短いアプローチがやはり打てない
私はアプローチイップス気味ですが、グリーン周りでは9鉄の転がしを使ったりして最近はかなり改善してきたと自分では思っていました。
しかし、先日の赤水でのラウンドではその癖が再び顔を出してしまいます。このときは、敢えて52度のウエッジを使ったこともありますが、グリーン手前からの10m以内の比較的簡単そうなアプローチで何度もミスを犯してしまいました。
上の画像は赤水のスコアを再掲してみたものですが、この中で青い円で囲った部分はアプローチが成功したもので、赤い円で囲った部分は失敗したものです。
数字的には5回成功して5回の失敗なので悪くはなさそうですが、実は中身が問題であり、青丸の方は難しいアプローチが偶々寄った、若しくは長目のパーパットが入ったもので、失敗していても不思議ではなかったものです。
つまり全部失敗していたことも予想されるもので、本来は赤マルが付いたホールを確実にパーセーブしておく必要があったのです。
具体的に1つずつ書いてみます。まず成功例です。
2番パー4は、セカンドの残り距離がはっきりせず、使用クラブのPWでは厳しいかなと思った距離ですが、ラフだったのでフライヤーが起こって奥に外すとトラブルになり、ピンも手前だったのでPWで打って予想通りに砲台グリーンの手前傾斜でした。
ここは気持ちの中で予想していた想定内のことだったので、比較的、冷静に対応でき、7mほどを52度で寄せてパーセーブしました。
短いアプローチが成功したのは結果的にこのホールだけでですが、これで今日は52度を中心に練習しようと思い、使うことにしたのがベースにあります。
それ以外は、
① 8番パー4は左の元サブグリーン上から20mほどのダフリ気味のアプローチがグリーンエッジから下り傾斜でピンに寄り、1.5mほどの難しい下りスライスラインが決まったもの
② 12番パー4は左ラフから25mほどのアプローチが3mほどに付き、パットが決まったもの
③ 16番パー3は右バンカー縁のラフから25mほどのアプローチが1mほどに付いたもの
④ 18番パー5は左ラフから30mほどのアプローチがカップ横10cmに止まったもの
というように、一歩間違えればボギーどころかダボがあっても不思議ではないもので、たまたま結果が出てラッキーなものだったのです。
反対に失敗したものをみると
❶ 6番パー4はセカンドショットがグリーン手前にショートし、エッジまで5mピンまで5mほどのアプローチを52度でザックリして手前にやっとオンし、パットを決めれなかったもの
❷ 11番パー3はティーショットを右ラフに外し、8mほどのアプローチをザックリして6番同様に乗っただけで3mのパーパットを決めきれなかったもの
❸ 13番パー4はセカンドをショートし、花道から左足上がりの8mほどをザックリしてエッジにショートしたもの
❹ 14番パー4は左足上がりの花道から15mほどをしっかり打てずにパーパットの距離を残したもの
❺ 17番パー4は、4オンを狙った8mのアプローチをトップして段下へ落とし、段下からのアプローチもショート目になったもの
というものです。
❶の6番や❷の11番では、他の同伴者がもっと離れた場所からピンに寄せていて、その内側に付けるどころかパーパットは一番遠かったものです。
失敗した状況を思い出すと、6番や11番のように最後にアプローチになり、同伴者がパーチャンスに寄せたのを見て、嫌な気分になったことも事実で、寄せなければと自分にプレッシャーをかけてしまいました。
❸の13番パー4は、せっかくのドライバーショットの飛距離を生かせず、60yのセカンドをショートしてしまい、やや頭がパニック気味の中のアプローチをダフッたものです。
❹の14番パー5も同様で、フェアウェーからの残り100yをPWでしっかり打てずに手前にショートした後のアプローチでした。
つまり、パーオンできると思った距離からショットを失敗した後のアプローチを失敗したもので、2番のように想定内のアプローチでなかったことが気持ちの中での準備不足だということです。
❺の17番に至っては、ティーショットでOBを打ったとがっくり来ていて、たまたまセーフでしたが、その後のプレーが気が抜けたものになってしまい、ミスがミスを呼ぶ連鎖反応が起きてしまいました。
こうして反省してみると、ミスした後の気持ちの立て直し方が課題のようです。ミスを取り戻さなければと自分にプレッシャーをかけてしまうのは、同伴者が先に寄せたのを見て寄せなければと思うことと同様な流れであり、いったんは気持ちをリセットする術を何か見つけなければなりません。
連休でラウンドはないので、ネットで失敗後の精神的なリカバリー方法を調べてみようと思います。