロから各人の課題を聞かれ、私は「簡単なアプローチを失敗する」と言ったら、さっそくその練習が取り入れられました。
 10yほど先に板を投げ、それに当てる練習です。プロから動画を撮影してもらいましたが、一発で当たり成功しました。
 スマホの動画をYouTubeに直接アップさせる方法がよく分からず、静止画にしてみます。


(画像では球の行方が見えにくいため、当たった部分を拡大してみました。赤丸の球が板の左隅に当たっていて、落下の衝撃で板が少し下がって上にバウンドしています)

 このように練習ではできても実際のラウンドで打てなくなるのが私の悪い癖で、なぜなのでしょうか?


 このほか、斜面からのショット練習も行いましたが、まず団扇を使って形を覚えます。若手(パパに先日なりましたが)の「ナガ」の「つま先下がり」と「つま先上がり」の動きを写してみました。


 足場にマットを2枚置いて、つま先下がりのライを作ってあります。

(しっかり上体を折り曲げます)

 つま先下がりは上体をしっかり下げなければクラブが球に届かないため、練習では団扇の先端が地面に着くくらいまでしっかり曲げることが重要です。


 次は「つま先上がり」です。マットを2枚敷いた上に球を置きます。

(つま先上がりでは、上の3枚目の手首を曲げる動作が肝のようです)

(上の左画像のように右足前で球を打つ意識が大事です)

(「つま先下がり」のスイングとは明らかに違うスイングになります)


 ゴルフコースには平坦な場所はまず無く、いろんな斜面の複合の場所からショットを強いられるため、大まかに「つま先上がり」「つま先下がり」「左足上がり」「左足上がり」の4つの基本ライからの打ち方を知っておかなければ、上手く対応ができないものです。


 練習場の平坦なマットの上からいくらナイスショットできても、実際のコースでは全く当たらなくなるのは当たり前で、それは斜面からの基本の打ち方を知らないからにほかなりません。


 実際のコースでは、どのような傾斜のライにある球かをしっかり打つ前に把握し、複合している際は影響の多い斜面の打ち方に他の要素をミックスして調整する必要があります。


 私もそうでしたが、ほとんどのゴルファーは練習場の平坦なマットの上で同じスイングを常に再現できるようフォームを固め、コースではそのスイングを再現できればナイスショットできると勘違いしているものです。
 しかし、そう思っている間は金輪際コースではショットでのスコアメークは不可能なものだと今更ながら知ることになったのです。


 プロが説明でよく例に取るのが野球のバッティングで、ストレートの球に合わせたスイングばかり練習していても、投手が変化球を投げたら対応できないわけで、変化球には変化球に対応したスイングがヒットを打つためには必要であるということです。
 変化球でなくても、ど真ん中のストレートを打つスイング練習だけでは、低め高めの球に対応できないのは明白で、高めの球を打つ方法と低めの球を打つ方法は違って当たり前です。


 現に「つま先下がり」と「つま先上がり」では全く打ち方が違い、それを間違えると狙った方向に打てないもので、それは練習を繰り返して自分のものにすることが目標です。


 結局、レッスンが15時に終わった後も17時過ぎまで自主練習を行いました。そこで感じたのは、太いグリップに慣れてしまうと、これまでのグリップが頼りなく感じられ、ウエッジだけ交換していた太グリップを全てのクラブに付け替えようと思っています。


 今日はラウンド予定がない日曜なので、これから残りの10本のグリップ交換をする予定です。