三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

フェリーにも乗れなかったかも

 すでに私は北海道行きを断念していますが、例年の北海道への行程ではいつも高速道路と長距離フェリーを利用していました。


 昨年までは、熊本の植木ICから九州道⇒中国道⇒山陽道⇒中国道⇒舞鶴若狭道を通り、舞鶴西ICで下りるルートを使って、舞鶴港から小樽港行の新日本海フェリーに乗船していました。
 今年は、毎回同じルートではつまらないと思い、山陽道までは同じですが、そこから名神高速道⇒北陸自動車道を使って敦賀まで行き、敦賀港から苫小牧港行の新日本海フェリーに乗船する計画を立てていました。


 フェリーの乗船・出航日は5月17日の深夜0時半ですが、実はまだフェリーの予約はそのままでキャンセルはしていないのです。
 その理由は、予約したのがほぼ2か月前のことで「春旅GOGO割プラス」という35%引きになる企画商品を使っていたからです。

(「春旅GOGO割プラス」は2か月前の予約で35%引き、「春旅GOGO割」は1か月前までの予約で25%引きという条件ですが、昨年は「プラス」はありませんでした)


 この企画商品は毎年、私は往復ともに利用(帰りは「夏旅GOGO割」になり割引率が下がる)していますが、今年は「プラス」が35%と割引率が高くなっていて、併せてツインの個室を割増しなしで利用できるサービスも利用でき、個室でゆっくり20時間の船旅を楽しむことができるものでした。
 しかし、この企画商品の欠点が1つあり、それはキャンセルや日程変更に一定の手数料がかかるということです


(すでに支払いは終わっていて、キャンセルの場合はこの規定が適用されます)


 私は、10%の手数料である7日前のギリギリまでキャンセルを待とうと思っていますが、それは新日本海フェリーのHPにキャンセルの特例という案内が載っていたからです。

 今のところ、5月11日乗船分までのキャンセル分に適用ですが、それ以前は確か5月6日までだったように記憶していて、もし緊急事態宣言が延長されればこの規定も延長されるかもと少しだけ期待しているのです。
 もっともキャンセル料はかかっても10%だと3千円ほどであり、自己都合でのキャンセルなので払うこと自体は覚悟していますし、企画商品にもこの特例が適用されるかは確認はしていません。


 そのため、毎日HPの確認をしていますが、24日付けで新しい案内が載り、少し驚いたところです。
 それは4月26日の乗船分から乗船前にフェリーターミナルで検温があり、37.5度以上の発熱が確認された者は乗船を拒否されるというお知らせでした。
 もし検温に協力しなければ、その場合も乗船拒否になるようです。

 もし遠路900Km弱を走行してフェリー乗り場に到着しても、その時に体調が悪くて少し熱発していれば、乗船拒否され北海道に行けなくなる恐れがありました。
 そうなれば港までの移動が全くの無駄足になり、北海道での宿泊など全てがドタキャンになってしまう恐れがあったのです。
 私は、普段からときどき微熱がでることもあり、長距離を走ることで疲れからそうなることも予想されるため、やはり今回の計画そのもののキャンセルはこの意味でも正解だったようです。


 もし家族で乗船しようとして、その中に1人だけ熱発者がいれば、その1人を残して乗船するか全員が乗船を諦めるかの選択を強いられます。
 特に小さな子ども連れの家族の場合、子どもの熱発はよくあることなので、出発前に注意していても急な熱発は避けられず、そうなると子どもを1人置いて乗船するわけにもいかないということになってしまいます。


 こんなリスクがフェリー乗船でも今はあるので、できれば不要不急の移動を自粛したほうが賢明だということです。