三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

コメントをもとに改めて考える

 昨日は不甲斐ないゴルフをしてしまい、しばらくゴルフのことは忘れたいと思っていますが、ある方から書き込みをいただきました。
 Kさんという方からの書き込み内容をそのまま引用させていただきます。


私はゴルフやめました。
ショットもパットも凄くいいときもあれば悪いときもあり、ただその連続性を追求するのに時間とお金、人生をかけることに馬鹿らしくなってしまったためです。最後は、あるコースに何回か通って、累積で、全ホールバーディが出せたら満足というゴルフをして、次の趣味に移りました。ゴルフより何倍も楽しんでます。


 kさん、コメントありがとうございます。きっとKさんはゴルフはそれなりの腕前だったのでしょう。
 累積で全ホールのバーディーという目標を立てたゴルフをして次の趣味に移ったとあり、なかなか並みの上級者ではできない目標レベルだからです。


 実は昨日のラウンド中に「アプローチの達人」と話をしていて、達人は「ゴルフがつまらなくなった」と言っていました。
 私もカートの中で待つ間、なんでこんな場所にいるのだろうという素朴な疑問が沸き起こり、楽しくもないゴルフをする意味が分からなくなったのです。


 私が沸き上がった疑問を口にすると、達人が「自分と似てきたようだね」と言いましたが、そもそも「つまらない」という理由は大きく違います。


 72歳の達人が「つまらない」と感じている理由は、目標に掲げていたエージシュートをすでに当たり前のようにラウンド毎に達成していて、昨日も3バーディー・2ボギーの1アンダー71というものでした。


 「ゴルフをしないと暇でやることがないから仕方なく来ている。さっさと終わって帰って飲むことだけが楽しみ」とも言っていて、昨日のような待ち待ちのラウンドでは「楽しくないから止めて帰ろうかな」とも言っていました。
 私がいるから止めないだけで、私が止めましょうか?といえばすぐに同意されたことでしょう。


 私の場合は自分の意志に反した身体の動きが起こることに頭にきて「ゴルフを止めたい」と思ったわけでゴルフに対する「思い入れ」がまだありますが、達人はレベルを超越してしまいゴルフをやる意味そのものを失っているようで、まったく私とは違うのです。


 きっと達人も何か別の趣味があれば、そちらに向かわれるのでしょうが、自宅にいると朝から酒を飲んでしまって健康に良くないため、それを防止するために早起きしてゴルフに来ているだけで、ほかに趣味がないという点では私と共通項があるのです。


 改めて自分がほかに何かしたいのかと考えても、特になにも思いつかないのが実情です。
 もし、ラウンドを止めてしまっても、Kさんのように他に向くべき情熱はなく、ただこのまま朽ち果ててしまうのを待つだけかもしれません。


 そう考えると、達人と違ってまだ目標達成は何一つできていないわけで、目標に向かって努力することを忘れるべきではないのではと一晩経って思うようになりました。


 私の場合は「つまらない」と思うことは逃げ出すことであり、それができるのは目標を達成してからのことだということです。