舗装工事が終了する
自宅前の道路では下水管工事が3月から行われていて、すでに下水管工事自体は終了したようですが、現在は仕上げの路面舗装工事が行われていて、自宅前も通行止めになり、昨日のうちに舗装は完了したようです。
なかなか間近でこうした工事を見学することもなく、前回の日記にも舗装面を剥ぎ取る切削機の記事を載せたところですが、今回も舗装面を敷く様子を見学しました。
まず表面の古いアスファルト面を剥ぎ取った後に、ディストリビューターで路面にアスファルト乳剤を敷き詰めますが、ムラがある部分にはスプレーヤー使って人力で乳剤を撒き、下地との接着を容易にします。
この上を歩くと靴が大変になるとのことで、歩行者も含めて全面通行止めになっていました。
大きな重機がやってきました。アスファルトフィッシャという機械で、これにダンプで運んできたアスファルト混合物を積み替え、路面に敷き詰めます。
ダンプカーがアスファルト混合物を積んでやってきました。狭い道路なので転回場所などなく、数百mというかなりの距離をバックでダンプは入ってきます。
アスファルトフィッシャーのホッパー部分にダンプの荷台からアスファルト混合物を流し落とします。混合物は熱を持っているようで、湯気が立ち上っていました。
ホッパー部分は左右に広がり、ダンプからのアスファルト混合物を受け入れますが、その後はスクリードへアスファルト混合物を送り出しやすいよう左右が狭まるようです。
アスファルトフィニッシャは左の狭まったホッパーに貯められたアスファルト混合物をローラーで画面中央にあるスクリードという部分に送り、スクリードで路面にアスファルト混合物を敷き詰めていきます。
アスファルト混合物を路面に敷くのは機械でも、細かい部分の仕上げは人力に頼っているためたくさんの人数で作業しています。
周囲との接合部分は、プレートコンパクター(転圧機)を使って人力で固めていました。
(広い面はロードローダーで転圧しています。運転してみたいと思いました)
舗装面の敷設作業は思ったより進行が早く、1日で200mほどが完了しましたが、ダンプなどが入りにくい狭い道路なので作業効率自体は低いのかもしれません。
作業中の方々にとっては、いつまでも近くで見ているおっさんを鬱陶しいと思われたことでしょうが、普段はじっくりは見られないこうした「働く機械」に興味があり、私はずっと見ていられるのです。
初めて見た機械もあるので、もしかしたら間違った記述もあるかもしれませんが、そこはご容赦ください。