三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

勘違いゴルファーに送るゴルフ名言集

 古今、幾多のゴルファーがゴルフに関しての名言を残しています。今回は、アベレージゴルファーが勘違いしやすいスコアメイクやスイングに関しての名言に限って紹介してみようと思います。



 まずスコアメイクに関わる名言集です。先人は、スコアはショートゲーム次第だと我々に教えてくれているのです。



 ゴルフでは小技がすべて まず50ヤード以内のアプローチから始めよ
                      (ロバート・ディクソン)



 3打でのせて1パットでも、パーはパー
                      (ウオルター・ヘーゲン)



 スコアーの70%はピンから120ヤード以内で打たれるだから、アプローチとパット
 を重点的に練習すべきだ
                      (ジャック・ニクラウス)


 
 ゴルフは、ボールをカップに入れるゲームである
 あなたの14本のクラブの中で、ボールをカップに入れるのは、
 パターだけであるのに、なぜパターの練習はおろそかにされるのだろうか

                      (ジャック・バーク)



 もしゴルファーが、6日間1日10分ずつパッテイングの練習をすれば
 1週間に1度まとめて60分練習するよりもはるかに上達が早い
                      (レズリー・ショーン)



 パッティングに優れた者が、常に勝つ
                      (ウィリー・パーク・ジュニア)



 前回の日記で書いたタイガーウッズのラウンド前の練習でも、パット練習が多くの割合を占めていました。
 スコアはパット次第だということは、昔も今も不変の事実なのです。


 また、ゴルフのスコアメイクでは、マネジメントという考える力が必要であり、それについても先人が様々な表現で「考えること」の重要性を説いています。



 ゴルフは体力よりも主として「耳と耳との間のもの」によってプレーされる
 ゲームである
                       (ボビー・ジョーンズ)
 


 ゴルフは両手のゲームであると同じぐらい頭のゲームでもある
                       (ジェローム・トラバース)
 


 ゴルフクラブを振ることも大切だが、それ以上に重要なのが頭をどのように使うかだ
                      (青木 功)



 またスイングフォームだけに拘るアベレージゴルファーにも、先人から耳が痛い助言が多く届けられています。



 ゴルフ・スイングは指紋のようなものだ 二つとして同じものはない
 すべてが独特の形をしている 
                       (ジェームズ・ロバートソン)



 「プロの物真似屋」で終わるなかれ 諸君には諸君だけのゴルフがあるはずだ
                       (デイブ・ヒル)



 人より飛距離が出ない、見てくれが悪いということは、スコアの形成とは何のかかわり
 もない
                       (中部 銀次郎)


 
 飛距離は持って生まれたもの 逆らっては自分のスタイルは確立しない
                      (宮本 留吉)



 自信ある自己流は、自信なき正統派に勝る
                      (アーノルド・パーマー)



 
 ネットを探せば、もっと数多くのゴルフに関する名言を探すことはできます。ここに挙げたものはほんの一例ですが、いかに多くのアベレージゴルファーがスコアメイクに程遠い部分に拘ってしまっているか理解できるかと思います。


 無駄な部分に拘ることもゴルフの楽しみの一つであることは理解しますが、それだけで上達できるという間違った思い込みをしていることが問題なのです。
 スコアメイクを望むのであれば、先人のこれらの忠告に真摯に向き合うことが必要です。


 誰でも考えれば分かることなのに、実践できていないことが私には不思議です。