グリップの偽物を買ってしまう
(このドライバーのグリップは某中古店で半年前に交換してもらったものですが、端の線が二本ではなく一本なのに気づきました。これは本物でしょうか? 疑心暗鬼が起きています)
上の画像のようにドライバーのグリップがかなり痛んでいるので、グリップを自分で交換しようと思いネットで良さげなものを探しました。
すると、現在はU6に付いているようなグリップがオークションに安価で出ていたため、それを衝動買いし、昨日のうちに送られてきました。
(上がU6に付いているグリップですがなぜか太いのです。下が今回購入したもの。U6のグリップの方が見るからに偽物っポイ感じで、これは交換しようと思っています)
ネットでそのグリップを調べると、ゴルフプライド社製のMCC・レッドのようで1本が1,200円前後しているのに対し、私が買ったものは10本で6千円余りだったのです。
これまでは長年ツアーベルベットラバーを使っていましたが、前回のグリップ交換ではお店に依頼したためコード入りにしていて、ネットで見た際にMCCは良さげに思えたのでした。
(送られてきたグリップ。見た目は問題はなさそうに思えました)
これまで交換用グリップはお店やネットのゴルフショップで購入していて、ツアーベルベットラバーは1本600円前後だったため、オークションのMCCの単価600円は恥ずかしながら普通だと勘違いしていました。
しかし、実際は600円という価格は市価の半額であり、急に不安を持ちネットで検索するとMCCに限らずオークションには多数のグリップの偽物が出回っているとあり、私が購入したものも偽物だと気づいたのでした。
本物をよく知らないため(U6のグリップも中古購入のため偽物?)比較はできませんが、ネットによると重さで偽物かどうか判明するようで、早速送られてきたグリップの重さを計測してみました。
10本の重量のバラツキは次のとおりです。
52g 1本
54g 2本
55g 5本
56g 2本
ただ、使用した計量器が小数点が出ないもののため、56gを2本乗せると合計111gなので1本当たりは56gまではいかずに切り上げて55g+αのようです。
ゴルフプライド社のHPに載っているMCCの重量は48g/47gなので、購入したものはかなり重さがあり、偽物であることは明白になりました。
別のオークションで、グリップ交換キットも購入しましたが、これも送られて来たのはチャチで、自宅を探してみるとツアーベルベット2本と一緒に交換用の道具が一式出てきて、衝動で無駄な買い物をしてしまったと反省しました。
(無名の見るからにすぐに壊れそうなカッターです。以前に購入していたのはオルファ―の同型のもので、まだ使用していないものが見つかりました)
(かなり以前に買っていたグリップ。これは2つとも50gで、正規の品と同じ重さのようです)
とりあえず、偽物は使わず、ドライバーには上のグリップを装着することにしますが、確認もせず衝動買いしてしまい、反省しています。
5gの重量の差は、果たしてショットなどにどれだけ影響があるのでしょうか?勿体ないから使ってみたい気持ちもあり、それはそこまで私の感覚が鋭いとは思えないためですが、今月の選手権が終わってから試してみよかなと思っています。
それにしても、こんなグリップにも偽物が出回っていることに今更ながら驚きです。